ユーザーレビュー 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法 美達大和 / 山村サヤカ / ヒロキ / ゆうこ 高校の教員をしていますが、何箇所かをコピーして学年集会で配りました。 受験勉強あるいは何かをやらなくてはと感じている生徒にとっては「心に刺さる」ものがあったと確信してます。 感銘を受けてすぐ始めるか、そのうちと思って忘れてしまうか、それが人生の分かれ道になるのだろうと思います。ただ、どちらが幸せかは...続きを読むまた別の話。あくまでどちらの生き方をしたいかの話です。 人間的成長とは「自律心」である……それが、私の感じたことです。 Posted by ブクログ 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法 美達大和 / 山村サヤカ / ヒロキ / ゆうこ 人が生きる、その中で身につけておくと良い考え方や思考の一端が学べる本。 筆者自身が受刑者であり、末文でも懐疑心の中でやり取りをしたという事が書かれている。 実際、「偉そうに何を」という人も居るかとは思う ただ、個人的には。 犯した罪の云々はあくまで本人の思考の範疇であり、外部者である私にその意味...続きを読むや今の行動の意義を問う権利は当然無く、むしろ誰もその意志を決める術を持たないと考えている。 従って、そういった点は重視せずに本感想は書く。 素晴らしい内容だと感じた。文通相手が高校生・中学生相手なこともあってか非常に分かりやすく、砕かれた順序で話して下さっているので理解もしやすかった。 自分に自信を持てない人や、何か失敗をした人に凄く刺さる一冊なのでは無いかと感じている(私自身がそうだ)。 こうなってはいけない…でも、こうあるといいのではないか?という思考の提示の中で、ともすれば我々大人は書内で否定されている行動を取っているのでは無いだろうか。 この事実を冷静に受け止め、本書の通りと考えて軌道修正をするか、諦めるかで大きくその後の人生が変わるのではないかと感じた。 大人になれば変わるのは難しいとはあったものの、無理だとは言ってないですから。 大人にはリソース面で優位な点もあるでしょう。逆に時間は無いかもしれませんが…それでも、人は変われるということを。それに必要なことが何かを1視点として教えてくれる良書でした。 Posted by ブクログ 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法 美達大和 / 山村サヤカ / ヒロキ / ゆうこ 『勉強すること』の本質、考え方、とても大切だなと思う。 まぁ勉強に限らず、何事も本質を考えないといけないね。 自分の子供にも読ませてあげたい。 Posted by ブクログ 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法 美達大和 / 山村サヤカ / ヒロキ / ゆうこ 無期懲役囚との文通をまとめたもので、勉強法というか自己啓発本かな。 全く期待していなかったけどかなり良かった。 まず、立場が立場なので賛否はあるとは思う。 ただ、書かれていることはとても真っ当で「もっと本を読もう」「勉強をしなくては」「努力しよう」という気にさせてくれる。 たまに読み返してやる気を出...続きを読むしていきたい。 Posted by ブクログ 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法 美達大和 / 山村サヤカ / ヒロキ / ゆうこ 自由人ヒロキくんと内気なサヤカちゃんの姉弟がみたっちゃんの生き様から勇気と知恵を学ぶ、対話と成長の物語。 p.77 人間にとって大切なのはIQの高さより、勤勉性、真面目さ、自分との約束を守る心だと思っています。この三つを貫けば、必ずあきらめないで続ける力、そして続ける習慣が身につきます。 → 自分...続きを読むが続けると決めたことを辛いことがあっても納得するまで続けることが真の自信と勇気を与えてくれる。 p.95 最悪の事態となった場合、サヤカさんはどうしますか?そのときに取るべき行動をノートに書き出しておいてください。そのとき、自分がとるべき道を考えてみるといいでしょう。最悪の場合にどうするかを決めておけば、あとは余計なことを一切考えずにやるだけでいいのです。自分の能力を信じてください。 → つねに最悪のケースに備えて、コンテンジェンシプランを練っておくということか!備えあれば憂いなし。 p.101 中学生のときに読んだロマン・ロランの『ジャン・クリストフ』は強烈な印象を与えてくれたものです。正確ではありませんが、「人は自分にしかなり得ないものにならなければならない」という言葉を知ったときに、大きな衝撃を受けました。あれから何十年も経っていますが、あのときの衝撃は忘れることなく、みたっちゃんが努力する強い動機になっています。 → 様々なことにチャレンジして、「自分にしかなり得ないもの」を見定めて行きたい。 p.179 自分で夢なり、希望を持って、それを実現しようと頑張ることは大変ですが、半面、楽しく充実したものです。苦労が多いほど喜びも大きく、自信もつきます。「こんなことで大丈夫だろうか」ではなく、「もうこれ以上はできない」というくらいやってみてください。