三谷幸喜のレビュー一覧

  • 清須会議

    時代劇なんだけど登場人物それぞれが現代語で語るモノローグで構成されてて、わざとらしい横文字が最初のうちは気になった。でも、微妙であいまいな表現を使った現代語だと伝わりやすいのか、登場人物の心境の変化や葛藤がとてもよく伝わってきた。小説?台本?なんとも言えない斬新な作りだが、時代劇エンターテイメントと...続きを読む
  • むかつく二人
    自分も日常会話がこのレベルだったら最高と思いつつ、2人の知識の深さは地道かつ混沌とした吸収の賜物だとも。
    台本みたいに流れが出来てるフリートーク。
    でもその知識の出処、どこから知識は得るのかってのも、知識ってか、ネタ?電子情報って実体を通さないから会話に出した時つまんないのかとちょっと考え始めたり。
  • むかつく二人
    ラジオ番組の再現。
    お二人の丁々発止のやり取りが、まるで実際に聴いているかのように伝わる。楽しく読めます~(笑)

    12/06/30-71
  • いらつく二人
    やっぱりおもしろい! ほんとにおかしくて笑える!
    笑わしてやろうっていう感じがなくて、ふたりが会話でふっと言うことがすごくおかしくて。口調も思い浮ぶようで楽しい。文字にしてる人がすごくうまいんだろうな。
    三谷さんの自意識過剰なところに共感したり。
    いや、ラジオきけば?ってことなのかもしれないけど。
  • いらつく二人
    待望の文庫化、第二弾!!

    解説で南伸坊さんも書いてらしたけど、
    確かにラジオでただただ喋っているものを
    文に起こしてこれだけおもしろいのって、
    滅多にないかも……。
  • むかつく二人
    電車の友です。
    通勤時間が、とっても楽しい!
    会話のテンポが伝わって来るようで、小気味良いし、
    「あ、そこついてくる?」っていうところを突っ込んだり、
    ボケ続けたりと、二人の話術が活字になっている点も
    素晴らしい!!
  • むかつく二人
    三谷幸喜と清水ミチコ、この二人の引き出しは
    多いというより珍しくもないが変わったものが入ってる感じ。

    まったりしてるけどテンポ良く進む会話だなぁと読んで思った。
    ラジオの音声聞いてみたいなぁ。

    あと、当時の奥さんとののろけ話がしれっと収録されているという。
  • むかつく二人
    J-WAVEのラジオ番組の対談?を書籍化した本。お互いベクトルは違うけれども、認め合う2人が延々掛合いしていく。なんなんだろう、この心地よい違和感。

    三谷幸喜ってやっぱちょっと変わってると思うな。
  • むかつく二人
    すごくおもしろかった。笑える! なごみたいとき、ほっとしたいときに読むのにぴったり!楽屋落ちっぽい感じもなくて、ラジオきいてなくても問題なく楽しめて。ふたりの距離感がすごくちょうどいいというか。ラジオできいたらもっとおもしろいのかなー、と思いつつ、案外、活字で読むほうがおもしろかったりと思ったりもし...続きを読む
  • むかつく二人
    ラジオ番組を文章に起こした本。喧嘩ごしなんだか、仲がいいのだかよくわからないのだが、おもしろい。しかし、三谷幸喜、そばにいたら、かーなーりややこしい性格っぽいな。この人の書く脚本は大好きだけど、絶対友達になれないと思う(笑)あとがきを読むとラジオとはテンポが違って、ラジオのほうがおもしろいとのこと。...続きを読む
  • はじめて話すけど…… 小森収インタビュー集
     本書の元版は2002年刊行の『はじめて話すけど…』(フリースタイル)で、文庫のボーナストラックとして北村薫との記事が新たに収録されている。聞き手の小森氏は「短編ミステリの二百年」の編著者であるから、そのご縁での創元推理文庫入りだろうか。

     〇各務三郎さん、懐かしいお名前。各務さんもミステリマガジ...続きを読む
  • 清須会議
    秀吉など、それぞれのキャラ設定がシンプルに分かりやすく、それに合ったセリフや表現が現代語で書かれていて、シンプルに楽しめる一冊。
    舞台だともっと楽しめそう。
  • 清須会議
    職場の人に薦められて、三谷さんの小説は初めて読んだ。現代語訳っていうのが歴史小説が苦手な私にはありがたい。
    どの時代も表舞台は男性に光が当たりがちだけど、その後ろで女性は底知れない考えと欲に怖いくらい正直に動いてる。松の方の最後の回想を読んで思った。
    でもやっぱり三谷さんの作品は文章ではなく、映像の...続きを読む
  • 清須会議
    司馬先生の歴史小説を読んだあとだったので
    現代語訳が大層読みやすく
    舞台の脚本を読むような気持ちでサクッと読めた
    映画も観ていたので、役者陣の顔を思い浮かべながら。
  • 鎌倉殿の13人 完結編
    新しい大河も始まったけれど
    いまだ鎌倉殿ロス。

    小栗·山本対談と三谷インタビューが特に読みごたえあり。
  • 清須会議
    現代語で清洲会議を、多くの登場人物の独白で進める。おもしろい試みで、鎌倉殿の13人に通じるところがあった。
  • 清須会議
    信長死後の舵取りを決める「清須会議」の様子を登場人物が現代風の言葉で語ってきます。

    全編登場人物のモノローグで語られます。現代語で話すだけで結構笑えます。
    歴史には全く疎いのですが、史実に沿った内容を面白おかしく脚色しているんだろうと思います。

    秀吉のように人心を掴むって大事だよなぁと改めて考え...続きを読む
  • むかつく二人
    深夜のラジオ番組における三谷幸喜と清水ミチコの7分間のトークを元にした本。どれだけ編集してあるのか聞いたことがないので分からないけど、ラジオを聴いているような感覚で読んだ。
    寝る前に読むとリラックスして寝れてちょうどよかった。
  • 清須会議
    織田信長が本能寺の変で死んだのち、家臣団で会議をして織田家の跡継ぎを決めた清須会議を題材にした一冊。

    「現代語訳」ですよ、と言い訳をして横文字連発のコメディータッチで描かれており、三谷節全開である。
  • 清須会議
    本能寺の変直後から清洲会議の終わりまでを、さまざまな人物の独白と言った形式で描いているが、現代風の言葉遣いで、かつ、一つ一つが短文なので、ドラマを見ているように感じた。
    その一方で、独白だからこそ、それぞれの人物の腹の底も描かれており、それが一種のスパイスとなって、ただコミカルなだけな話になっていな...続きを読む