橘公司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『デート・ア・ライブ』第4巻。
狂三の襲撃により絶体絶命のピンチに陥った士道たち。そんな彼らの窮地を救ったのは、炎を纏った"精霊"―――五河琴理だった。天使<灼爛殲鬼(カマエル)>の力で狂三を撃退するが、精霊の力を取り戻した琴理は、破壊衝動に身を蝕まれる。一刻も早く精霊の力を封じなければ、琴理は琴理でいられなくなる。琴理を救うための「戦争(デート)」が、今始まる―――。
精霊によって両親を奪われた折紙の記憶と、五河兄妹の失われた5年前の記憶がリンクする。ラストでは、狂三が士道を狙う目的や"黒幕"的存在も描かれ、今後、精霊という存在そのものに迫る展開が期待出来そうな雰囲気。
・・・うーん、琴理の生死が掛かっていると言っても過言ではない状況で、とりあえずキスして精霊の力を封じることが出来ないか試さないのは理解に苦しむ。デートありきで、「今回はよく知っている相手だからアドバンテージがある」とか言う場面があるけど、今回の一番のアドバンテージって、1.琴理が力を封じることに自発的であること、2.少なくとも士道を嫌ってはいないこと(まぁどう考えてもお兄ちゃん大好きなのだが)なのだから、「決死のデート!」と息巻く前に、「とりあえずキスして封じることが出来るか確かめなよ」と言いたくなる。いやまあタイトルを否定してはね。。。 -
Posted by ブクログ
タイトルとキャラビジュアル(特に時崎狂三)は知っていたが、内容は全く知らなかった『デート・ア・ライブ』シリーズ。原作小説が遂に完結したとのことで、とりあえず本編を全巻まとめ買いして読み通すことに。
発生すると、発生地点周辺を物理的に抉り取ってしまう(消失させてしまう)、「空間震」と呼ばれる現象が日常にある世界。人々は、空間震の兆候を事前に観測するシステムの構築、被災した地域を迅速に復興させる「災害復興部隊」の編制、シェルターの普及化など、空間震に対応して生活していた。
主人公である男子高校生・五河士道も、そんな世界で日常生活を送っていた。ある日の放課後、妹・琴里との食事の約束のため、ファミレスに向かおうとしたところ、空間震の兆候を告げるサイレンが鳴り響く。幼稚園の頃から行っている避難訓練のとおりにシェルターへ向かおうとしたところ、琴里の携帯電話のGPSが、約束していたファミレスに留まっていることに気付く。自分との約束を守るために立ち止まっているのではないかと訝った士道は、GPSが示す場所へと駆けるが、突如、目の前の街並みが空間震によって抉り取られ、消失する。そして士道は、空間震によって出来上がったクレーターの中央に玉座のようなオブジェと、不思議な輝きを放つドレスを纏った、長い黒髪の少女を見つける。その少女は、暴力的なまでに美しく、そして――――どこか悲しげな目をしていた。
「空間震を引き起こす原因とされる"精霊"。それは非常に強力な戦闘力を有しており、殲滅するのは困難。ならば、精霊にこの世界を好きになってもらって破壊活動を止めさせてはどうか。そうなると、"恋"をさせて大切な人を作らせてしまうのが手っ取り早い。つまりは―――精霊とデートしてデレさせろ。」
と、表向きの概要は上記のとおり。ラブコメ日常を描きながら、"精霊"という存在の正体や、主人公・士道に隠された秘密等の世界観を掘り下げていき、上記のお馬鹿な設定の裏に隠された真相を解き明かしていってくれることを期待したい。 -
購入済み
