あらすじ
異母妹の木蘭をいじめていると噂され、“悪女”と名高い柳白蓮。
入宮が決まった白蓮は妹を後宮へ連れていくが、彼女に降りかかる罠を次々と蹴散らしてゆく。
そう、すべては妹の幸せのため――
一体誰が敵か味方か!?
知識と好奇心で論破する中華後宮サスペンス!
感情タグBEST3
白蓮の視点で描かれているので、彼女の心情がよくわかる。表向き義妹に冷たい姉、その実求められる自分を演じている人でもある。でも木蓮が慕ってきている時点で、白蓮の優しさは木蓮には伝わっていると思う。
白蓮が子供のころから頭がいい。周囲を見通す目がある。
そんな白蓮が宮中あるあるの実家の権力のため、後宮に入宮。
陛下はお決まりの後宮に見向きもしない。
そんな中で、自らの先を見据えつつ、様々な嫌がらせを跳ね返していく。
頭の良い女性がヒロインのストーリーは大好きです。
面白い!
よくある義妹いじめでなく、冷たく接しているようで異母妹を守り、
異母妹も姉を慕っているというストーリーが新鮮です。
姉の白蓮目線で話が進みますが、恋愛っぽい話は出てこずとも、
権力闘争が絡みつつ、謎解きの要素も入って面白いです。
白蓮の理系女設定がいいですね。
呂清の正体、皇帝の意図、木蓮の行動の謎、、、次巻楽しみです。