美達大和のレビュー一覧

  • 死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張―

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    殺人者であり無期懲役囚である美逹大和の書いた本。叱る依存、反省すると犯罪者になります、からの流れで読んでみた。まずこんな知性が2人も人を殺して収監されてるって事に驚く。内容としては無期懲役囚でありながら卓越した観察力と周囲への興味を持つ美逹でしか書けないLB級刑務所の様子を反映したとても貴重な内容になっていると思う。タイトルから想像されるような過激な内容ではなく、前述した2冊とは対立する内容かと思って読んでみたけど必ずしも両者は矛盾すると思えなかった。反省すると〜を読んだ時に大事なのはどの視点か、と言うようなことを考えたが、美逹が言うのは被害者にとってそれがどんな意味があるのか、であるところに

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    2025年01月21日
  • 人生を変える読書 無期懲役囚の心を揺さぶった42冊

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    これまで何冊か書評本を手にしましたが、迫力のある内容でした。一冊一冊丁寧に且つ沢山の本を読んでいないと書けないと思います

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    2024年01月18日
  • 塀の中の運動会

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    感想
    十把一絡げに考えてしまう。しかし1人1人違う人間。そんなあたりまえのことに気づかされる。彼らが塀の外で笑えるように。そんなことも考える。

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    2023年04月30日
  • 罪を償うということ ~自ら獄死を選んだ無期懲役囚の覚悟~(小学館新書)

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    ネタバレ

    LB級刑務所の中の人によるその住人の実態レポートは唯一無二でとても興味深い。被害者には過酷な話であるが、犯罪者は裁判の時はしおらしくしていても、本音では悪いのは被害者の方と信じて疑わない自己中心的なものが大多数である。また、それをベースにした死刑の犯罪に対する抑止力の議論は納得がいくものだった。それにしてもこれだけの書をものにできる著者は、もし犯罪を起こさねばシャバで一角の人物になっていただろうに。。。

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    2022年02月08日
  • 罪を償うということ ~自ら獄死を選んだ無期懲役囚の覚悟~(小学館新書)

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    ネタバレ

    凶悪犯は反省などしていない…
    死刑は抑止力になる…

    法務省の新入受刑者に課する知能検査の結果
    標準IQ100以上 7.6%しかいない
    69以下 23%もいる…

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    2021年04月28日
  • 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

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    『99.99%の人間は自分に甘いのです』

    継続することの大切さを再確認。

    なんで勉強するの?

    学校の勉強なんか社会に出て役に立つの?

    ふわっとしてて 全く伝わらなかった
    私の言いたいことを
    的確に 分かりやすく でも深く
    書いてくれてる本

    学生時代の私と彼女たちに読ませてやりたい



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    2020年07月20日
  • 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

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    実際にあった殺人犯と女子高生、男子中学生の文通の話。それだけ見ると、どうなんかと思ったけど、受刑者である大和さんの言葉はどうして、真実をまっすぐ伝えてくる。

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    2018年08月12日
  • 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

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    私には欠けている「やり続ける力」「やり抜く力」。この本でもひしひしとその大切さを感じました。

    無期懲役囚と一般の中・高校生との手紙のやりとりなんだけど、囚人とは思えないような優しくて、見守るような手紙の内容にびっくりしました。
    もちろん、犯した罪があるのでこの人のすべてを肯定はできませんが、それでも手紙をやりとりしていた子たちには支えとなっている存在なんだろうなと感じた。

    読みすすめていく中で、作り話?と思ってしまうくらいにできすぎた感があったけれど、本当の話にびっくりしたし、囚人=美達さんの答えの内容の豊富さや理論には感銘しました。目をよくする方法だとか、足を細くする方法だとか。

    美達

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    2017年12月06日
  • 人生を変える読書 無期懲役囚の心を揺さぶった42冊

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    美達氏が本書で紹介している本は、
    本好きなら、「ポイント押さえているな」という感じです。
    本好きじゃない人にも、
    本を手に取り続けるキッカケになるチョイスだと思います。
    無期懲役囚で、殺人を犯して服役している、
    (不謹慎な言い方ですが)滅多にいない読書家です。

    読書家には、いろんなタイプがいますが、
    美達さんは、天才型で、片っ端から本を読んでいって、
    吸収するタイプだと思います。

    読書する効用というのは、さまざまあると思いますが、
    人生を好転させる手段と考える人もいますし、単なる暇つぶしだという人もいます。
    強制的な読書というは、長くは続きません。
    美達氏も、この著作で、強制的に読書を勧め

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    2017年10月01日
  • 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

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    娘・息子に読ませたい1冊。

    あまりに知的な無期懲役囚との文通。大事なことは、「諦めないこと、地道に繰り返し努力すること。」。

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    2017年01月29日
  • 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

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    ネタバレ

    したい人から始める人になっただけ、1%になったんだからほめよう。そう思った。続けるのも、ずっとできない99人かもしれないけれど。

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    2016年11月05日
  • 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

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    痛いところを突かれるような、今私に必要な本だった。諦めたらそこで終わり、ということを教えてくれた本。