微妙…
スマホで電子書籍だと設定資料が見づらい…
個人的にインタビューとかは興味が薄いし、短編小説は4編あるけど書き下ろしは一つだけ。
他はキャンペーン小説とかレアな小説ではあるけど、読んだ事がある人も居るかも…
一つはゲーム『デート・ア・ライブ 凜祢ユートピア 』の短編だからゲームやってないと解りにくいかも…
書き下ろしはメタ小説なので、個人的にはメタネタは嫌いなのでいまいち…
総評は微妙かな… -
ネタバレ 購入済み
前後編
今回は前後編に別れたお話が有りました。
珍しい…
個人的にはこの巻はあまり琴線に触れる話がなかったかな… 残念…
最後のお話は六喰が登場。
個人的にはショートの六喰の挿し絵も欲しかったです。
あと個人的にはせっかくの短編集なんだから、各ヒロイン単体をピックアップして、デートをする話とか欲しいな…
デレた後の精霊とのデートとか、甘イチャな話が読みたい。 -
購入済み
番外編が…
内容自体は悪くないけど、番外編が多い…
そして、なぜ本編の途中にも番外編をはさむのか…
番外編が本編の間に入ってるせいで、腰をおられた感じがする。
番外編は巻末にでもまとめれば良いのに… -
Posted by ブクログ
カラーページを使った仕掛けには素直に「やられた!」と思ってしまった
これはズルいよ!十香が居なくなった世界で物悲しい終わりを迎えるしか無いのか……と思っていた所にあのラストは幾らなんでも卑怯すぎる!
でも、ああいう終わり方って心から「デート・ア・ライブ」らしいと思えるものでも有って、何だか良い意味で安心できるラストだった
この巻も前巻に引き続き描かれるのは精霊達のエピローグ。と言っても、ビースト襲撃による戦いも同時進行的に描くから21巻ほど穏やかなエピローグではないのだけれど
印象的なのは六喰、七罪、八舞のエピソードか。三者とも21巻で描かれた四糸乃と同じくらい人間だった頃の有り様が精霊としての有り様に影響した人物
だからラタトスクから教えられた人間だった頃の情報とどう向き合うのかが焦点になってくるんだよね
三者とも四糸乃のようにすっきりとした展開になることはなかったけど、それだけ乗り越えなければならない壁が大きかった証でも有る
特に親に愛されなかった環境で育った七罪があの局面で蹲らずに駆け出し、士道に、そして精霊達に愛されていると自覚する展開には胸が熱くなりましたよ
そして終盤で明かされるのはビーストの正体と彼女の顛末。予想とはかなり違う来歴の人物だったかな
でも、その予想外さが士道が辿るかもしれなかった未来の危うさ、そして士道の知る十香がその未来を回避した選択の尊さに気づかせてくれるね
ここでも士道はこれまで幾人もの精霊を救ってきた好漢らしくもう一人の十香に手を差し伸べるのだけど……
士道が手を差し伸べてくれたから、自分には救われるだけの価値があると認識できる。そしてそれだけの価値を貰ってきたのだと再認識できるから、今居る世界を捨てるなんて出来ない
士道の選択が非常にらしいものであるなら、もう一人の十香の選択も非常にらしいものだったね
春に十香と出会い、春に十香と別れ、そして……
春は命が芽吹く季節。となればあちらの世界もこちらの世界にも救済が行われるのは納得の展開
どれだけ辛い現実があっても数多の優しさで幾つもの笑顔を取り戻してきた本作らしいラストであるように思えたのでした
後書きによると本編は終わってもアンコールは続くしアニメも控えているらしいからもう少しだけ「デート・ア・ライブ」は楽しめる感じなのかな?
