山口路子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読みやすさ★★★★★
誰かにあげたくなる★★★★★
ためになる★★★☆☆
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歴史的大女優、オードリー・ヘップバーンがその人生の内に残した愛の言葉。
慈愛に満ちた生き方は、同じ時代を生きることが無かった自分でも敬意と感謝の気持ちでいっぱいになりました。
オードリーの残した言葉で印象に残った、いや、わたしが同じ立場になったらそう思いたい&言いたい言葉は、マスコミが『ローマの休日』出演から時間が経って、オードリーが年老いたことを書き立てて、目じりや唇のわきの皺を隠そうともせず「これは笑い皺です。笑いほど嬉しい贈り物はありません」と微笑んだこと。かっこよすぎる。
かっこよくて -
Posted by ブクログ
シャネル、強烈な人だな。シャネルを知ったら、そうそう軽い気持ちでシャネルを手にすることはできない。ましてや、人のお金でシャネルを買うなんて、シャネルに失礼な気がしてくる。まぁ、プレゼントしてくれるような人はいないのだけど。香水、リトルブラックドレス、シャネルスーツ、シャネルのリップ。どれも大人を象徴するものだと思っている。シャネルの人生を知ったら、納得。ただ歳を重ねただけの大人では持ってはいけない。ストイックに、自分を貫いてきた大人だけが手にできるもの。シャネルに見合う大人にはまだ程遠いが、いつかシャネルに堂々と臆することなく行ってみたい。
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Posted by ブクログ
シャネルの本を読んだのはこれで二冊目。
やっぱり考え方とか生き方がカッコよくて好き。
元々男性の下着などに使われていたジャージー素材を女性の外出着にするとか、喪服でしか着られていなかった黒をモードの主流にしたり、イミテーションジュエリーを作ったり…普通の人じゃ思いつかないような革新的な行動を起こしていて本当に面白い。
その行動の時代背景を知るのも楽しかった。
もともとは戦時下で布地が不足し、何かないものかと思いついたのがジャージーだったし、美術や芸術を見る時はその時代背景まで考えてみようと思った。
バレンシアガがシャネルに対して「永遠の爆弾」と言ったのも好き。 -
Posted by ブクログ
今までシャネルといえば、ハイブランドで華やかなイメージだったので、ココ・シャネルも当然華やかな人生を歩んだんだろうなと思っていました。
でも実際は、ビジネスとしては成功したかもしれませんが、幼少期が不遇だったり、愛した人が亡くなったり、かなり波瀾万丈な人生だったことが伺えます。
「嫌い」という感情や自分の信念を大切にして生きた彼女の人生は成功だったのか、幸せだったのか、人それぞれ判断は異なると思います。
私も30代になり、自分の人生をどうしたいのか?と考える時があります。自分の行きたい場所へ行き、好きなことをして自由を選ぶのか、結婚し、子どもを産み、平穏な毎日を選ぶのか。本当にどちらが幸 -
Posted by ブクログ
すっかり魅了されました。
ハイブランドには興味がないし、シャネルのお洋服も小物も一つたりとも持っていないけれども、入ってる読書会の読み友さんが読まれてたので選んだ本です。
かっっっっこいい!単純なわたしは影響されマクリマクリスティでした(薬が効いているので懐かしい言い回しに…)。
「シンプルで、着心地がよく、無駄がない」ものがシャネルのお洋服。
シャネルには手が届かないけれど、普段の服選びもこれを心に留めようと思っても、きっとワクワクするとか妙さが気になるって服を買ってしまうのかもなぁこれけらも。
どりあえず、必ず試着はしよう!!
「欠点を上手く使いこなせばいい」
「メイクはほかの人のために -
Posted by ブクログ
ココ・シャネルの言葉
著:山口 路子
紙版
だいわ文庫 327 3 D
表紙の写真が気になっていた一冊
孤児院でそだった仕事一筋の女性、そんなイメージをもった方です
気になったことは以下です
■醜さは許せるけど、だらしなさは絶対許せない
■常に除去すること。つけ足しは絶対にいけない
■男を獲物として見る女が多いのには驚かされる
私は男を罠にかけるようなことはしない
■老若にかかわらず、女の幸せは愛されることにある
■表以上に裏が大切
本当の贅沢は、裏にある
■人は非常事態のなかで才能を表すものだ
■誰も私に何ひとつ教えてくれなかった
私はすべてを自分ひとりで覚えた