岐川新のレビュー一覧
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購入済み
和歌が素晴らしい
物語は何処かで読んだ内容だけど、心の動き等が丁寧に綴られていて、行動の矛盾が感じられず、とても良かった。
また、随所にちりばめられた和歌が、素敵でした。 -
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ネタバレ内大臣の娘である茜は、双子として生まれる。双子は忌み子のため、娘として認められてなかった。姉である照子と、茜は容姿も全く異なり、色素の薄く、双子に見られることはありませんでした。照子の入内が決まったため、侍女として着いて行くことになりました。
女御として入内した照子は、歓迎の宴に、怖くて出たくないということで茜が身代りに出ることになります。
そこで、銀の少将といわれる源雅雪と出会います。また、素晴らしい和歌を詠んだことで姉の照子は、帝に気に入られます。
雅雪は鋭利な銀の少将である自分を花にたとえた茜に興味を持ちます。
二人で内裏に起こる事件にかかわっていくうちに、容姿を理由に茜が冷たい視線に -
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ネタバレ9巻目。最終巻です。
ジェラールの元から抜け出して、一人でセラルークの元に向かったレウリア。勝手なことをするのは、いつものことですが、敵の罠にはまって、魔法陣に捕らわれてしまいます。ほんとに、もう・・。
ジェラールはすぐにレウリアの元に向かうかと思ったのですが、ここに来て大人になったみたいで、三国会談の成功の方を優先させます。
三国会談を成功させたあと、向かった先でレウリアを見つけたときのジェラールの取り乱し方は、他の同行者が意外と落ち着いているのを見ても、ほんとにレウリアのことを好きなんだなぁと、ちょっとレウリアがうらやましいです。
レウリアがジェラールの声を聞いて元に戻るのは予想し -
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ネタバレようやく一段落したと思ったラーーー!!!ヽ(`ε´〃)ノプンプン!!
てか、ジェラードさん我忘れ過ぎ!
いや、あんだけ『待て』されてんのに諦めないのは偉いのか。
それにしたって一国の王子が自覚低すぎだわ。
そりゃーギースくんもプチ切れるわ。
そして、ロシュア君の右腕はハッタリではなかったの?
わたし、
『実はレウリアをつなぎ止める為に右腕に後遺症があるように見せかけてたんだフフン♪』
的なオチで
それがばれちゃってレウリアが離れてくんだと思ってたよ。
レウリアがマジ謝りしてるところを被せて遮ってたのは
純粋に優しさだったのか。。。やましさだと思ってたよ。
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ネタバレ角川ビーンズの「赤き月の廻るころ」のコミック版です。設定が現代の梨園ということでどうなのかな?って思ったら、莉羽と流威の二人の前世が原作の方のジェラールとレウリアっていうことのようです。
莉羽と流威の性格や二人の兄、側近も原作の設定と同じ感じで、腹黒弟もいたりして、これはこれで楽しめました。たぶん、原作知らなくても十分面白いと思います。
今回は流威に対する嫌がらせの犯人は分かりましたが、莉羽の父を毒殺しようとした犯人は分からないまま。腹黒の琉輝は十分怪しいですが、原作を考えるとしずるも怪しいです。
あと、流威の秘密というのも気になるところですが、縁のない人間が梨園の主役を張ることはまずな -
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ネタバレシリーズ6巻目。
ほんとにジェラールは毎回よく命を狙われますね。
ジェラールを振って、ロシュアとともに行くことを決めたレウリアですが、その割にジェラールのことは諦めきれないところにイライラ。こんなんじゃ、みんな不幸になっちゃうよ。
って思ってたら、レウリアの力がなくなりました。
あ、これでロシュアと結婚できなくなって、ジェラールの方に戻るのねって思ったら、それでもレウリアはロシュアの元に残ると・・・。ほんと、このお姫様は・・・。
ロシュアはどう出るんかと思ったら、あっさり婚約の話は白紙に。
結構、レウリアのこと気に入ってたと見えたのに、やっぱり力だけが目当てだったんだって思ってたら、ジェ -
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ネタバレシリーズ4作目は、ブロウからの帰り道のお話。
っと、その前に、ブロウの王宮に滞在していたレウリアの元にジェラールが忍び込みます。今回は結構強引な感じだったんで、ちょっと期待したんですけど、結局はロシュアからもらったブレスレットで、レウリアが拒否して、終わり。
レウリアってば、気持ちはジェラールにあるんだから、ジェラールの気持ちを受け入れればいいのに・・・。ってか、ジェラールもいつも強気ではなくて、たまにはレウリアに涙でも流して懇願したら、意外といけるのかも、なんて。(無理でしょうけど)
で、そのあとはジェラールは視察に、レウリアは帰国と、今度こそ離ればなれかと思ったら、今回のサブタイトルで -
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ネタバレ後宮モノのヒロインに何かエッセンスを加えたタイプが最近の流行りだと思うがついに錬金術まで来るとは。
白蓮は徹底した妹思いだが家から虐げられている妹の立場もあり悪女を演じる実は健気なヒロインだ。
途中まで本気で呂清とくっつくと思ってました。
斬新なストーリーで錬金術も部分もうまく活かせていたが終わる時は結構あっさり終わったのでカタルシス的部分はやや少ない。4夫人も当て馬感が強い淑妃以外は出番がほぼ無くやや持て余した感じはある。
短くまとめなければいけないのに登場人物が多くなってしまう後宮モノには付き物な悩みではあるのでしょうがないとは思うが。
あと木蓮はただただ可愛い。普通の作品ならこっちが主役