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孤立死や無縁社会という言葉が毎日口にされる現在の日本。今こそ人とのつながりを自らの手で築く必要が痛感されている。この時代の声に応え、全国で常時50以上のコミュニティづくりに携わる著者が初めて明かす、住民参加・思考型の手法と実際。「デザインしないデザイン」によって全員に参加してもらい結果を出すには? 話の聴き方から服装にいたるまで、独自の理論を開陳する。ビジネスの場でも役立つ、真に実践的な書。
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Posted by ブクログ
建物や施設といった箱ではなく、そこに集う地縁やテーマによるコミュニティがどう場を活用するか、をデザインするという視点でまちづくりをしていく。筆者はデザイナーとしてワークショップを進行したり、「普通の」住民を巻き込みつないでいく。予測可能性が高くないという意味では行政がやりにくい手法ではあるけれど、地...続きを読む域に入っていって「身近な他者」として一緒に考えていくという方法は有効であり、かつ担当者も楽しめる余地があるように思う。
好きなひとが書くと、おもしろい本がよりおもしろく読めちゃうわけで、大好きな山崎亮さんのコミュニティビジネス論は、さくさく読めました。 まちスポでは、久保と佐藤亜美がダブルで付箋をペタペタしとります。 --------------------------------------------------...続きを読む-------- 【本文より】 ・「建築することの目的は、人間関係の確立だ」(P114) ・放置しておくと、誰も助けてくれないことを理解したコミュニティ自身が、自分たちの手で人間関係を修復し始める。(P194) ・多くの事例を組み合わせて、相手の意見に相槌を打ちながら、参加者が出したアイディアを瞬時に昇華させて、その人が言葉にできなかったアイディアを提示しなおす。こういうファシリテーションを心がけようとすると、引き出す人の頭の引き出しの数が求められる。(P201) ・計画された必然性―「好奇心」「持続性」「柔軟性」「楽観性」「冒険心」(P223) ・コミュニティデザインに求められる能力 基礎的な能力「その人がいるだけで場が明るくなる」「常に新しいことにチャレンジする」「睡眠時間がなくても生きていける」 ①話す②書く③描く④調べる⑤引き出す⑥創る⑦作る⑧組織化する⑨まとまる⑩数える(P227)
コミュニティ活性化のアイデアが参考になる。 著者が実際にコミュニティデザインを行ってきた事例には、兵庫県の家島や、三田市の有馬富士公園など、僕の住む兵庫県内の事例があり、実際に現地に行ってみたくなった。 著者は「住民参加」だけでなく、市民が主体になるためのファシリテーションを実践している名ファシ...続きを読むリテーターである。教師が読むと、子供主体の授業づくりの参考にもなる。「雰囲気について」の章では、かなり具体的なことにもふれられていて、面白い。(服装、話す言葉遣い、おやつの活用等) 過疎化・高齢化が進む村落での先行的な取り組みは、今後どの自治体でも参考になっていくのではないか。田舎暮らしをしてみたい人が読んでも、田舎でこれをすると好かれる、ということがわかり、いいかもしれない。
コミュニティデザインというと ハコ(実際の町や特定の場所)を作るイメージが強いですが つまりは、人と人の関係を作るわけで その『コミュニティ』に参加するとは 人と人が繋がり合うこと それが、どんなに一人一人を力づけることになるか 新しい何かを生み出すものになるかを 感じさせてくれる本です <目...続きを読む次> 第1章 なぜいま「コミュニティ」なのか 自由と安心のバランス/まちが寂しくなった理由 ほか 第2章 つながりのデザイン 宣言について/まちの豊かさとは何か ほか 第3章 人が変わる、地域が変わる 人が育つ(中村さんの場合) コミュニティ活動に参加する意義(小田川さんの場合) ほか 第4章 コミュニティデザインの方法 コミュニティデザインの進め方/ファシリテーションと事例について ほか
人口減少社会の中、今後の地域作りを考えるためのヒントが満載の本であった。著者の経験と実践に裏打ちされた報告なので説得力がある。人口減少地域が今後の日本の地域作りの先進地になるという逆転の発想や著者いわく楽観性が成功に結びついているのだろう。一言で言えば、コミュニティデザインとはその地域の人と人のつな...続きを読むがりをつなぎ直して地域作りをするという試みであり、コミュニティデザイナーはファシリテーターであるということ。最終章でノウハウを記載。地域を変えるというのは、その地域の人が行うことであり、その支えをいかに行うかがポイントだが、言葉で言うは簡単だが実践は知識と経験が必要である。最後は住民の人達に対する信頼から来る楽観性や根拠のない自信が結果を生み出すのだろうが、そこまで諦めない粘りも必要で、うまくいった事例を1つ1つ積み重ねていくことが次の地域実践にも生きるという。最後に著者の育ちを紹介されているが、その育ちから著者の発想や行動も理解できた。
コミュニティデザインの最新のノウハウが詰まっている。 まだまだ十分に体系化された概念ではないが、地域社会変革において非常に役立つ考え方であることに違いない。
山崎亮氏のコミュニティデザイン論。本書は個別事例より手法に重きを置いており、参考にできる点も多い。 ・集落診断の考え方 ・現場で培ったファシリテーション手法、インタビュー法やオーナーシップの持たせ方など ・事例収集 事例を積み重ねるというところでは勉強が大事だし、逆に積み重ねれば結果に結び付く可...続きを読む能性は高まっていくはず。 コミュニティデザイナーに求められる能力というのはかなり多様でレベルが高いし、特に手を使うスキルは特殊な訓練がいるはず。 (話す、書く、描く、調べる、引き出す、創る、作る、組織化する、まとめる、数える) 職種が違うのでこれとは同一でなくとも、相当するような特殊技能は身につけておくべきと感じる。 人口論については必ずしも納得はしない。 閉鎖循環系が成り立つのかという疑問。
感想 発散と収束。素人を巻き込むことはコントロールが難しい。ただしアイデアのレンジを広げることはできる。そこから収束させるのがプロの仕事。
おもしろかったので他の著書も読んでみようと思う。 耳は2つ、口は1つ 相手の話を2聞いて、自分の話を、1するくらいがちょうどいい。
公も共も私が基本となる概念 私→共→公 プライベート コモン パブリック 楽しいと思ってもらうようにして、いかに多くの人に関わってもらうか。 自分の役割や出来ることが増えることを一緒に喜べる人々と出来るか。 人材育成とはそういう人を育てていくことなんだろう。
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コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる
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