黒木亮のレビュー一覧

  • カラ売り屋vs仮想通貨

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    ネタバレ

    空売りファンドパンゲアのメンバーが主人公の中編小説集
    パンゲアは、空売りをした会社の不正などをレポートとして発表することで株価の下落を招くという手法のため、相場師として暗躍するというタイプの小説ではない。主人公等は「売ったけどなかなか下がらんねー」みたいな感じでまったりしている姿が時折出てくる程度。仮想通貨やEVなど、様々な業界の内側を描くというのが主題。そう思えば面白く読める

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    2024年04月02日
  • 地球行商人 味の素グリーンベレー

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    味の素社員の海外販売活動登場人物組織商品名は全て実名、リアルな記述。味の素に入社したいなら必ず読んでおくべきだろう。地道な販売活動を続けて、販路を拡大した人たちの血と汗と涙の結晶。偉大な営業マン。海外で営業することについての学びがあった。

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    2024年03月24日
  • メイク・バンカブル! イギリス国際金融浪漫

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    黒木さんのロンドン時代の日記帳だね

    流石に古すぎて、ピンとこない部分もあるけど、三和銀行という都銀下位行で中東向けの投資銀行業務を開拓していくのは、なかなか大変だったと思う。

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    2023年11月04日
  • カラ売り屋vs仮想通貨

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    タイトル通り、空売り屋と仮想通貨について学びながらストーリーも楽しめる本でした。
    どう物事を見ているのか、現代の問題も踏まえて題材にしていて学べました。
    小説としての面白さという面では、上記評価ですが
    学びを含めれば☆4でも良いかなと思います

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    2023年08月27日
  • カラ売り屋

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    読むのに時間かかりました。
    私が金融系の知識が浅いのが原因なのですが…。
    作者さんが説明してくれているけど、それでもイメージがしにくくて読みにくかった。
    でも勉強になります。

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    2022年11月13日
  • カラ売り屋vs仮想通貨

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    仮想通貨の実態がほんの少しわかったし、JALが倒産したときの実態も少しわかった、またテスラの様子(だいぶ脚色されてたが)も少しわかった。
    こうした面白さは、相変わらず作者は一流だ。
    だけど小説の読み物としては、少し退屈だった。

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    2022年11月04日
  • カラ売り屋vs仮想通貨

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    カラ売り屋たちが標的にするのは、仮想通貨市場、日本を代表とする航空会社、そしてEVの寵児。
    航空会社は少し古いトピックで斬新さには欠ける。
    仮想通貨とEVについてはよく研究されている。それぞれを勉強する入門としては面白い読み物かもしれない。ただ多少の基礎知識が必要。
    自分としてはEVが面白かった。イーロンマスクを日本人に仕立てあげ、製造業の様々な困難に押し潰られそうになりながら一人でリーダーシップを発揮(かなりは嫌われ者になりつつ)して株価を押し上げていく様は設定として面白い。EVも燃料エンジンから簡単に(部品点数が劇的に少ないから)切り替えられるようなイメージが一般にあるけれど、実はそんなに

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    2022年02月20日
  • カラ売り屋vs仮想通貨

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    3話それぞれ文庫で出版していいくらいの充実ぶりだが展開はワンパターン。空売りして少し含み益出て逆転されて最後に盛り返す。仮想通貨やEVなど業種が最先端だから新鮮味はあるけど。。

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    2022年01月21日
  • カラ売り屋vs仮想通貨

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    ドキュメンタリーのようにサクサク。先週、Nスペでもやっていたが、ホントに一気にEV車出回るのかしら?そろそろなんだけど、次買う車悩む。

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    2021年11月19日
  • カラ売り屋vs仮想通貨

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    カラ売り専業投資ファンド、パンゲア&カンパニーが仕掛ける金融戦を描いたシリーズ作品……らしいのだが、何も知らずにタイトルのみで借りたため前作(前々作もあり?)は未読。「仮想通貨の闇」「巨大航空会社」「電気自動車の風雲児」の3篇を収録している。まあタイトルを見れば内容はだいたい想像がつくのだが、“カラ売り屋”は脇役でしかなく、期待していたエキサイティングな仕手戦ではなかったのが残念だった。

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    2021年11月07日
  • カラ売り屋vs仮想通貨

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    シリーズ2作。カラ売り屋パンゲア&カンパニーVS仮想通貨取引会社、航空会社、EV自動車会社!仮想通貨の闇、国策に振り回される航空会社、奮闘する新興EV自動車会社が綿密な取材に基づいて描かれる。専門用語が難しいが勉強になった。読み応えあり!

