荒木飛呂彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
普段マンガはあまり読まない。でも『ジョジョ』だけは別。
その『ジョジョ』ですらガッツリはまったのは第4部、第5部のみ。
第5部も終盤のいいところでなぜか流し読みになり、第6部の序盤でフェードアウトして読まなくなってしまった。
『スティール・ボール・ラン』が終わり『ジョジョリオン』が始まったのは知っていた。それでも食指は動かなかった。
NHKの日曜美術館に荒木飛呂彦がゲスト出演。Eテレの『高校美術』にも講師として出演。面白かった。
GUCCIとコラボ。各雑誌でも特集が組まれている。
「最近露出多いなぁ、へぇ『ジョジョ』って25周年なんだぁ」
「えっ、『ジョジョリオン』って杜王町の話なのっ!?」
第4部とは全くリンクしていないと解説にはあるが、『広瀬康...』『東方じょう...』なんて名前だけでテンションが揚がる。
数年振りにマンガを買ってしまった。
のめり込んで読んでしまった。
『あいつ』の名前が出てきて心拍数が上がった。
瓶詰めの爪をみて「ヤバい」と思った。
いきおいだけでこんな文章を書いてしまった。
2巻買わなきゃ。 -
Posted by ブクログ
普段マンガはあまり読まない。でも『ジョジョ』だけは別。
その『ジョジョ』ですらガッツリはまったのは第4部、第5部のみ。
第5部も終盤のいいところでなぜか流し読みになり、第6部の序盤でフェードアウトして読まなくなってしまった。
『スティール・ボール・ラン』が終わり『ジョジョリオン』が始まったのは知っていた。それでも食指は動かなかった。
NHKの日曜美術館に荒木飛呂彦がゲスト出演。Eテレの『高校美術』にも講師として出演。面白かった。
GUCCIとコラボ。各雑誌でも特集が組まれている。
「最近露出多いなぁ、へぇ『ジョジョ』って25周年なんだぁ」
「えっ、『ジョジョリオン』って杜王町の話なのっ!?」
第4部とは全くリンクしていないと解説にはあるが、『広瀬康...』『東方じょう...』なんて名前だけでテンションが揚がる。
数年振りにマンガを買ってしまった。
のめり込んで読んでしまった。
『あいつ』の名前が出てきて心拍数が上がった。
瓶詰めの爪をみて「ヤバい」と思った。
いきおいだけでこんな文章を書いてしまった。
2巻買わなきゃ。 -
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ネタバレ全巻読んだ!
他の部に比べて一番早いペースで読み終わりました。
続きが気になって仕方ない。
とくに大統領がイケメンになってからの展開はバクバクします。
絵柄も、4部中盤辺り好きなんですが、7部のものも比べられないくらい良いです。
というか、馬が好きなので全体的にたまらない。
倫理、宗教・・・とまで言ったら言いすぎなのかもしれませんが、
そんな内容も取り入れている。
ジャイロがもうかっこいい!
「やれやれ」って言ってたからパラレル承太郎なのかと思ってましたが、
やはりツェペリなのだ。
ちょいちょいはさまれる謎のギャグシーン。
荒木先生が発表したいギャグなのか、
あくまでジャイロのセンスとしてのギャグなのか?
