三谷幸喜のレビュー一覧

  • ボクもたまにはがんになる

    Posted by ブクログ

    三谷幸喜さんの前立腺がんの治療をおこなった体験をもとにした内容。三谷さんの告知から、治療〜手術〜今に至るノンフィクション。

    実は僕も6年前に人間ドック受診オプションで受けたPSA検査(血液検査)で『6.7』と異常値が出て、前立腺がんかもしれないと言われた。
    その後、泌尿器科の医者で肛門に指を入れられ、触診…。屈辱的な思いをしたが、『生検検査しましょう』と言われ、一泊の検査入院をした。

    何人もの看護師さんの目線を感じつつ、パンツを脱ぎ、太ももを抱えるように手術台に乗り、アソコと肛門の間にピストルのような器具で針を10回くらい打ち込まれ(細胞組織を採取するため)めちゃ恥ずかしい思いをした。全く

    0
    2025年03月04日
  • 三谷幸喜 創作の謎

    Posted by ブクログ

    この本の何がすごいって、『真田丸』と『鎌倉殿の13人』の裏話が聞けたこと。しかも、巻末に『鎌倉殿の13人』全話のあらすじが掲載されている。
    三谷さんは自分の作品についてあまり語りたくないタイプ・・・ではなく、うまく引き出せばあれこれ語っちゃう人だということがわかった。インタビュアーの松野大介さんありがとうございます。
    この本は、三谷さんの方から松野さんに(『三谷幸喜 創作を語る』2013年の)「続編出しませんか?」とオファーがあったという。松野さんは、三谷さんがとても話しやすい人なのだ。
    ここで「へえ〜!」と思ったことは自分のメモのみに書いておくけど「次男坊」「演出に任せる」「シェイクスピア」

    0
    2024年12月21日
  • むかつく二人

    Posted by ブクログ

    笑った~!これはラジオでポンポン聞いたら楽しいでしょうね~!モノマネ見たーい笑!解説が星野源さんなのにまた笑った。ついでの話、がまた好き。

    0
    2024年12月09日
  • 三谷幸喜 創作を語る

    Posted by ブクログ

    脚本家三谷幸喜の創作論というか、創作にまつわるインタビュー。
    よく見ていたドラマや映画の内情や、脚本家の視点が分かって面白かった。

    ★★★★★
    僕は実際にある世界の風習を探すより、逆に「いかにもありそうな嘘」を作る方が楽しかったんですよ

    ★★★★★
    「福山さんで何をやろう」と考えて、
    「すごく頭のいい科学者にしよう」と。僕は福山さんに屈折した何かを感じていたので、
    そういう科学者だったら、
    どんな犯罪を犯すだろうか?
    誰を殺すだろうか?
    どんな殺し方をするのか?
    どんなミスをするのか?
    という書き方をする。

    ★★★★
    天才の近くでやらかした人っていっぱいいると思う。今はそういう人たちを書

    0
    2024年10月17日
  • いらつく二人

    Posted by ブクログ

    内容はこの2人なので間違いなく面白いです。会話が頻繁に転換するし会話の先のやり取りなど、2人の頭の中がつながってるんじゃないかというくらい絶妙なやり取りだなと感じました。

    0
    2024年10月05日
  • 清須会議

    Posted by ブクログ

    現代語訳で親しみやすいため、歴史の知識があまりない自分でも楽しめた

    次々と視点を切り替えながら物語を進めていくスタイル
    各パートが簡潔な上、提起された事象が次のパートで即座に解決されていくのでテンポよく読める

    0
    2024年07月07日
  • 清須会議

    Posted by ブクログ

    シンプルに面白かった。電車で読んでて、思わずふふっと笑いがこぼれちゃいそうなシンプルな面白さ!現代語訳というか、登場人物による独白だからすらすら読めちゃうよね。キャラ立ちもしてたし、歴史がどう変わっていくかも分かりやすくて良かったなあ。イノシシ狩りのエピソードと、イノシシからのコメントは声出ちゃったね笑 どうする家康を見てたせいで藤吉郎は全部ムロ氏で再生されちゃったよ。やっぱ秀吉っていやらしいな〜。映画は未視聴だからいつか見てみたい。

    0
    2024年04月13日
  • 清須会議

    Posted by ブクログ

    お市の方じゃないけど「イノシシ狩り」の話は楽しかった。権六が身振り手振りでイノシシと信孝とヘタレな信雄を1人三役で演じてくれるのを私も見てみたい。ガンバレ、空回りオヤジ権六!