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    2021年10月09日
  • カラ売り屋vs仮想通貨

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    仮想通貨の所は分かる人には分かる面白さだろうか。和田さんの扱いが面白い。

    ただ、航空機のところでもそうですが、細野氏の本を参考にしてる所が気になります。
    空売り屋と粉飾で相性良いのはわかりますが、何かなぁ。という感じでが。。。

    空売り屋シリーズが続くなら次はライザップとかだろうか。

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    2021年10月01日
  • カラ売り屋vs仮想通貨

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    どこかで聞いた、見たような人物が出てくるフィクション。現実の裏側で何が起きていたのかを想像できます。

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    2021年09月30日
  • カラ売り屋vs仮想通貨

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    仮想通貨の意味というか難しくて自分には分からなかったです。
    説明が足りないように感じました。
    3作品あったけど最初の「仮想通貨の闇」をもっと丁寧に書いて欲しかったです。
    それだけで充分だと思いました。
    残念です。

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    2021年09月27日
  • 国家とハイエナ

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    破綻した国家の債権をタダ同然の安値で手に入れ、額面に金利や遅延損害金を含めた全額を払えと米国や英国の裁判所で訴訟を起こし、投資額の十倍、二十倍のリターンを上げる『ハイエナ・ファンド』をテーマにしたノンフィクション。彼らは、債権を回収するためにフランスの大手銀行を米組織犯罪規制法で法廷に引きずり出したり、債務国の原油を積んだタンカーを差し押さえたりもする。

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    2018年11月04日
  • トリプルA 小説 格付会社 下

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    格付に携わる三人の視点を通して、1984年のバブル景気から2007年のリーマンショックに至るまでの金融業界の興亡を描く。下巻は内容が若干難しくなってきた(それはそのまま金融商品の複雑化を示すと思うが)ので、テンポは落ちる。金融のことなんか全然分からんが、エピローグのやり取りから、作者の日本愛と、それゆえの厳しいメッセージが伝わってくる。なかなかに熱い一冊。

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    2016年02月28日
  • 獅子のごとく 下 小説 投資銀行日本人パートナー

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    モッチーってこんなハゲタカみたいな人だったんだなって感じである。相変わらずこの人の話は丹念に取材してる。勝ち上がっていく話かと思ったけど、パートナーまでとんとん行ってしまい、なった後の話がメインであれれな感じ。また、檜垣とかに個人的恨みを持つ必然が今ひとつな気がする。最後の主人公の顛末はトップレフトと同じで割と予想通り。

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    2015年10月04日
  • 獅子のごとく 下 小説 投資銀行日本人パートナー

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    昔の悔しかった思い出をバネに、外資の証券会社でのしあがっていく会社モノ。バブル崩壊から現代までの時代の移り変わりますもさることながら、安部総理、ホリエモンなど(フィクションですと注を打ってはいるが)実名が出てくるのは、珍しいと言うか始めてみた。

    のしあがるにつれ、仲間が居なくり、周りも主人公を止まられない状況、また自分でも止まれない状況等わかる気もする。色々な困難を打ち破って自分の欲を満たしていく様、孤立していく様は面白くもあり、高い情熱がもたらすものだなあとも思う。

    割かし初盤から出てきて、どう使うのかなと気になっていた、持ち馬も最後の描写で生き、この物語に爽やかな彩になっている。

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    2015年01月26日
  • カラ売り屋

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    カラ売り、地域復興、国際金融、事業再生をテーマにした経済小説の短編集。
    カラ売りに関しては、他の作品でもシリーズ化っぽくされています。
    短編集ということで、著者の他の作品に比べてサクッとした印象。

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    2014年01月15日
  • 獅子のごとく 下 小説 投資銀行日本人パートナー

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    投資銀行のパートナーが主人公。
    投資銀行業務もわからず、スケールが大きすぎる話だった。

    勝つことにこだわる主人公はすごいと思う。

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    2013年04月29日