あらすじ
周囲から期待もない中、地区駅伝大会への出場をきっかけに、駅伝選手を目指すようになる12歳の少年の青春駅伝小説。平凡であるが故の強さを発揮していく、だれにも共感できる思いを生き生きと描きます。
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Posted by ブクログ
あっという間に読めました。
本の厚さは薄いのに読み応えがありました。
自分に良い方を信じてた方が楽しいという考え方に学びがありました。
読んでいたらこちらも走りたい気持ちになりました。
Posted by ブクログ
爽やかだった。
好きが劣等感を追い越していく。
シンプルなストーリー。だけど自分が駅伝を走っているような気持ちの高まりを抑えられず公園に行ってしまった。
膝痛を理由に走れない言い訳をしているんじゃないかと自問自答しながら。
私は脂肪肝解消のためにウォーキングを始め、それがジョギングに変化し、フルマラソンに挑戦したこともあった。
だからこんな話を読むと血が踊ってくる。
朝、東京新聞の本の紹介で、箱根駅伝の本があったから読みたいが膨らんだ。
続きが読みたくなる本だ。
Posted by ブクログ
苦しい練習風景が描かれているわけではないが、なかなか結果の出せない主人公走哉の悔しさが伝わってくる。腐らない彼を頑張れ!と応援したくなる。
喘息持ちだが前向きで、違う視点から物事を考えられる友人の陸が、今後大事な役割を果たしそう。続きが気になる。
Posted by ブクログ
小学生男子が駅伝に魅せられ陸上を
始めるお話でした
小学生での駅伝は簡単なものでしたが
その戦いの興奮は伝わりました
そして中学生・・・
続きがあったら見てみたい
と調べてみたら続きが出てました
機会があったら読みたいです!
Posted by ブクログ
走りたい!
速いわけでもなく、ただ走るのが好きって、
全体にいい子たちで、なかなかそんなわけにはいかないかもしれないけれど、いい話だったなあ。
速くないんだから、劣等感とかもあるんだけれど、
うーん、
もう少し書き込めてもいい気がするけど、
まあ、いいじゃないか、いい子たちで、さわやかで。
「キャプテンマークと銭湯と」を読んで、まあ、いい話だったので同じ作者の本を探したんだけど、同じようにいい話だったなあ。
Posted by ブクログ
「夢は箱根駅伝」小学校の卒業文集にそう書くことができるようになるまでの葛藤や、希望を抱いて陸上部に入部したものの、期待していたものとはずいぶん違ってしまっていた現実をどう受け止め、どう切り開いて行くのかを丁寧にさわやかに描いている。走哉と陸が、どんな風に成長していくかを是非見届けたいと思う。
Posted by ブクログ
小鳥の憧憬というサイドストーリーが入っていることで、この本の価値がぐっと上がる。
小中学生の話だし、文字も大きいし、なんて思いながら読み始めたのにすっかり引き込まれて泣きそうになった。
Posted by ブクログ
全日本大学駅伝で青山が2位だった翌日、本屋に行くと新刊文庫のコーナーにこの本があり「あさのあつこも認めた」とかあったので、つい買ってしまった。小学生から中学生にかけての話なので、本格的ではないが、一気に読んでしまった。著者は新人だというが、文章、ストーリー展開がうまいと思う。
Posted by ブクログ
かつて大学まで短距離をしていた父を持つ走哉。妹のひらりは運動神経が良く運動会ではリレーの選手に選ばれる。しかし走哉は運動で目立ってはいなかった。だが補欠で参加予定の駅伝大会で・・・。
友達の陸の目線のスピンオフあり。
Posted by ブクログ
走りの才能がある訳じゃない走哉。でも走ることが好きで努力して道を切り拓いていく青春ストーリー。
知人に勧められて読み始めた。自分じゃ読まないタイプの話だったので読み始めるのに時間がかかったけど、読み始めたら速かった。読みやすいし。
登場人物、みーんないい人で、主人公を苦しめる人がいなくて安心して読めたし、主人公が立ち止まりそうになりつつも自身を奮い立たせて頑張ると、ちゃーんと報われるのも安心して読めた。
Posted by ブクログ
駅伝大会に補欠でエントリーすることになった小学六年生の走哉。ページ数は少ないけど、心のアップダウンや複雑な気持ちを抱えながら練習を重ねていく走哉の姿に引き込まれた。
親友目線でのお話「小鳥の憧憬」でさらに走哉のひたむきな姿が際立つ。キラキラ眩しい。
これからの成長も読んでみたい。まだまだ伸びしろいっぱい。