    でも、複数のことをする目標があり、そのどれもに100%集中してやるなんて、不可能に近いと思う。何かを得たいなら、何かを諦めることも重要な選択肢の一つだと思った。

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    2016年10月02日
  • 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

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     それだけの知識と経験を持ちながらなぜ犯罪を犯さなければならなかったのか。

     人はよく犯罪者を鬼畜というがその犯罪というものを犯すまでは大方人として普通に生活してきたはず、そしてそのある一点を超えることにより人生を踏み外すことになる。

     ならば人というものは誰でも犯罪を犯す要素は持っていることになる。それを社会がどう判断するかによりこれからの事件は変わってくるかもしれない。

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    2016年06月06日
  • 人生を変える読書 無期懲役囚の心を揺さぶった42冊

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    ネタバレ

    影響力の武器 第3版

    ワーク・シフト

    プロフェッショナルの条件

    EQ

    葉隠

    夜と霧

    ハーバードの人生を変える授業

    哲学者とオオカミ

    春琴抄

    コッコロから

    飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ

    銃・病原菌・鉄

    法律を読むセンスの磨き方・伸ばし方

    交渉力 最強のバイブル

    SHOAH

    日本原爆詩集

    媚びない人生

    自省録

    ビジョナリー・ピープル

    悪童日記

    うまくいっている人の考え方 完全版

    夏の庭

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    2015年12月06日
  • 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

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    殺人により無期懲役の服役をしている美達さん(本文より、みたっちゃん)と手紙でのやり取りを通じて変化していく女子高生サヤカちゃんと中学生の弟ヒロキが描かれている。
    みたっちゃんの事件についてはこの本ではほとんど書かれてはいないため、そこへの言及は置いておくが、客観的にみて本書でのみたっちゃんは2人にとって最高のメンターである。
    みたっちゃんはとにかく自分を甘やかさずにやることで、目の前の成果だけではなくその後の自分の人生をすばらしいものにできることを説いている。うーん、自分に甘い自分には耳の痛い内容。。けど、だからこそこんな自分になれたらすごい力を発揮できるんだろうなぁとポジティブシンキング♪本

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    2015年02月11日
  • 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

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    続けることの大切さを学んだ。
    続けることを諦めることで自分の潜在能力を目覚めさせることも諦めていたんだと気づかされた。

    人間には目標が必要なこと、それに向かって今を真剣に生きること、逃げずに続けることが大切。

    この本を読んだことで、自分の目標を意識しそれに向かって努力を続けていくと決意することができた。

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    2015年01月25日
  • 死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張―

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    犯罪者は寒く暗く侘しい刑務所の中で、自らの犯した罪を省みて悔い改め改悛し、真人間になって社会復帰する……なんてことがもしかしたら幻想⁈妄想⁈にしか過ぎないのかもしれない。

    衣食住に困ることなく、当たり前だけれど逮捕されることに怯えることもなく、テレビや読書といった娯楽にもあまり不自由しない、という、犯罪者として「シャバ」で怯えながら暮らすよりもはるかに安定した日々を過ごしている。

    著書によればそんな環境の中で心から反省する者は1〜2%に過ぎないという。

    それは極論だ、という人もいるだろう。でも、哲学者の言葉や理論を引きながら語るのもまた反対の極論に過ぎない。

    ただ共感しやすいかし辛いか

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    2014年12月20日
  • 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

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    美達大和氏は2件も人を殺めた犯罪者。
    その犯罪者と高校生のサヤカと中学生のヒロキの姉弟は、文通で交流している。
    文通内容は受験を控えている二人へのアドバイスと、素朴な疑問に、かなり詳しく応えている。
    予備校の先生なのでは?と錯覚してしまいそうなくらいだ。
    筋力のつけ方とか、脚を細くする方法(笑)とか子供たちの、微笑ましい質問にも熱心に応えている。

    読み始めは受刑者なのに…と批判めいた気持ちでいた。
    本当に実在している人なのかとも疑ってしまったが、美達氏のブックレビューなるサイトを見つけたので実在している!!

    犯罪者を“魅力的”と表現したら相応しくないのだけども、かぶりついて夢中で読んでしま

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    2014年10月08日
  • 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

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    ずっと、継続することの大切さ、自分との約束を守ることの大切さを説いた本。
    思ってたよりも、薄い本だったので残念。内容よりも、美達さんの人生とか考え方のほうが気になる。

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    2014年07月07日
  • 死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張―

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    2件の殺人事件で無期懲役となり服役中である著者が、悪質・長期受刑者の収容される刑務所で過ごしながら記した死刑肯定論。
    「ほとんどの殺人犯は反省しない」「悪党の楽園化している刑務所」「終身刑の欠陥」という話には、さすが現役の無期懲役囚だと思わず感心した。
    被疑者・受刑者の人権ばかりがクローズアップされ、被害者・被害者家族の人権がとかく疎かになりがちな日本の司法制度にあって、死刑反対論に対する痛烈な批判(と皮肉)であると思う。自称人権派の人たちには是非一読をお勧めしたい。
    久々に読む価値のある新書本であったと評価したい。

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    2013年01月25日