その姿勢が次へと、未来へとつながるのです。 → とにかくやる!とことんやる! p.179 勉強は机に向かっているときだけでなく、ベッドに入ったとき、朝、起きたとき、入浴時など、ちょっとしたときに自分に問題を出してみたり、記憶を確かめたりしてください。ちょっとのことですが、積み重なると大きいものです。休憩するときは体を動かすなどして、気分転換も忘れずに。 → ちょっとしたスキマ時間で読む本、考えることや振返って確認することを書き出しておく。 p.10 自分の希望や夢に対して、へこたれず、愚痴らず、とにかくやり続ける精神力を手に入れたら、人生なんて自分の思うようになります。「とにかく、続ける」。これは最高の財産です。 → 読書会を広めるという夢を実現するために愚直に活動を続けますよ。 p.22 私も乙女座ですが、大変な自信家です。理由は「やると決めたら何があってもやり抜く」からです。「できるかな」ではなく、「やり抜く」という考え方と行動を心掛けています。 → 不安を感じたら不安ごと呑み込んで達成するための道筋を考えながら行動を続ける。 p.24 時間がないとのことですが、時間を作る工夫をしてください。まとまった時間が取れなくても、少しの時間を上手に使えるようになってください。若いときの読書は貴重な時間であり、経験であり、一生の糧となるのです。 → 時間が取れなくてもちょっとずつ進める。続ける。 p.27 勉強でも仕事でも何でもそうですが、初歩に戻り、やさしい課題、問題を解いて、どんどん進んでいくのがコツです。 → やさしくても課題は課題。目を閉じてでも出来るかなど、訓練になる方法はいくらでも。圧倒的な量をこなすのです。 p.33 世の中は楽しいこと、好きなこと、簡単なことばかりではありません。そのようなときに、「何でも平然と取り組める、解決できる、忍耐強く続けられる」という能力を養うための訓練が勉強なのです。目標を決め、計画を立て、自分を管理し、達成するという一連のトレーニングだと考えてください。 → 上達のコツはPDCFAを如何に早いサイクルで回せるかってことかな。 p.35 知識や教養がない分だけ、世界が狭くなります。いろいろなジャンルの知識を身につけると、一つのことがほかの多くのことと関連があるとわかってきます。 → 浅くても良いので限りなく広く知ることを楽しむ。 p.38 とくに苦手なことというのは、自分を鍛えてくれます。 → 苦手だなと思ったら、ちょっとだけやってみる。 p.43 最初に結論から言いますが、サヤカさんは目標を明確にしてください。具体的に何のためなのか、それを紙に書いたり、写真に撮ったりして、常に見える所に貼ってください。 → 今の自分の目標を書き出して常に見えるようにしておく。 p.53 凡ミス対策は普段の勉強でできます。対策はテストのときと同じで、普段から「できるだけ落ち着いて答えを書く」「見直しを慎重にする」の二つだけです。 → 落ち着いて課題に取り組む、仕事は見直しを必ずする。 p.89 中間、期末テストに対するみたっちゃんの考えは、勉強した成果がどうだったかを知る機会だということです。間違えた部分は自分の感覚と合っていたか、それとも離れていたか。各教科の自分の弱点は何かわかったのか。前回に比べて進歩はあったのか。などなど自分の力を正しく把握しているかということをすりあわせるリトマス試験紙なのです。 → 読書会も開催した意義があったか、参加者に変化は起こったか、進め方に不備や改善箇所は無いかを毎回振返ろう。 p.103 本を読まない、嫌いだという人は、大きな楽しみを失っていると思います。何を読んでいいかわからないときは、自分の興味あるテーマの本の中で「短いもの」から読んでみることもいいのではないでしょうか。 → 本はどんなジャンルでも読めば、何かしら気付きがあるものさ。 p.119 やみくもに進むのではなく、必ず自分の弱点を冷静に分析してください。それもしないで、「ダメだ」「不安だ」というのでは、自分で自分の足を引っ張っているのと同じです。 → 不安を感じたら何が問題かを考える。不安がなくても最悪のケースをたまには考えよう。 p.145 ラストスパートなどと言いますが、いつもと同じペースでやりましょう。ラストスパートをすると、心も頭も余裕がなくなります。自分で自分を焦らせることにもつながります。ラストスパートしなくてもいいように日頃からやっておくことです。 → ラストスパートの駆け込みゴールに救われると、普段のコツコツ継続ができなくなる。自分の場合はラストスパート出来ないように工夫しようと思う。 p.150 『源氏物語』は、日本人としては必須の教養ですね。 → ここでも源氏物語か!積読リストに入れておこう。 p.185 世の中の99.99%の人は自分に甘いのです。自分の弱い心と戦い、苦しみ、悩みながら頑張っている人のほうが多いのですよ。そうして、少しずつ少しずつ強くなっていきます。 → あまりにも弱い自分に呆れながらも、苦しみ、悩み、それでも一歩ずつ前に歩いていく。 p.188 人の才能とは、「頭の良し悪し」ではなく、「目標に向かって取り組み続けられる力だ」という事実です。 → Yes! Yes! Yes! Posted by ブクログ 山村サヤカのレビューをもっと見る