    登場人物が敵も味方も何処か愛すべきところがあって、みんな憎めないんだわ。

    0
    2024年03月04日
  • 清須会議

    Posted by ブクログ

    とても面白いのに歴史も知れる最後まで飽きない本です。
    特に最後が鳥肌でした、映画とはまた違う場所もあるので別物としてたのしめました。

    0
    2024年03月02日
  • 清須会議

    Posted by ブクログ

    面白い!もしかしたら映画よりも?
    テンポが良いのです。
    これを読むと、柴田勝家が非常にかわいいオジサンになりますね。

    0
    2024年01月16日
  • 清須会議

    Posted by ブクログ

    この小説は登場人物それぞれの回想シーンで物語が進みます。様々な登場人物の視点で物語を読み進めることができます。戦国時代といえば“戦”が注目されることが多いですが、この小説では一見、地味な″会議”というものに焦点を当てて戦国時代を描いていて、戦国時代の戦だけではない、別の一面を味わうことができます。ちなみに作者の三谷幸喜さんは普段は脚本家として活躍している方です。三谷さん自身が歴史好きで、『新撰組!』や『真田丸』、『鎌倉殿の13人』といった大河ドラマの脚本も手掛けています。『清須会議』も映画化されていて、興味があったら、ぜひ見てください。

    0
    2023年06月25日
  • 清須会議

    Posted by ブクログ

    次々と語り手が変わっていくので、混乱するかなと思いましたが、とにかく現代風の言葉になっているので、おもしろい!読みながら何度クスっと声を出して笑ってしまったか!w
    でも終盤には引き込まれて物語を追ってしまう‥すごい作品だなと思いました。
    個人的には、イノシシ刈りのところが特におもしろかったです!

    0
    2023年06月21日
  • 清須会議

    Posted by ブクログ

    読みやすくて面白かった!
    鎌倉殿から歴史に興味持ち出して、どうする家康で戦国時代が面白く思えてきて、信長秀吉家康のこともっと知りたいから手に取った本。
    映画では秀吉が大泉洋やけど、どうする家康での秀吉がムロツヨシやから、ずっとムロツヨシで想像しながら読んだ。お市の方も北川景子で想像した!

    0
    2023年06月03日
  • 清須会議

    Posted by ブクログ

    ・めっちゃ好みだし面白かった。
    ・時代小説は初めて読んだが、難しい知識はなくとも楽しめる内容だった。
    ・武将たちの発言や行動説明が現代風に描かれているが、世界観が崩壊することはなく、ちゃんと武将たちがてんやわんやする情景が想像できた。
    ・ユーモアも豊富で、何回読んでもニヤけちゃう気がする。
    ・お寧がいい女すぎる。

    0
    2023年05月19日
  • むかつく二人

    Posted by ブクログ

    ラジオ番組を文字起こししたという珍しいシリーズ。しかもこの1冊目の解説は当時はまだあまり売れていなかった星野源です。なんて豪華!
    私とは一回り近く年の違うお二人の会話は、完全に共感できるというほどではないんだけど、でも細切れ読書用に続きは買おうかなと思う程度には十分面白かった。しかし、気になってYouTubeで当時の音源を聞いてみた(すでに番組は放送終了)ら、星野源が解説で書いているとおり、文字を読んで想像していた印象よりもずいぶんスピーディーで何度も巻き戻しながら聞くことになった。江戸っ子なのか? 少なくとも私自身は文章で読む方が楽しめそうだ。同じように感じたからなのかこんな変わった企画を立

    0
    2022年10月31日
  • 清須会議

    Posted by ブクログ

    面白い。スラスラ読めるし、その後どうなったのかは実際に歴史を調べれば出てくるので様々な台詞が伏線だとわかる。天下人秀吉あっぱれ。

    0
    2021年11月09日
  • かみつく二人

    Posted by ブクログ

    ハッキリ物を言う清水さんだが、それに動じない三谷さんだから成り立つ番組なのかも。雑談のようでいて、毎回オチがあるのが良かった。

    0
    2016年03月30日
  • 清須会議

    Posted by ブクログ

    面白かった! それぞれのキャラがきちんとそのキャラを演じていて、分かりやすい。
    騙されるな、信用できないと思っていても、筋を通して文句が言えない理屈を論理立てて説明できるプレゼン能力があれば、思い通りにならないだろうと思われる相手も意のままにできるということを学んだ。
    流れを読んで引き寄せる力。
    それが、なによりも大事なんだ。

    0
    2019年05月19日
  • 清須会議

    Posted by ブクログ

    時代小説を このような構成の仕方で つくるのは斬新であり
    画期的とも言える。発明ですね。

    すべては モノローグで構成する。
    現代風にアレンジした言葉でつむぐ。

    本能寺の変 が 大きな出来事であったが
    歴史的に見ると なぜ秀吉になったのか
    ということが、清洲会議が 起点となっている。
    そこに着眼して 物語をつむぐ。

    秀吉は 信長 信忠が死ぬことによって
    チャンス が やってきた 
    疾風のように 本能寺に駆けつけ
    明智光秀を 成敗した。

    そこから 獅子奮迅の努力をして 天下を取るための
    画策をする。

    信長の 第一宿老 柴田勝家は 無骨であり
    織田家を守ることを 決意するが 志は あまりに

    0
    2020年04月11日
  • むかつく二人

    Posted by ブクログ

    2005年4月~11月にJ-WAVEで放送された
    三谷幸喜と清水ミチコのラジオ番組を文章化し再構成したもの。
    脚本家三谷幸喜と物まねタレント清水ミチコの、どちらがぼけでどちらがツッコミか分からない掛け合いトークがとにかく面白い。
    夜中に読んでいても大声で笑ってしまった。

    0
    2013年10月16日