あらすじ
異母妹を虐げているとの噂も立つ、悪名高い柳(りゅう)家の娘・白蓮(びゃくれん)。
だが後宮で皇帝・珀狼(はくろう)の目に留まったのは、侍女として連れた異母妹だった。
苛めは酷くなると思いきや……白蓮は得意の錬金術で、後宮夫人による異母妹を貶める罠を、次々と暴いていく!
そんな時『皇帝呪殺』を狙った事件が! しかもその犯人は……白蓮!?
”おまえの本当の目的は何だ?”
彼女は「悪女」か? それとも――錬金術で紐解く、中華後宮サスペンス!
岐川 新の書き下ろしショートストーリー、皇帝・珀狼の本音を描いた『龍の目覚め』を収録!
さらに、電子書籍限定で幻のカバーイラストも大公開!
感情タグBEST3
お見事‼️
物語の70%位で、うん?これは続き物なのか?と思ったのですが、きれいにまとめて魅せました!
まあ、お値段分のページ数なので多少消化しきれない部分はあれどヒロインの本当の思惑や皇帝の種明かしを後半に持ってきて恋愛面では良い意味で裏切る見事な手法でした。
とにかくヒロインの姉が策士、聡明、先の先まで手を読んで策を労するのがカッコいい‼️
虐げられてる妹もポワンとしてても姉大好きな良い子。
ストレスフリーで楽しく読みました。
Posted by ブクログ
後宮モノのヒロインに何かエッセンスを加えたタイプが最近の流行りだと思うがついに錬金術まで来るとは。
白蓮は徹底した妹思いだが家から虐げられている妹の立場もあり悪女を演じる実は健気なヒロインだ。
途中まで本気で呂清とくっつくと思ってました。
斬新なストーリーで錬金術も部分もうまく活かせていたが終わる時は結構あっさり終わったのでカタルシス的部分はやや少ない。4夫人も当て馬感が強い淑妃以外は出番がほぼ無くやや持て余した感じはある。
短くまとめなければいけないのに登場人物が多くなってしまう後宮モノには付き物な悩みではあるのでしょうがないとは思うが。
あと木蓮はただただ可愛い。普通の作品ならこっちが主役なんだろうなぁ