あらすじ
「古畑任三郎」から「清須会議」まで。ドラマ・映画・舞台で次々にヒット作を手掛ける希代のクリエーターが、制作の舞台裏を語り尽くす。
「新しいこと」「おもしろいこと」ばかり考える希代のクリエーターが語る、発想の原点とは! 完全保存版の貴重な1冊── ●『12人の優しい日本人』脚本や演出の原点は”ひとり遊び”。●『古畑任三郎』刑事コロンボの、形じゃなくて精神を真似たかった。●『王様のレストラン』無理難題を受け入れながらも、いいものを創りたい。●『新選組!』天下を取った人間は絶対に書きたくない。●『2000年代からの芝居について』天才の近くにいる人間を書きたい。●『THE 有頂天ホテル』日本中の人が楽しめる映画を創ろうと思うようになった。●『清須会議』時代ものも好きだから映画で1回やりたかった。
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『三谷幸喜、興る』前編みたい。
2025年3月読了。
気には成っていたのだが、ずっと積ん読状態だったものを、ようやく読んだ。
「創作を語る」と云うタイトルより『三谷幸喜、興る』の前編を読んだような気がした。
作品の一つ一つを語っているが、やはり三谷幸喜と云う才人の《生き様》が語られていたように思う。
ファンとしてはこの上ない喜びだった。そして、意外と見落としている作品が有るのにも気付いたので、これを機会に過去の作品を見てみたいと心から感じた。
三谷さん、あなたは日本の演劇〜映画…全ての芸能の世界の希望です。これからもまだまだ残りの年数等考えず、ドンドン新しい作品を創ってください。ずっと追いかけていきます!