山崎亮のレビュー一覧

  • 面識経済~資本主義社会で人生を愉しむためのコミュニティ論~

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    社会科学のまとめが秀逸。偏りがあると言う人もいるかも知れないが、私にとってはとても読みやすく、かつ深く探求されていて、学び直しなった。

    著者が提唱する面識経済という考えは現代にとても必要な思想だと思う。この思想が広まれば日本の自殺者は減って行くだろうし、主体的に人生を生きられる人は増えて行くのだろうと思う。

    この本と別書の風の谷がうまく融合する世界観を想像してワクワクした。

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    2025年11月29日
  • 面識経済~資本主義社会で人生を愉しむためのコミュニティ論~

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     コミュニティデザイナー・山﨑亮さんの新書をスルメをかじるように味わいながらじっくりと拝読しました。

     スミス、マルクス、ケインズの経済思想。アートやデザインの視点から経済について考えたラスキン、トインビー、マリスの思想。ラスキンから影響を受けたアメリカのエマソン、ソローの超越主義思想。ヴェブレンやウェーバーの思想。日本の柳宗悦らによる民藝運動。ジェイコブス、イリイチ、シューマッハーによる1970年代の経済思想。コミュニティの概念が時代によってその意味するところが変遷している話し。

     まとまった時間を読書に充てられる今だからこそ、じっくりと経済思想史の変遷を振り返れたことはとても良かったと

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    2025年09月16日
  • 面識経済~資本主義社会で人生を愉しむためのコミュニティ論~

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    studio-L山崎さんの新著、タイトルからして自分の考えてることにもとても近い気がして読んでみたら、めちゃくちゃ共感できるし勉強にもなるし、地域で活動している人たちは必読といってもいい1冊かなと思いました。著者山崎さんに途中で「この本めちゃくちゃ勉強になります、ありがとうございます」と感謝のメッセージを送ってしまった。笑。特に、「域外域内」のお金の使い方の思考実験の話はわかりやすく、これをみんなが意識したら全然変わってきそうかなと。ぜひ読んでもらいたい1冊です。

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    2025年08月17日
  • 面識経済~資本主義社会で人生を愉しむためのコミュニティ論~

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    コミュニティデザインに必要な考え方について紹介。
    ラスキン
    経済学は取引の片方が無知であることを前提として利益が増える方法を考える学問。
    ジェイコブズ、インプロビゼーションによって
    輸入置換が促される。
    資源を浪費しない余暇活動と環境を汚染しない余暇活動はいくらやっても良い。人口と資本が問題。
    自分ごとと他人ごとの間の自分たちごとを作る。

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    2025年07月26日
  • 縮充する日本 「参加」が創り出す人口減少社会の希望

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    ものすごく研究されている本だった。
    縮充の点は少し物足りない
    参加が大切といったことである。
    人生を豊かにする社会を豊かにする。これからの社会高齢化も相まって、縮充せざるを得ないが、人生を豊かにする社会を豊かにする事は、縮充する社会でも可能である。

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    2025年07月19日
  • コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる

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    建物や施設といった箱ではなく、そこに集う地縁やテーマによるコミュニティがどう場を活用するか、をデザインするという視点でまちづくりをしていく。筆者はデザイナーとしてワークショップを進行したり、「普通の」住民を巻き込みつないでいく。予測可能性が高くないという意味では行政がやりにくい手法ではあるけれど、地域に入っていって「身近な他者」として一緒に考えていくという方法は有効であり、かつ担当者も楽しめる余地があるように思う。

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    2023年07月01日
  • ふるさとを元気にする仕事

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    ネタバレ

    ▶︎ コミュニティデザインのイメージが湧いた
    人と人との繋がりで、まちを元気にする仕事。ソフト。

    ▶️ 「弱いつながり」の価値(目から鱗)
    強いつながりは時に窮屈で、つながりが全く無いと寂しい。弱いつながりだからこその良さもある。家族に言えないけど友人に言えること、同じ会社の同僚には話せないけど、異業種の知り合いには相談できること、など、弱い繋がりだからこそ成立するコミュニケーションがある

    ▶️ 参加無くして未来なし。楽しさ無くして参加なし
    人は、正しくて、楽しいことに集まる。楽しさ大事。地域の楽しさ自給率も高めるべし。

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    2022年07月18日
  • 縮充する日本 「参加」が創り出す人口減少社会の希望

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    参加、私ではなく私たち。
    人が少なくなるなかで人の重要性は相対的に上がってくる。そこから何を産み出すのか。

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    2020年11月29日
  • コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる

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    好きなひとが書くと、おもしろい本がよりおもしろく読めちゃうわけで、大好きな山崎亮さんのコミュニティビジネス論は、さくさく読めました。
    まちスポでは、久保と佐藤亜美がダブルで付箋をペタペタしとります。
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    【本文より】
    ・「建築することの目的は、人間関係の確立だ」(P114)

    ・放置しておくと、誰も助けてくれないことを理解したコミュニティ自身が、自分たちの手で人間関係を修復し始める。(P194)

    ・多くの事例を組み合わせて、相手の意見に相槌を打ちながら、参加者が出したアイディア

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    2020年11月04日
  • 縮充する日本 「参加」が創り出す人口減少社会の希望

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    コミニュケーションや参加というテーマは、学生時代から興味があり、D論のテーマとしてやりたいと思ったこともあったが、指導教官に止められたりした。

