山崎亮のレビュー一覧

  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    「経済成長がなければ幸せに生きることはできないのだろうか」という主題のもと、地域コミュニティづくりを行なっている山崎さんが現場で日々感じていることを藻谷さんがわかりやすく解説していく。
    経済の目的は、「みんなが幸せに生きること」であって、そのための方法はお金を稼ぐことだけではない。
    事業を通じて、友達が増えた。人からありがとうと言ってもらった。そういった儲けも幸せを生み出すことができる。
    経済成長ありきの経済偏重主義を見直し、文化的な成熟した社会を造っていくためには、「いかにして稼ぐか」と同時に、「ゼロ成長で豊かに暮らす方法」や「少ない人口で楽しく生活する方法」をデザインしていこう!

    感想

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    2019年05月04日
  • コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる

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    コミュニティデザインとは?
    「公共」と言われる共同活動が失われた今、
    個人である「私」と「公」を繋げる活動をいう。
    著者は元は建築デザイナー。
    今は作らないデザイナーだと言っているとか(^◇^;)

    各事例を通じてこれからのコミュニティの形のヒントが
    見つかる一冊です✋

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    2019年01月14日
  • 縮充する日本 「参加」が創り出す人口減少社会の希望

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    無関心層を巻き込むために、

    役割をたくさん作るためには?

    地域という広いエリアで、文化を変えていくためには?

    いろんな価値観が一番感動している社会

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    2019年01月03日
  • 藤村龍至×山崎亮対談集 コミュニケーションのアーキテクチャを設計する

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    藤村さんと山崎さんの違いに興味を持ちましたが、本書ではそれほど深く追求されてはいません。広義の目標は共通でも、方法論やスタイルにおいて違う点があると感じますし、その違いを中心に今後もお二人の活動に関心を持ち続けていきたいと思います。

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    2018年10月13日
  • コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる

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    社会的課題に向き合い、自分自身も楽しむという姿勢と、第三者であることの重要性を説く著者の考え方と「コミュニティ・デザイン」という仕事に対する姿勢は、大変共感できるものである。本当の「事例主義」を訴えるところもその通りだと思いつつ、そこまで多くの引き出しを持つことは、努力だけで賄うことは難しいだろうなとも感じた。もともとは建築の分野で活躍することを見据えて学び、行動してきたようだが、建築物の中身の重要性を認識するや「コミュニティ」に着目し、福祉や教育にもその知的好奇心と生業を広げていこうとする著者の精力的で旺盛なチャレンジ精神に敬意を表するものである。
     それこそ自分に合うように組み合わせをアレ

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    2018年07月09日
  • ふるさとを元気にする仕事

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    高校に入ってすぐに読みたかった一冊
    「はじめに」に、「コニュニティデザインという分野に興味を持った若い人にとって入門編となるような本」と書かれている通り、読みやすい内容になっている。
    第2章では、コミュニティデザインの考え方の発展が体系的に、かつ、著者の体験も交えながら説明されているので、理解しやすい。
    第3,4章では、進路に悩む人にはとても有意義な内容になっている。これからの働き方として、働き方と遊びが同化して生き方そのものになっている形、実際にそういうものにであえるのは難しいわけだが。
    第5章では、studio-Lの実際の仕事やふるさとを元気にする人の活動が紹介されていて、事例集として活用

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    2017年05月25日
  • コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる

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    日本では、まだまだ士農工商の意識が続いているのか、本当の意味で「自分たちが町を運営」している市民がいるところは少ないように思います。
    そんな新しい「市民意識」を持った人が増えていけば、コミュニティデザインもますます重要になってくると思います。

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    2017年03月18日
  • コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる

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    コミュニティデザインの仕事について興味深く読みましたが、『草の根運動』という言葉がピッタリだと感じました。
    市民が生き生きとする仕掛け、まちの活性化、等と聞くと、どうしても派手さや大きな変化をイメージしてしまい、でもまちを見渡してみても、『なんだかなぁ~』『変わらないなぁ~』と思うんです。けど、『彼らの仕事は「まちづくりに携わった市民」が生き生きとし、新たな人との交流を促進させて、心の財産を育てていくもの』だと考えれば、理解できます。派手さはないし、一般市民にはまちが良くなったのかどうか分からなくても、携わった人々が幸せになるのは素晴らしいことだし、『そういうのがコミュニティデザインによるまち

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    2017年01月28日
  • ふるさとを元気にする仕事

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    就職前の年代を意識した働き方まで含めた新著。
    個人事業主のギルドのところとか参考。
    具体的な例があってイメージが浮かびやすい。(1年は無報酬など)
    働く時間の4区分(かせぎ+つとめ+まなび=あそび、やすみ)はバランスを変えつつもベンチマークになりそう。

    「コミュニティデザイン」が最たるものだが、著者はコンセプトメイキングがうまい。
    コンサルタントとの差別化でそこまでたどり着いた経緯も興味深い。
    バックグラウンドのリサーチも土台になっているのが見える。加えて、そのようなスキルに秀でた人々との交流か。

    自分自身は「風の人」側かと思いつつ、「土の人」の話にはそれぞれ濃密なインパクトを受ける。特に

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    2016年03月30日
  • 藤村龍至×山崎亮対談集 コミュニケーションのアーキテクチャを設計する