欲を言えばグッドエンドがあるのだからトゥルーエンドがあってもいいんじゃないかい?と思ってしまうけど -
Posted by ブクログ
既に誰もが突っ込んでるだろうけど、この表紙で「グッドエンド」とはたまげたなぁ
元凶であった澪が消えて、精霊たちも力を失い普通の少女として生活するようになって、空間震も起こらなくなってとハッピーエンドを迎えたような状況だけど、ただ一人十香だけは居なくて……
十香ってヒロインらしいヒロインってわけじゃなかったから、彼女が居なくても最低限物語は動かせるのだけど、十香が居ないだけで賑やかさは何割か減ってるように感じられる
やはり十香はこの物語に必要不可欠な存在であり、士道が彼女の不在を嘆くのも判るというもの
そもそもこの作品が誰かの犠牲で幸福になる、なんて展開を許さない作品だという信頼も有るのだけどね
そうして十香が居ないこの巻で描かれるのは精霊達のエピローグ的なエピソード
これは彼女たちが士道と出逢ってから今までの物語であり、士道への感謝の想いを綴る場でも有るんだよね
士道に愛を告げる折紙、士道を導く二亜、旧友の墓前に士道を連れて行く狂三、母親に士道を紹介した四糸乃、遂に自分の好意を詳らかにした琴里
それぞれの話に派手さはないけれど、物語が終局に至った今だからこそ、紡げるお話であるように思えた
そうした精霊達のエピローグと同時進行的に描かれるのは士道の苦悩と迷い
十香が消えて1年経っても埋まらない心の空白、また時期的にどうしても考えざるを得なくなる将来の進路
その二つの問題は通常なら全く別の問題として扱われるものなんだけど、既に将来についてあまりにも愚直な道を描き始めている士道にとっては繋がった問題となってしまうわけだね
十香がここに居ないなら、再び出逢えばいい。それは限りなく希望の薄い話では有るけれど、同時に士道らしい選択だね
穏やかな日々を引き裂くようにして現れた新たなる精霊。まあ、見た目からしてあの人に関係した精霊なのだろうけど、この精霊の存在がどうやったら「十香グッドエンド」に繋がるのだろうか? -
Posted by ブクログ
かつて無いほど穏やかな日々が展開する第20巻。
澪が消えつつもDEMの野望を挫きずっと求めていた平和を士道たちはようやく手にしたわけだけど、そこから始まるのは更に都合の良すぎる平和な世界風景。
平和を手にしたはずなのに、何故改めて平和な世界を作らなきゃいけないの?という疑問から始まる今作はとても穏やかに進行していく
士道と十香のデート風景は天香を交えて和やかなものだし、裏側で展開する精霊たちのバトルロイヤルも命を懸けたものでないから緊張感は強くない。だからデート描写とバトル描写を交互に描いても違和感なく読み進めることが出来る
それもそのはずで、穏やかにそして和やかに過ごす事こそこの世界が作られた目的なのだと判る終盤の展開はちょっとズルい。士道達の前に広がる日常風景はあまりにも強く儚い優しさによって支えられているのだと気付かされていく
だからその世界が終わりを迎える際に示されるのもやはり優しさであって。十香と士道の為にあの権利を行使する四糸乃はいつの間にかとても強い子に育っていたんだなぁ -
Posted by ブクログ
ネタバレ表紙をちらっと見た時は「なんだまた反転十香か」と思ったけど、よくよく見たらイメージに反するポージング。更には口絵であんな台詞を見たらもはや笑うしかない。
内容は前回攻略できなかった六喰への再挑戦……と思いきや反転十香もデート参入とは予想外過ぎだった。デート、相手をドキドキさせる行為を完全に勘違いした十香に触発されて六喰も苛烈なアタックを繰り返すので今回のデート内容はどちらかと言うとドMの人向けって印象。
又、遂にというかやっとと言うべきか六喰は士道に「自分だけ愛してほしい」と要求。既に何人もの女の子を手篭めにしているのだからこういう要求が出てこないほうが不思議だもんな~。他にも士道を独占したい気持ちが篭った言葉の数々からヤンデレタイプか?と身構えたけど案外無難なところに落ち着いたかな
てっきり六喰に士道の記憶が流れ込んだことで曖昧な部分のある士道の過去が明かされるかと期待したけどそんなことはなかったな。取り敢えず次巻はラストに転校してきた彼女によって一波乱起きる感じかな?