    それをやってのけたというのが、山崎さんか。

    じぶんの体験も踏まえながら、様々な分野での参加の最前線を、横に繋いでいく。

    そのキーワードが、コミニュケーションのデザイン。

    でも、彼の方に軍配か上がるのは間違いないな。

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    2020年04月03日
  • ふるさとを元気にする仕事

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    ネタバレ

    進学して地域活性化について学びたいとか言ってる子に、なんかアドバイスとかできたらいいなぁと思って手に取った本。ぜひその生徒に読ませたい。ふるさと、というものに関わらず「学びの姿勢」には共感しまくり。子どもがそういうことをできるようにしていかないといけない、できるように学校が頑張らないといけない。
    自分が楽しめることで仕事を作って暮らしている人たちの話は励みになるが、どうしても自分にはできそうにないなぁとストッパーをかけてしまうところが私にはある。憧れで終わってしまう。さて、私は今の仕事を楽しめているのだろうか。楽しみ方を考えて実践していきたい。

    以下、備忘録として


    プランド・ハプンスタン

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    2020年03月02日
  • 藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?

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    このお二人の対談面白いです。地域資源のフローとストック、確かになと。村民の所得は少ないけど、豊かに暮らしている人達はいるし、逆もあるな。

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    2020年01月05日
  • コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる

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    コミュニティ活性化のアイデアが参考になる。

    著者が実際にコミュニティデザインを行ってきた事例には、兵庫県の家島や、三田市の有馬富士公園など、僕の住む兵庫県内の事例があり、実際に現地に行ってみたくなった。

    著者は「住民参加」だけでなく、市民が主体になるためのファシリテーションを実践している名ファシリテーターである。教師が読むと、子供主体の授業づくりの参考にもなる。「雰囲気について」の章では、かなり具体的なことにもふれられていて、面白い。(服装、話す言葉遣い、おやつの活用等)

    過疎化・高齢化が進む村落での先行的な取り組みは、今後どの自治体でも参考になっていくのではないか。田舎暮らしをしてみた

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    2018年12月22日
  • 縮充する日本 「参加」が創り出す人口減少社会の希望

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    様々な領域で「参加」の流れが来ている。
    それぞれの領域で違う言葉で、同じことを示していた。
    人口が減りつつも厚みのある日本へ。
    山崎亮さんが書かれたこの本は、最近の自分の中では一番読んで良かったと思えるものだ。

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    2018年11月04日
  • ふるさとを元気にする仕事

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    何気なく買った本だったけど、色々勉強&考えさせられた本でした。都市部ではない、田舎の町を元気にしていく仕事は読んでいて素敵だなと思ったし、自分も将来住むであろう街を元気にしていく一員として携われたらいいなと改めて思いました。

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    2018年07月11日
  • コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる

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    コミュニティデザインというと
    ハコ(実際の町や特定の場所)を作るイメージが強いですが
    つまりは、人と人の関係を作るわけで

    その『コミュニティ』に参加するとは
    人と人が繋がり合うこと
    それが、どんなに一人一人を力づけることになるか
    新しい何かを生み出すものになるかを
    感じさせてくれる本です


    <目次>
    第1章 なぜいま「コミュニティ」なのか
     自由と安心のバランス/まちが寂しくなった理由 ほか
    第2章 つながりのデザイン
     宣言について/まちの豊かさとは何か ほか
    第3章 人が変わる、地域が変わる
     人が育つ(中村さんの場合)
     コミュニティ活動に参加する意義(小田川さんの場合) ほか
    第4

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    2018年04月27日
  • 縮充する日本 「参加」が創り出す人口減少社会の希望

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    多角的に近代の日本を紐解いて、「参加」という潮流が2020年以降の日本を形作っていくという感じか。領域横断的で読み応えあり面白かった。
    コミュニティデザイン、オープンデザイン、オープンデータ、アクティブラーニング、クラウドファンディング、コワーキング。

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    2017年12月13日
  • コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる

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    人口減少社会の中、今後の地域作りを考えるためのヒントが満載の本であった。著者の経験と実践に裏打ちされた報告なので説得力がある。人口減少地域が今後の日本の地域作りの先進地になるという逆転の発想や著者いわく楽観性が成功に結びついているのだろう。一言で言えば、コミュニティデザインとはその地域の人と人のつながりをつなぎ直して地域作りをするという試みであり、コミュニティデザイナーはファシリテーターであるということ。最終章でノウハウを記載。地域を変えるというのは、その地域の人が行うことであり、その支えをいかに行うかがポイントだが、言葉で言うは簡単だが実践は知識と経験が必要である。最後は住民の人達に対する信

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    2017年06月16日
  • コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる

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    コミュニティデザインの最新のノウハウが詰まっている。

    まだまだ十分に体系化された概念ではないが、地域社会変革において非常に役立つ考え方であることに違いない。

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    2016年11月11日
  • ふるさとを元気にする仕事

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    「入門書」というので気楽に読み始めたら、思いのほかガチな内容で、メモを取り取り読みました。

    日本に住む人の増減のお話。ライフスタイルの変化のお話。人々の意識の変化のお話。

    コミュニティデザイナーは、問題解決屋ではなく、そこに住む方々が主体性を持って問題解決していけるようにエンパワメントしていくというお話。

    ソーシャルワークと重なるなぁと思いながら読みました。

    印象に残ったのは「風土」のお話。
    種を運ぶ「風」と、育てる「土」。役割の違い。協力し合えることの大切さ。
    私自身は風の人なので、土の人とつながっていくことが、問題解決の鍵になるのだろうと読みました。役割に徹して、できることをやって

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    2016年02月24日