【感想・ネタバレ】人生を変える読書 無期懲役囚の心を揺さぶった42冊のレビュー

あらすじ

本書では、1冊の本と出会うことで、気力・勇気・知恵を得て、
自分を肯定できる、あるいは再発見できる書を、
また精神のあり方や生き方に変化が起こるような、
刺激を与えてくれる書を選んでみました。
また、私自身があれだけ本を読みながら、なぜ愚かなことをしたのか、
その変わらなかった部分や倫理を超えてしまった原因はどこにあるのか、
加えて本を読むことで変わった面と変わらなかった面についても考察してみたのです。

人はいくらでも変わり得るのです。本人さえ諦めていなければ。
それまでの己の精神に新たな風をはらんで、
違う世界を覗くことも不可能ではありません。
本書はそんな本との出会いをしてほしいという、
期待と確信を込めた1冊になりました。
(「まえがき」より抜粋)

無期懲役囚として、
刑期10年以上の者が収容される「LB級刑務所」に服役している著者の読書記録。
獄中で数万冊を読破する「本の虫」の著者が、
読書を通じてたどりついた答えは、
「本で人は変われる」ということ。

本書では、生きるために必要な概念や知識が得られる本を、
意欲や情熱が呼び覚まされる本を紹介。
ビジネスや人間関係を好転させる読書とは、
人生を豊かにする読書とは何か。
全編を通じて、私たちに「どう生きるか」を訴える。

忘れてしまった感動や失いつつある情熱を取り戻し、
自らの可能性を見出すための本を、42冊紹介。
自分だけの珠玉の1冊を、ぜひ本書から見つけてください。

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Posted by ブクログ

著者は無期懲役囚であり、刑務所の中でも月100冊以上読む本の虫である。
その著者が厳選した42冊の本の感想をまとめているが、自分自身の人生経験や後悔と重ね合わせて書いてあるのが読みどころだ。

『死への準備』日記 千葉敦子
ガンに侵された著者が、時間の使い方は生き方の問題だと感じ、困難に出会った時、今こそ自分が成長する機会なのだと捉えて、前向きに最期まで生き尽くす大切さを説いている。

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2025年08月30日

Posted by ブクログ

これまで何冊か書評本を手にしましたが、迫力のある内容でした。一冊一冊丁寧に且つ沢山の本を読んでいないと書けないと思います

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2024年01月18日

Posted by ブクログ

美達氏が本書で紹介している本は、
本好きなら、「ポイント押さえているな」という感じです。
本好きじゃない人にも、
本を手に取り続けるキッカケになるチョイスだと思います。
無期懲役囚で、殺人を犯して服役している、
(不謹慎な言い方ですが)滅多にいない読書家です。

読書家には、いろんなタイプがいますが
美達さんは、天才型で、片っ端から本を読んでいって、
吸収するタイプだと思います。

読書する効用というのは、さまざまあると思いますが、
人生を好転させる手段と考える人もいますし、単なる暇つぶしだという人もいます。
強制的な読書というは、長くは続きません。
美達氏も、この著作で、強制的に読書を勧めたりはしていません。
美達氏は、生まれつき人に与える影響が強い才能を持っている人だと思います。

その才能を、これから、良い方面に使ってもらうことを願うばかりです。
なぜなら、多くの人が、与えられた稀有な才能を、
自身のために使い、崩壊しているからです。
それは、美達氏の以前の行いがそうでした。

読書も使い方次第では、良くも悪くもなることを、
知っているのは、とても重要だと思います。
決して、読まれる読書になっていけません、
主体的な読む読書を実践するのがベストです。

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2017年10月01日

Posted by ブクログ

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2015年12月06日

Posted by ブクログ

社会性を身につけるために。心の支柱を見つけるために。愛を感じるために。知識を戦力に変えるために。命の尊厳を知るために。心の成長を促すために。子どもに読ませたい本。

読破した数万冊の中から選んだだけあります。本ってやっぱりすごいです。

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2016年10月09日

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