水壬楓子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
暴行、拉致、監禁――スキャンダラスな事件の被害者となった俳優の瀬野千波は、日本を離れてアメリカで演劇を続けていた。完全に立ち直るまでは合えない――そう心に決め、恋人である時代劇役者片山依光と会わないまま約2年。ところが映画の準主役に抜擢され砂漠での撮影が進む中、突然依光がやってきて…?
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「ラブシーン」の続きです。間に「ファイナルカット」がありますが、読まなくても今作は読めるかと。前作の「ラブシーン」は全体的に痛くて、千波が可哀想なまま終わってしまい好き嫌いが分かれるお話だったような気がしますが、今回の「クランクイン」は確かに切ない部分はありますが、基本的に二人がラブラブでよかったかなと -
Posted by ブクログ
出版社/著者からの内容紹介
13歳年上の右城と愛人関係を続けてきた藤近。幼い頃、母親に捨てられた過去を持つ藤近は、右城との恋に対しても、いつか捨てられるのではと臆病になっていた。書き下ろしを含む2編を収録。(ill:山岸ほくと)
内容(「BOOK」データベースより)
「今、決まった相手がいないのなら、私とつきあってみるか?」4年前、大手総合商社に勤める藤近は、ブランド・マーケティング部の部長である右城の誘いを受け、彼の「愛人」となった。妻と娘を持つ右城とは身体だけの関係―右城に惹かれながらもプライドの高さから想いを告げられず、そう割り切ってきた藤近。だが悦びと安らぎをくれる男の腕が決して自 -
購入済み
絵は綺麗、なんだけど……
絵は耽美寄りな感じだけど綺麗だとは思う。
ストーリーは割と重め。
絵柄とは合ってるんだと思う……けど、読後のこのモヤモヤした感じはなんだろう。
なんでこんなに評価が高いのかわからない。
深凪の口調がどうも鼻について、ストーリーに入り込めないから?
扱うテーマの割に心に何も響かなくて、「うーん……?」と首を傾げながら読了しました。
「もっとこの2人を見たい」という風にもならず、漫画が終わった時点で閉じてしまって、巻末の小説は未読。
すみません。 -
ネタバレ 購入済み
まあ
初読み作家さん
まず文体がちょっと合わなかった。
「…のだが。」「…なわけで。」
って感じの文章が多くて、あまり好きじゃなかった。
そして冒頭の、再会してあっさり関係を持った経緯にはげしく「???」。
学生の頃から、今もまだお互いに対してひきずっているものがあったのならわかる。
それが、すっかり忘れていた上に、現在の互いの性的思考もよくわからないうちに、簡単にそういう関係になるかね?⁉
せっかくの学生時代のエピソードが、あまりにも生かされていなくてもったいない。
攻めは結局バイだったのか?
その攻めも、一見大雑把でだらしないようでいて、根本は肝の据わったイイ男の攻めを