【感想・ネタバレ】三谷幸喜 創作を語るのレビュー

あらすじ

「古畑任三郎」から「清須会議」まで。ドラマ・映画・舞台で次々にヒット作を手掛ける希代のクリエーターが、制作の舞台裏を語り尽くす。

「新しいこと」「おもしろいこと」ばかり考える希代のクリエーターが語る、発想の原点とは! 完全保存版の貴重な1冊── ●『12人の優しい日本人』脚本や演出の原点は”ひとり遊び”。●『古畑任三郎』刑事コロンボの、形じゃなくて精神を真似たかった。●『王様のレストラン』無理難題を受け入れながらも、いいものを創りたい。●『新選組!』天下を取った人間は絶対に書きたくない。●『2000年代からの芝居について』天才の近くにいる人間を書きたい。●『THE 有頂天ホテル』日本中の人が楽しめる映画を創ろうと思うようになった。●『清須会議』時代ものも好きだから映画で1回やりたかった。

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Posted by ブクログ

脚本家三谷幸喜の創作論というか、創作にまつわるインタビュー。
よく見ていたドラマや映画の内情や、脚本家の視点が分かって面白かった。

★★★★★
僕は実際にある世界の風習を探すより、逆に「いかにもありそうな嘘」を作る方が楽しかったんですよ

★★★★★
「福山さんで何をやろう」と考えて、
「すごく頭のいい科学者にしよう」と。僕は福山さんに屈折した何かを感じていたので、
そういう科学者だったら、
どんな犯罪を犯すだろうか?
誰を殺すだろうか?
どんな殺し方をするのか?
どんなミスをするのか?
という書き方をする。

★★★★
天才の近くでやらかした人っていっぱいいると思う。今はそういう人たちを書きたい。

0
2024年10月17日

ネタバレ 購入済み

『三谷幸喜、興る』前編みたい。

2025年3月読了。
気には成っていたのだが、ずっと積ん読状態だったものを、ようやく読んだ。

「創作を語る」と云うタイトルより『三谷幸喜、興る』の前編を読んだような気がした。

作品の一つ一つを語っているが、やはり三谷幸喜と云う才人の《生き様》が語られていたように思う。

ファンとしてはこの上ない喜びだった。そして、意外と見落としている作品が有るのにも気付いたので、これを機会に過去の作品を見てみたいと心から感じた。

三谷さん、あなたは日本の演劇〜映画…全ての芸能の世界の希望です。これからもまだまだ残りの年数等考えず、ドンドン新しい作品を創ってください。ずっと追いかけていきます!

#笑える #アツい #感動する

0
2025年02月26日

Posted by ブクログ

三谷幸喜さんが脚本家として、監督としてどのようなスタンスでこれまで取り組まれてきたのかが会話形式で綴られている本。インタビュアーとしての松野さんの「聞く力」と筆力のお陰で、三谷さんの自然な気持ちがあふれていてリズミカルでとても読みやすい。三谷幸喜さんファン必読の一冊です。

0
2024年09月30日

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