あとは。
突然ですが私はPerfumeの大ファンなので
チョコレイト・ディスコでさらにテンションが上がる。
「ただのそれしか言わない、以上で終わりだ」
といい、あのスタンドのデザインといい
たしかにPerfumeなんです。すげえーって思った。 -
Posted by ブクログ
「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦が選んだ変人・偏屈者の6エピソードから成る。
取り上げられたのは次の6人。
タイ・カッブ
・・・メジャーリーグ史上、最も偉大かつ最も嫌われた選手
康 芳夫
・・・自称「虚業家」
メアリー・マロン
・・・「腸チフスのメアリー」と呼ばれた人物
サラ・パーディ・ウィンチェスター
・・・館を増築しつづけ、不可思議な間取りの建物を作り上げる
ホーマー&ラングレー・コリヤー
・・・元祖ゴミ屋敷&引きこもり兄弟
ニコラ・テスラ
・・・エジソンのライバルと呼ばれた男
この人選を見るだけでも荒木飛呂彦らしさが滲み出ている。
それぞれかなりクセのある人物だが、ホーマー&ラングレー・コリヤーにいたっては「何もしていない」のに取り上げているのが面白い。
(ゴミ屋敷、引きこもりの元祖のような兄弟ではある)
荒木飛呂彦自身、変人偏屈列伝にリストアップされてもおかしくない気もする。
この人達の行動の根本にあったものは何だったのだろう。
法を犯したわけではない。
つまるところ、自分の「仕事」に熱心であったにすぎない。
(熱心すぎた、とも言えるが・・・)
周囲の人を困惑させたが、意図的に傷つけようとした事はない。
(自分の「我」を貫き通したために、結果的に傷ついた人はいたが・・・)
誰でも自分を中心に物事を考えてしまうが、多くの人は、その途中で周りとの関係を考え、少しずつ「修正」していく。
それでも「修正」をせずに、そのまま突き進もうとする人はいる。それも少なからずの人が。
そういう人達と本書で取り上げられた人達とは、どこが違うのだろう。
突き進もうとするパワーと方向が、多くの人が許容範囲とする中からはみ出しているだけでしかないような気がする。
彼らの行動の結果は眉をひそめるものが多いが、それでもどこか共感を覚えるのは、程度の差こそあれ、誰にでも同じ事をする要素を持っているからだろうか。
・・・とすると、つい使ってしまう「普通」というのは何だろう? -
Posted by ブクログ
ネタバレ荒木飛呂彦 最新作――
『ジョジョリオン』2巻は1巻の100倍おもしろい!
ジョジョリオン、「#006」話まではプロローグ、第ゼロステージにすぎなかった。7話からがジョジョリオンの本領地。いよいよ彼のルーツ、福音をめぐる舞台、その第一ステージが姿を見せる。
6話中盤から一気に世界が開けていくこの高揚感。
35pめから一気にドライブする展開、怒涛のテンションの連続がすさまじい。
一巻時点ではけっきょくのところ、
「あの最強にカッコイー4部の大敵『吉良吉影』をこんなに引きずっちゃってェ――ハードル高いよォォ―― 超えられんのかよ――先生――」
ってな半信半疑感があったものだけど、このあらたな「吉良吉影」だって負けずおとらずかなりクールな登場をしてきた。今までの吉良吉影像をていねいに踏襲したキャラクターでありながら、彼をめぐる物語はまったくあたらしい展開になっている。50pめをめくったときの衝撃ときたら! やっぱ荒木先生はすげぇぜ!
「第一ステージ」の舞台説明もつかみはバッチグー。とにかく荒木先生のキャラづくりのウマさ、年季をあらためて見た思い。
いきなり登場した東方の家族たち、父のおマヌケだけども芯あるキャラクターも、車中をうつした4pだけでスカッと伝わる。
3きょうだいズの魅力もたった1pで必要十分。ババを引きつづける常秋を見て、最初は小憎たらしくおもってた彼が、いまではなんだか愛すべきキャラになっちゃってる。
父の描写についても「仲良くしろよ…定助と…」→「世の中タダってことはないだろ?」→「実は…目が不自由だ…」と、小物かと思わせておいて最後に「面倒みてくれ」で一線をたもつという、キレイな振り幅をみせてくれる。
と同時に単なる不思議チャンだとおもってた妹のバックボーンもつたわり彼女のふかみも増すという、王道だけど非常にウマいテクニックになってる。この妹のキャラ、セリフまわしが今までの荒木作品にはあんまりないタイプで、彼女のセリフ見ているだけでけっこう楽しい。
さて――『ルーツ』をたどる物語であるジョジョリオン、そのテーマを語るうえで絶対に避けてとおれない「家族」のはなしにまずは向かっていったわけだけど(康穂でさえ「あたしだって 自分が何者かわからないッ!」と言った)、この家から定助はいったいどんな場所――着地点――を見つけだすのか?
