岐川新のレビュー一覧
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ネタバレ王位継承問題で混乱が続くロワール王国。そんな中、国王の体調がいよいよ悪くなり、後継者の選定を行うことになった。現王には子どもがいないため、親族数人がその候補に上がる。その中に王の庶子の名前があることが分かり、さらに動揺が広がる王宮。
主人公・リリアーヌは黒鷹騎士団の団長を父にもち、自身も騎士に憧れ剣の腕を磨く凛々しい娘。同じく騎士団の副団長であるアルベールを師として仰ぎ、信頼と淡い恋心を寄せていた。けれど、そんなアルベールが王位継承候補者エドワールの殺害を企んでいることを知り衝撃を受ける。エドワールを救うために、リリアーヌは彼の義弟レオンと協力することになり…。
リリアーヌが勇ましい。凛々し -
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ネタバレ相変わらずですけど、やっぱり珪華は猪突猛進系ヒロインでした。
勝手に判断して勝手に行動して、祥を窮地に陥れてしまって、もう!って思いながらもつい一気に読んでしまいました。。
珪華の恩師である元陽を殺したのが祥だったっていうのは、うすうす予感はできていましたけど、あのタイミングで珪華に伝えるかぁ。しかも珪華もそれを告げられる直前まで祥と共に!って感じだったのに、それを知ったあとは、祥には宝剣だけを預け、自分は佑の手を取る・・・。
祥に負けた佑がどうするのか、また珪華を失って玉座に着くことになる祥がこれからどうなるの?って感じです。
次は12月かあ。待ち遠しいです。 -
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ネタバレ恩師の遺言で宮城にある笛を手に入れようと潜入した珪華が出会った天狼。天狼側も目的があり、珪華に協力を要請して・・・って話。
最初、天狼=佑かと思いましたけど、そこはあっさり否定で、仲の悪い兄弟ってところでした。天狼が弟設定でしたけど、言動を見ると佑より老けてそうな感じがします。苦労しているからかもしれません。
兄弟揃ってっていうか、佑の方は弟が好きな子だからとってやろうって気がしてるのかもしれませんけど、これからも執着して追っ手をかけてきそうですねー。珪華の方も笛だけじゃだめで剣も必要ってことになったから、宮城に戻らないといけないし、なんか今後は珪華が佑に囚われたりして、二人の間で揺れたり -
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今巻にて完結。
ご都合主義を感じることもちらほらありましたがシリーズ通して楽しめました。
今巻は短編集でしたが、特によかったのはやっぱり最後の“祝福の花嫁”でしょうか。個人的に“それまでに関わってきたキャラたちが駆けつける”といったシチュエーションが好きなので読んでいて楽しかったです!特にギース、レアム・ラグナス・アルヴァース伯の件がよかったです。
シリーズ通して私はグレイグやギースが好きだったのですが、“祝福の花嫁”とグレイグについては“とある従者の気苦労”でも印象に残るシーンがあったので嬉しかったです。
人気もあるようなので今後の動向についても気になるところ。ドラマCDやアニメになっ -
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ネタバレ本編終了後の短編集です。
<真夜中の駆け引き>
「紅蓮の王子と囚われの花嫁」で、レウリアがブロウに間者として潜入していたころのお話。
国が違うと風習も違うというか、飾り紐にまつわる勘違いで、ジェラールの夜這いを招いてしまったレウリア。
このときのレウリアは黒髪でしたけど、レウェア=レウリアとほぼ確実に思っている感じのジェラールと、あくまでばれていないと思っているレウリア。
懐かしさとともに、最初から読み直したいなぁ、なんて思っちゃいました。
<秘密の香りは甘く誘う>
「二人の求婚者」のあとくらいのお話かな?