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    studio-L山崎さんの対談本。政治とアーキテクトの取り組んでいる課題は、共通点もある割にアウトプットの美しさが異なってしまうという点は、実はIT業界でもアウトプットへのこだわりという部分では近いものがあるかなと思いました。あと、お金は関係性を切ってしまうという点も共感したところで、確かに「これは貸しだからね」「こないだの借りを返すよ」っていうやりとりはお金を介在させないからこそ楽しくなる部分もあるなぁと思いました。自分の伝え方、コミュニケーションの質についてはまだまだケアするべき点がありますね。

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    2016年03月05日
  • ふるさとを元気にする仕事

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    ふるさとを元気にする人はどういう人なのかを若い人に説明している本。この本をもっと若い時に読んでいたら、人生変わったかも、と思わせてくれる。

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    2016年02月18日
  • コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる

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    デザイナーでまとまった文章が書ける人はまれではないだろうか。
    いや書けるのかもしれないが、それは、グラフィックや建築などの「作品」を補足するものだったりする。
    作者もデザイナーだが、作品を作らないデザイナーと自ら宣言。少子高齢化社会の「先進地域」の島嶼中山間地域をフィールドに、もろに組んでいる。
    地域の取り組みこうあるべしと思わせる一冊。

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    2015年06月15日
  • コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる

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    studioLの主催者山崎亮さんのコミュニティデザインの話。自分たちの街を作るという意識を持たせるまでの話。クリッシーフィールドでのパークマネージメントの話、泥を利用した石鹸W/Sなど、新鮮。人が変わる、地域が育つは具体的事例が盛り込まれており面白い。メモ。(1)インタビューの最終目的は相手と友達になること(2)地元で生活する人たちが発案し、それを組み立て、自分たちが出来る範囲でプロジェクトを立ち上げる。立ち上げたプロジェクトを磨き上げ、更に出来ることを増やしていく。仲間を増やしていく。こうしたプロセスこそが重要。

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    2015年01月02日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    コミュニティーデザイナーの山崎亮氏と日本総研の藻谷浩介氏による対談から生まれた本書。
    経済成長というのは一つの指標であり、それに比例して幸せになるとは限らない。
    4章のタイトルにある通り、まさに「幸せは計るものではなく、実感するもの」ということだろう。
    ただ、ブータンのように国民の幸福度が高いといわれている国は、発展途上であるからこそなのかもしれない。
    つまり、高度成長期を経てモノの溢れる時代を経験する前の日本人は、今のブータンの人々と同じような感覚だったのかもしれない。
    ブータンと日本の違いは、モノの豊かな時代を経験し、物欲というものを実際に体感しているかどうかだ。
    「物欲まみれ」というステ

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    2014年10月18日
  • コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる

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    山崎さんの前著(かな?)である「コミュニティデザイン」で紹介した事例や取組について、より理屈や理念にフォーカスして説明した本、といえば大体内容はあっていると思います。細かい説明は、本当にカットされていて、抽象的な話がメイン。なので、前作を読んで、個別の事例についてある程度知識を持っていたほうがわかりよいかもしれません。


    前作ではあまり語られなかった、コミュニティデザイナーとしての仕事の大変さなども触れられており、目指す人にはなかなか厳しい道であるようですね。

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    2014年03月21日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    対談本は内容が薄くて好きではないが、この本は学ぶべき要素がつまっていた。経済成長率はフローしかみておらず、ストックは測れない。地域のストックは人材、自然、つながりなどのソーシャルキャピタル。このストックを活かして幸せに暮らし続けれるのであれば成長は必要ない。里山資本主義につながる前提となる価値観に感銘を受けた。

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    2014年02月28日
  • コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる

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    山崎亮さんは情熱大陸で初めてお目にかかり、それから興味を持っていました。私の進路がそちらのほうに向かうことから、この方の本をまとめて借りました。その中でもこちらは入門書で、コミュニティデザインとは何かや、山崎さんのことについて知れます。

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    2013年10月23日
  • 藤村龍至×山崎亮対談集 コミュニケーションのアーキテクチャを設計する

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    最近ちょっと注目している藤村龍至とコミュニティデザインでおなじみの山崎亮の対談なので、面白そうだと思って読んでみた。

    ハードものを作らなくても、地域の課題を乗り越えていく手助けを仕事にしている山崎さんが、「つくる仕事」を知らないと「つくらない仕事」はできない、「つくらない」といってもフィジカルなものは作らないというだけで、クリエイティブという意味ではたくさん創っていると語っていたのが印象深かった。

    また、「住民参加」のスキルは相当上がってきているのに、行政側の公共事業への参加の仕方が20世紀型。あたかも公共事業は全部行政ができるかのようにふるまってきた。行政が全部公共的な事業を抱えるという

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    2013年05月10日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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     P182「儲ける」が、お金のことしか意味しなくなったところにも、経済成長至上主義が感じられる。
     田舎に必要なのは駅前のスターバックスではなく、山奥のカフェだ、ということを最近の経済統計を用いつつ説得力溢れる解説で訴える。経済成長率という指標には現れないソーシャルなストックの重要性がよくわかった。よく経済成長と地域活性化はそぐわないという問いは、「『みんなが幸せに暮らすため』という目的を忘れたお金だけの成長の議論は、実はすべて極論になってしまう」。
     経済指標のロジックに惑わされてはいけない。現実に生きている人たちの幸福感は全く反映されていない。「真実を理解するには一つひとつをちゃんと考えて

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    2013年03月29日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    私たちが充実した暮らしを送るには、経済成長率という物差しが必要なのか。全国の実状を知る地域エコノミストとコミュニティーデザイナーの対談から、その答えのヒントを得る。

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    2013年03月27日