二巻に入ってがぜん次巻が楽しみになってきた。超期待!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「なんなん
だよ!
このカメラ
わぁ~~ッ」
「手ぶれェェ
~~~~!?」
「ヤンキーは
フワフワしたものが
好きなんだ」
「一冊
いかがぁ
~~~?
680
円(エ~~~ン)」
「ナベ敷とかに
使うから
もう少しお値段
マケてくださぁ~い」
「『キャ~~~ル
フォ~~~~ル
ニャア~~~~』」
「踏むよ―――」
「ちょっと
踏むよ―――」
「こんな所!
こんな家!」
「あたし
だって…」
「どこへ
行っていいのか
わからないッ!」
『あたし
だって』
『自分が何者か
わからないッ!』 -
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ネタバレ荒木飛呂彦 最新作――
『ジョジョリオン』2巻は1巻の100倍おもしろい!
ジョジョリオン、「#006」話まではプロローグ、第ゼロステージにすぎなかった。7話からがジョジョリオンの本領地。いよいよ彼のルーツ、福音をめぐる舞台、その第一ステージが姿を見せる。
6話中盤から一気に世界が開けていくこの高揚感。
35pめから一気にドライブする展開、怒涛のテンションの連続がすさまじい。
一巻時点ではけっきょくのところ、
「あの最強にカッコイー4部の大敵『吉良吉影』をこんなに引きずっちゃってェ――ハードル高いよォォ―― 超えられんのかよ――先生――」
ってな半信半疑感があったものだけど、このあらたな「吉良吉影」だって負けずおとらずかなりクールな登場をしてきた。今までの吉良吉影像をていねいに踏襲したキャラクターでありながら、彼をめぐる物語はまったくあたらしい展開になっている。50pめをめくったときの衝撃ときたら! やっぱ荒木先生はすげぇぜ!
「第一ステージ」の舞台説明もつかみはバッチグー。とにかく荒木先生のキャラづくりのウマさ、年季をあらためて見た思い。
いきなり登場した東方の家族たち、父のおマヌケだけども芯あるキャラクターも、車中をうつした4pだけでスカッと伝わる。
3きょうだいズの魅力もたった1pで必要十分。ババを引きつづける常秋を見て、最初は小憎たらしくおもってた彼が、いまではなんだか愛すべきキャラになっちゃってる。
父の描写についても「仲良くしろよ…定助と…」→「世の中タダってことはないだろ?」→「実は…目が不自由だ…」と、小物かと思わせておいて最後に「面倒みてくれ」で一線をたもつという、キレイな振り幅をみせてくれる。
と同時に単なる不思議チャンだとおもってた妹のバックボーンもつたわり彼女のふかみも増すという、王道だけど非常にウマいテクニックになってる。この妹のキャラ、セリフまわしが今までの荒木作品にはあんまりないタイプで、彼女のセリフ見ているだけでけっこう楽しい。
さて――『ルーツ』をたどる物語であるジョジョリオン、そのテーマを語るうえで絶対に避けてとおれない「家族」のはなしにまずは向かっていったわけだけど(康穂でさえ「あたしだって 自分が何者かわからないッ!」と言った)、この家から定助はいったいどんな場所――着地点――を見つけだすのか?
二巻に入ってがぜん次巻が楽しみになってきた。超期待!
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「なんなん
だよ!
このカメラ
わぁ~~ッ」
「手ぶれェェ
~~~~!?」
「ヤンキーは
フワフワしたものが
好きなんだ」
「一冊
いかがぁ
~~~?
680
円(エ~~~ン)」
「ナベ敷とかに
使うから
もう少しお値段
マケてくださぁ~い」
「『キャ~~~ル
フォ~~~~ル
ニャア~~~~』」
「踏むよ―――」
「ちょっと
踏むよ―――」
「こんな所!