ツァーリアで倒れたレウリアにお詫びとして連れていかれた森の中で、不思議な匂いにつ -
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ネタバレ8巻目。6巻でジェラールを裏切ったかと思えたギースが大活躍でした。(セラルークの陰謀で、ちょっと危なかったですけど。)
ギースによって、侯爵の悪事の証拠が集まり、やっとジェラールがブロウの王宮に帰還できたところで、セラルークの次の陰謀が芽を出して来ちゃいました。
ブロウだけじゃなく、ロクソン、ツァーリアと3カ国が協議して事に当たることになりましたけど、気になるのは、セラルークの言葉。止められるのは術をかけた本人とレウリアの命って・・・。
だからなのか、ジェラールのプロポーズを受けたあと、レウリアが指輪を寝てるジェラールに返しちゃって、いなくなったところで終わっちゃいましたけど、これってど -
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ネタバレきゅんきゅんしたいからチョイスしてみた。
結果は・・・
まあまあキュンキュン。
猪突猛進で剣に長けたじゃじゃ馬な異端姫が
敵国に侍女に扮してスパイとして進入した結果、
オレサマイケメン王子に気に入られ良いようにいじられる(なんかやらしいな)というストーリー。
S男子がまっすぐな女子を可愛さ余ってからかう
そんなシチュエーションが好きな人は好きになると思う!(・∀・)イイ!!(私のことか??)
ただし、若干レウリアが向こう見ずすぎるきらいがちとイラッ(-_-メ)と。。。
結果上手く行ったからいいけど結構軽率だよね!?な箇所が。。。
ま、それもえっせん -
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ネタバレシリーズ4作目。今度はまたブロウの国のお話になります。
前巻の最後でジェラールに関する記憶をなくし、ジェラールはロシュアによって、早々にブロウに追いやられます。ブロウに戻ったジェラールは、自分に対する記憶をなくしたレウリアと、レウリアに求婚してOKをもらったロシュアが気になり、また一人ツァーリアに戻ろうとしますけど、ここで、あのリシールが画策したクーデターに巻き込まれます。
リシールみたいな、かわいい顔して実は悪魔っていう人、嫌いです。こういう人って、考えが根本的に違うから、絶対にわかり合えないんですよね。
で、図らずもジェラールはツァーリアに戻り、レウリアとロシュアの助けにより、またブロ -
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ネタバレシリーズ3作目の前半は、2巻で出てきたツァーリアの真の王太子ロシュアとブロウのジェラールが、揃ってレウリアに求婚しに、ロクソンにやってきます。
今回、ロシュアではないですが、ちょっとジェラールのお子さま加減が目立って、おいおいってところが多々ありました。いくらレウリアが自分を好きと言葉に出してくれなくてヤキモチ焼かせたいからといって、第三王女の出自と顔だけが自慢のミザレアに愛想振りまいたり、そんなミザレアに侮辱されて落ち込むレウリアにとどめをさすようなことを言って、ケンカするとか、ありえません。
自分に自信のある男ってこれだから・・・って、ちょっと思っちゃいました。
レウリアの周りにグレイ -
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ネタバレシリーズ2作目。
1作目から1年後の話になってますが、今回は、レウリアの母の故郷であるツァーリアでのお話です。久しぶりに再開したジェラールは男っぷりがあがってていいです。いつの間にやら王太子になっています。
レウリアにちょっかい出しもくりのジェラールに、反発しながらも惹かれているレウリアですが、二人の間の関係は、前巻から変わらず。ジェラールは完全にレウリアを好きな感じなんで、レウリアがはっきり自覚しないと先に進めないんでしょうねぇ。
王女様の首にキスマークはやり過ぎ感がありますけど・・・。
最終的にはお城崩壊となり、今回はジェラール暗殺のとばっちりを受けた感じのレウリアですが、前回あんまり -
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ネタバレ角川ビーンズのサイトで、ちら見して興味を持ったので購入。
凪かすみさんのイラストも好きでしたし。
個人的に黒髪の目つき悪い系が好きなんですけど、赤い髪のジェラールもイイです♪
オレサマなジェラールと気の強いレウリア。
ロクソンの王宮に忍び込んだジェラールとレウリアの出会いのシーンは、赤い月もインパクトがあって、なかなかよかったんですけど、次に出会うのが、ジェラールの国にスパイとして潜入っていうのが、???です。王女様をスパイとして潜入させるって、ありえないような気がします。しかも髪の色が金髪から黒になったからといって、分からないものかしら?
まあ、話の流れ的にはそれで、ジェラールに怪しま -
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