山口路子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
20代のファッションアイコンとしてのジェーン・バーキンしか知らず、ファッションについての考え方などが書いてあるのかなと思って手に取った本でした。
セルジュゲンスブールの運命の人がジェーンだったことや、自身にコンプレックスを持っていたこと、メンズの服を等身大に着る先駆者だったことを全て初めて知りました。
本自体はよくある伝記かと思ったら、ジェーンの素敵な写真とどれも心に響く素敵な言葉が載せてあるので、詩集、プロマイド、ドキュメンタリーなどいろんな要素がありジェーンをよく知らない人でも読み応えたっぷりで引き込まれる作品でした。
好きなジェーンの言葉を3つ引用するなら
リップの色はバストトップの色 -
購入済み
ますます好きになれる生き方
オードリーが好きなので読んでみました。
彼女の人生を彼女の言葉と共に読める作品で、彼女の生き方、考え方がわかり、ますます好きになれました。 -
Posted by ブクログ
マリリンの名曲をうっとりと聴きながら感想をしたためる。
前に同著者の「ココ・シャネルの言葉」を読んだことがある。
その中にマリリンがシャネルの香水を使ったエピソードがあり、それがきっかけでこちらの本も手に取った。
読む前までのマリリンに関して無知な私のイメージは、
「思いつく限りのセクシーと妖艶さと女としての大成功を収めた有名女優。富も名声も何もかも手に入れたさぞかし順風満帆で恵まれた生活を送っているんだろう。」
…と思っていたが、読み終わった時に最初のイメージとはかなりかけ離れていて、改めて私はうわべしか知らなかったのだとショックすらあった。
とてつもなくせつなさといとおしさを感 -
Posted by ブクログ
ネタバレ傷つきやすい人特有の危うさ、悲しみ、生きづらさのようなものを承知の上で、それでもまるごと受け入れてきたマリリンモンローの生き方が好き。私も「信じない不幸より信じる不幸を」選びたい。
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ほとんどの人が彼女の力になりたいと考えていた。その非力さこそ彼女の最大の力だった。
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「傷つきやすいのだからもっと違う生き方をすべきだ」と周囲から言われても、それでもマリリンは奇跡を、愛を、信じ続けました。信じない不幸より信じる不幸を選んだとも言えます。
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韓国での慰問コンサートにて、氷点下の中薄いドレスにヒールで歌ったことを振り返って
「あのときく -
Posted by ブクログ
18歳で「悲しみよこんにちは」を世にリリースし、ベストセラー、お金持ちになり、その後スピード狂から、車事故で瀕死(その後も車は好き)、人生後半で麻薬により捕まり、最後は病で身体が動かなくなっても、愛や孤独について書き続ける、自由で知性あふれる感じが、すごく魅力的でした!
素敵な名言
私は四十三歳ですけど、パリには私に恋をしている男性が2,3人はいるし、あと1.2回は再婚もしたいの。
友だちというものは、あまり無関心でいると失ってしまうけど、理解しようとしすぎても、失ってしまうのです。
とても頭の良い人に意地悪な人はいないことを彼におそわりました。