こんな家!」
「あたし
だって…」
「どこへ
行っていいのか
わからないッ!」
『あたし
だって』
『自分が何者か
わからないッ!』 -
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謎が謎を呼ぶ展開と杜王町って非常に相性が良い、というのが感想。誰が正義で誰が悪なのか分からない展開。いきなり絶体絶命に窮地に立たされる主人公……などなど、荒木飛呂彦のストーリーテリングの上手さが際立っている。第4部の裏返しのような話になるのかなぁと思うものの、少年ジャンプ的に限界を突破した物語を、猟奇殺人的に不可欠な性倒錯が濃厚になっていて、もしかしたら時代を代表する傑作になるかもしれない。
荒木飛呂彦は週刊誌で二十年以上も連載していただけあって、週刊誌的な文法が染み付いている作家だと思う。おそらくは、本人もそれを自覚していて、前シリーズの心残りの部分になっていると思う。たぶん、SBRが週刊誌から月刊誌に変わったことから、序盤のレース的な面白さを中盤以降の大統領との戦いと繋げることに失敗しているところを反省して、いよいよ天才が月刊誌仕様の物語を作ろうとしていることが伺える。
2巻まで読んだ感想は「アメリカのテレビドラマっぽい」ということ。なにか秘密を抱えた人物が怪しげな言動をする、という描写がとにかく上手い。特に東方家の親父。週刊誌での連載当時から、ハリウッドのホラー映画やSF映画からの引用が上手い作家だったけれども、月刊誌に移ったことで最前線の表現方法に触れる機会が増えたのだろう。特にアイデアレベルの引用から、表現技法的にどうインプットしたものを膾炙してアウトプットするかまでを考えて描いていると思う。
変態的な描写、猟奇的な雰囲気が濃厚で、序盤にしてどうしようもない恐怖が潜んでいることを予感させる作りも上手い。荒木飛呂彦は漫画全体の水準を上げるパワーを持った作家なので、その意味でも見逃せない作品だ。 -
Posted by ブクログ
謎が謎を呼ぶ展開と杜王町って非常に相性が良い、というのが感想。誰が正義で誰が悪なのか分からない展開。いきなり絶体絶命に窮地に立たされる主人公……などなど、荒木飛呂彦のストーリーテリングの上手さが際立っている。第4部の裏返しのような話になるのかなぁと思うものの、少年ジャンプ的に限界を突破した物語を、猟奇殺人的に不可欠な性倒錯が濃厚になっていて、もしかしたら時代を代表する傑作になるかもしれない。
荒木飛呂彦は週刊誌で二十年以上も連載していただけあって、週刊誌的な文法が染み付いている作家だと思う。おそらくは、本人もそれを自覚していて、前シリーズの心残りの部分になっていると思う。たぶん、SBRが週刊誌から月刊誌に変わったことから、序盤のレース的な面白さを中盤以降の大統領との戦いと繋げることに失敗しているところを反省して、いよいよ天才が月刊誌仕様の物語を作ろうとしていることが伺える。
2巻まで読んだ感想は「アメリカのテレビドラマっぽい」ということ。なにか秘密を抱えた人物が怪しげな言動をする、という描写がとにかく上手い。特に東方家の親父。週刊誌での連載当時から、ハリウッドのホラー映画やSF映画からの引用が上手い作家だったけれども、月刊誌に移ったことで最前線の表現方法に触れる機会が増えたのだろう。特にアイデアレベルの引用から、表現技法的にどうインプットしたものを膾炙してアウトプットするかまでを考えて描いていると思う。
変態的な描写、猟奇的な雰囲気が濃厚で、序盤にしてどうしようもない恐怖が潜んでいることを予感させる作りも上手い。荒木飛呂彦は漫画全体の水準を上げるパワーを持った作家なので、その意味でも見逃せない作品だ。