雪広うたこのレビュー一覧
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購入済み
とても良いコミカライズ
無理なく漫画になっているなと感じました。
リチャードの美貌も谷本さんのゴルゴも絵で見える幸せ。
個人的な押しポイントは要所要所のコミカルな顔です。
大好きな原作なので、ぜひ全話コミカライズして欲しいです。
続きを楽しみにしています。 -
ネタバレ 購入済み
セクシーな男性キャラの表紙は魅力的だけど、それだけだったら購入はしてなかったかも。
私が気になったのはタイトル!探偵ものなのにタイトルが「彼に依頼してはいけません」だったので!?
どんな探偵だろ?と、試し読みする前は危なすぎる悪い探偵なのか…と予測した。けど試し読みだけでもわかったのは、このもぐりの探偵・鏡キズナはすっっごくいい人だったのだ。依頼人にもマルタイの心も思い遣る、思わず依頼したくなるような素晴らしい探偵。彼はエンパスという能力のおかげで彼は周囲の人の感情がわかる。
けど、読んでいくうちにわかるのはその能力故の彼特有の危なっかしさ。彼のエンパスの能力は優秀過ぎるが故にデメリット -
ネタバレ 購入済み
面白かったです。
親子間の確執に、いくらかの雪解けをもたらした話でした。親子というのは近すぎるからこそ他人と接するよりも上手く思っていることを伝えられないのかなと思いました。
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Posted by ブクログ
ネタバレこれが私の強めの幻覚なのかそうでないのかはっきりしないんだけど、というのは原作読む限り「もしかしてそうなんじゃ?」と思えてならないんだけどそもそも私がそういう目で見ているからそんなふうに考えてしまうんじゃないかというのが前提としてありまして、いやそのつまり、
リチャードって正義くんのこと好きなんじゃないか?
と思うのです。
いやちょっとまって!! 好きなのはわかってる。リチャードにとっての「友人」は、夫婦間パートナー間に生じる気持ちとほぼほぼイコールであることも、だから正義くんのことを「友人」と呼ぶのはそういう、特別な意味での好きであると告白しているも同然(本人に自覚があるかはさておき)だ -
Posted by ブクログ
ネタバレヴィンセントさんとマリアンさんとシャウルさんとジェフリーさんとオクタヴィアと。中田さんと大学の同輩先輩と谷本さんと。そしてリチャードさんと。
たくさんの人の思い、絡み合う思惑。完全な『敵』も『味方』もなく、それぞれが思い悩みながら日々を過ごしている。
シャウルさんの言葉が沁みる。「少しずつ、少しずつ、積み上げてゆきなさい。……投げ出してはいけません。」ではじまる台詞とか、すごい、いいなぁ。
今回、中田くんとリチャードさんの実際に会って話してるシーンは少ないんだけど、その分濃い!リチャードさんは、本当に中田くんに救われてるんだなぁと思うし、その逆も然り。物事がきれいに解決されることって現実少ない -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回で第一部完というこで。
色々とてんこ盛りで楽しかったです。
谷本さんとリチャード氏のご対面もあったし。
そして、正義くんの血縁上の父親。
あの言葉の通じなさは、もはやモンスターです。あれは怖い。リチャードとジェフリーがいてくれて良かった。中田父もカッコイイ!
第二部も楽しみ(今回見事作者の罠にはまりました。そうよね、正義くんもカッコイイよね…)。
しかし、なんですかね。
色々と誤解を含むようなやりとりをわざとやっているのか、と疑いたくなるような言動は、読んでる方もむずかゆい…。
それが面白いんですが、電車の中でニヤニヤしながら読むのは恥ずかしい(笑)。気をつけよう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ安定のジェフリーさん。お土産のくだり可愛すぎるし、さすが法的範囲内でストーキングしていた男、ブログチェックもかかさない。
「心も大事に」というメッセージの背後に、ヘンリーさんの存在が感じられてじんわりときた。
フランスに行く行かないのやりとりの最中、おやつを囮にする正義くんに笑ってしまった。「言ってくれたらお菓子あげるよ」系の技はこれまでも使ってきたけど、そういえば「言わなきゃお菓子あげないよ」系ははじめてでは? 一度脅しに使った程度かな? とにかく可愛いすぎた。
で、いざフランスはプロヴァンス! リチャードにとって軽いトラウマのある屋敷で、正義くんがちょっとでもカトリーヌさんの肩を持つよ -
Posted by ブクログ
ネタバレイギーって! 可愛すぎない…? なんかのマスコットキャラの名前みたい…。
そして「あなたに会えてとても嬉しい」までに至るあのやりとり。はあ~ありがたやありがたや…。
冒頭からピリついていたので、船に乗り合わせた凄腕宝石商たちによる宝石を賭けたデスゲームでもはじまるのか…? とおののいていたのですが、そういう方向でのピリつきではなかったので安心しました。正義くんが絶対怒って自分を助けにくると踏んでいるあたり、よくわかっているなあという感じ。
ヴィンスさん、良い人なのだろうなと思いつつ、腹の底がまだ見えない感じもありますね。自分の誇れる分野に対して、自分以上に輝かしい才能と努力を発揮する相手がす -
Posted by ブクログ
ネタバレ表紙を見た私「ついに結婚するのか……?」
●コンクパール
ミルクマン中田に笑っていたらすごい目にあった。
具体的に言うと「あなたと食事をして帰りたい」のくだり、あれ本当、ずるいと思う。正義くんと食事をとっても平気なよう予定を入れていないだとかの辺りからそわそわしてたんだけど、まさか一度流れた食事の話を引き戻してくるとは思わなかった。壁を殴ったあたりで私は一度本を閉じた。胸がいっぱいになった。。。そしてその様子を目の当たりにしてキレる子どもを思い出す中田正義よ…。ここのリチャード視点が読みたくてたまらない。
●スピネル
フットマン正義! 出喰わすリチャード! 待っていた展開がちゃんと用意され -
Posted by ブクログ
ネタバレ谷本さんと正義くんの関係性が好きです。もちろん正義くん的には片思いなのであれなのだけど…だから友情ともちょっと違う、でも確かにお互いを大事にしている、尊い関係だと思う。
それと同じで、正義くんとリチャードの関係も、恋だとか友情だとか一言では表せられなくて、いいなあって思う。もちろん「それは恋では?」のくだり、そうだよ恋だよ!GO!正義くんGO!という気持ちにめいっぱいなりましたが、でも人と人との間に芽生える気持ちって、恋か、そうではないか、だけでは絶対ないと思うし、だから着地点が「愛」だったことが、こう、「言葉では言い表せないこと」をあえて言葉にすると「愛」になるのか、と思って、空を仰ぎたくな