さらちよみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
“弱みにつけこむように、昴が史に顔をよせた。
「史、あんたは真十が、あんたの《花嫁》だと疑ってるのかい?だとしたら、さっき、俺が真十に言った花嫁って単語に反応したのもわかるね?」
「……神祇部に入って二年目のおまえが、なぜ《花嫁》の予言を知っている」
昴のことばを否定せず、史が問いかける。昴がまぶしげに笑った。
「ああ、《花嫁》の予言は、四年前に失踪した伊邪那美の巫和が告げたものなんだっけね?でも《花嫁》の予言は神祇部では有名だから、いくら代々藤原家に仕えていない俺でも知ってるさ。そう、たしか——」
指をくるくるとまわし、昴は《花嫁》の予言を口にする。
「“神祇部の総領、藤原史が、彼らの総帥の -
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Posted by ブクログ
悲鳴系(?)ヒロインのエリッセと俺様ナルシスト自信過剰ヒーローのディガンによる、ラブコメファンタジーの第一作。
ビーズログでも売れ筋作品の作家が書かれたということですが、批評のところでちょっと気になる話もあったものの、意を決して読んでみました。
結論言えば、ヒロインの会話文4割くらいは悲鳴で占めているじゃなかろーかという位の悲鳴ヒロインです。悲鳴の例で言うと、
「きゃきゃきゃのきゃー!?」(*あらすじより)
「きゃきゃー! きゃーいたたたた! 痛いっ、きゃーのきゃー!」(*P129あたりより)
と、まぁ悲鳴にバリエーション(きゃーの変化形的な)がありますが、とにもかくにも文章のどこもか -
Posted by ブクログ
ネタバレ陰陽師とかあやかし絡みの平安ファンタジー。すっごいファンタジー。
元が卒論ということで、下敷きにしている平安時代の基礎知識については丁寧に描写されている印象です。
ただ、「下敷きとして利用した範囲では」ということで、時代考証や文化的なことに突っ込みを入れ始めればキリがなさそうです。歴史に疎いわたしでも「それはない」な箇所がいくつかありました。まあ、それ故にファンタジー。
時代背景とか現実的に不可能なんじゃないかとか、そういった問題をすべてすっ飛ばせば、設定は好きだし、面白い話だと思いました。
ただ、話の筋が結構シンプルなわりに登場人物が多く、結果として話をややこしくしてしまってるよ -
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