美達大和のレビュー一覧

  • 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

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    借りたもの。
    勉強とは成績ありきではなく、自己鍛錬――苦手を克服すること、教養を深めることであると、シンプルに指摘。そのために”繰り返し”練習をすること、また、身体を鍛えることも大切と、勉強だけでなく、人間としての土台作りを、受刑者の「みたっちゃん」は伝える。
    サヤカさんとヒロキくん、それぞれに合った的確なアドバイスをする姿勢にも、(親であれ教師であれ)画一的に勉強と成績の事ばかりの教育に、本来の教育の在り方を見る。
    サヤカさんとヒロキくんにお薦めする本のチョイスもなかなか粋なものを選んでおり、「みたっちゃん」の造詣の深さを感じさせる。
    手紙のやりとりという形式なので、色んな話に話題が及ぶ。そ

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    2016年08月03日
  • 人生を変える読書 無期懲役囚の心を揺さぶった42冊

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    社会性を身につけるために。心の支柱を見つけるために。愛を感じるために。知識を戦力に変えるために。命の尊厳を知るために。心の成長を促すために。子どもに読ませたい本。

    読破した数万冊の中から選んだだけあります。本ってやっぱりすごいです。

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    2016年10月09日
  • 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

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    したい人1万人、始める人100人、続ける人一人。主婦が文通を始め、娘・息子が加わる。人を上手にやる気にさせ、前向きに挑戦し続けるようにしてくれた文通の記録。

    月100〜200冊の本を読むということのすごさかなと思いました。

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    2016年10月09日
  • 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

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    『継続は力なり』を丁寧に教えてくれます。

    あとがきにある、中谷彰宏さんによるフレーズ「したい人、10000人。始める人、100人。続ける人1人」は至言だと思います。

    しかし、「一つを選ぶということは、ほかを捨てること」なので、続けるには捨てる勇気が必要なのかもしれません。

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    2016年05月26日
  • 塀の中の運動会

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    ネタバレ

    初めて読む作家さん、作者は現役囚人とのこと、、
    学校と刑務所との違いはあるけれど、森村誠一さんの「虹色の青春祭」とよく似た内容の物語でした。(^ ^)

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    2016年03月13日
  • 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

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    勉強の方法を、文通しながら教わる、というタイトル。
    内容は、勉強しながら出てくる悩みに対する回答を手紙の形式で表す、という感じである。

    まぁ、内容で特に頭に残っているものはない。ななめ読みだったせいかもしれないが。科学的根拠がいっぱい出てくるとか、そういう系の本ではない。

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    2016年03月02日
  • 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

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    ネタバレ

    若い時に読んでいたら、勉強に対して積極的に慣れていたと思う。
    今の歳でも役に立つこと柄といえば、
    あきらめずに最後までやり遂げるということか。
    何でも奥深くやり続けることが大切と教えられた。

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    2016年02月24日
  • 塀の中の運動会

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    現役受刑者という異色すぎる作者の囚人小説。
    受刑者なりの罪との向き合い方とかそういうメッセージ性も一つの主題となってはいるんでしょうが、刑務所内というその特異な世界観が面白いというか興味深すぎて霞んでしまうところも。作者からしたら日常風景なのかもしれませんが、読んでる側は・・・
    一応「この物語はフィクションで・・」という断り書きはあるものの、どこまでがフィクションでどこまでがリアルなのか判別がつかない。少なくとも「話にリアリティがないよね」とは言えないでしょうw

    しかし、中での会話はやっぱりああいうものなのかなあ。人を殺したことも自慢話で楽しく語り、とにかく猫を被って仮釈放を・・・って。ちょ

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    2015年07月16日
  • 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

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    内容は素晴らしい。

    ただ、子供へ伝える手紙という形式だからかもしれないが、少し文が冗長気味で単純に面白くない。

    方法も素晴らしいのだが、本に載っていることを並べているだけで、著者なりの噛み砕いた教え方や、新しい方法や考え方が非常に少ない。

    その結果、読書好きな人には得るものが少ししかなく単純に退屈。読書をまったくしない人には、得るものはあるが「本ってつまらないな」と感じさせる危険がある中途半端な本になってしまっている。

    ただ、高校生の時こんなことを言ってくれる人が近くにいたら…と思わせる。もう少しまとめて手紙の形式をやめて、著者なりの方法をもっと書いた本になればとても良書になると思う。

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    2015年07月09日
  • 女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

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    内容自体は参考になる。
    やりたいではなく、絶対やるぞ! と
    自分に言い聞かせるアドバイスが何度か出ているが、
    これがすべてだと思う。
    書いてあることは至極もっともなのだが、
    正直に言うと、この著者ならではの
    何かすごい方法論があるのかと
    期待してしまった。
    しかし良くも悪くも正攻法、まっとうな
    努力と継続さについて書かれている。

    内容はとくに文句はなく、むしろ読みやすくて
    良いのかもしれないが、
    お金を出して買ったことに対する
    期待値と比べると、
    少し違っていたかもしれない。
    こんな評価ですみません。

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    2015年03月12日
  • 死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張―

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    殆どの殺人犯は反省していない。被害者が悪い、自分は不運と思っている。刑務所は楽園、犯罪指数をあげて社会に戻っていく。無期刑は、更に反省しなくなる。

    中の人だから書ける、犯罪者の本音と現実。

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    2014年03月17日
  • 死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張―

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    美達大和(みたつやまと)
    著者は2人の人間を殺めたことにより、無期懲役で刑務所服役中で、刑務所暮らし20年弱。

    その著者が語るのは、普段知ることのできない”塀の中”の実態と死刑肯定について。そして、現状の更正システムをどのように改正させたらよいかについて提言をされている。

    刑務所暮らしについては具体的なことはあまり書かれていないが、受刑者の実態・心情についてはしつこく書かれている。
    加害者のほとんどは、反省をしていないということが何度も書かれている。(彼によると、反省しているのは1%程度だという。)
    また、受刑者感覚としては10年20年の刑期は「あっという間」とのこと。
    その中では反省より

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    2012年09月02日
  • 死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張―

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    前著の内容もかなり衝撃だったけど今回もたまらんね。

    服役している犯罪者のほとんどが反省しないと繰り返し訴えるが、自身も長期刑受刑者という著者。加害者の更正より被害者の生命権を、という件は頷くことしきりだ。

    著者も強く言っているように死刑制度なくして公正で安全な社会は保たれないと思う。執行猶予付き死刑はありだな。被告人は法廷で嘘をつくというならなおさらだ。

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    2011年02月05日
  • 死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張―

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    人権インフレの中、更正できる可能性の有る囚人が全体の1〜2%しかいないという証言。塀の中の話を聞くと、彼らは動物そのものなんだという気がしてくる。◆◆終身刑=死刑ではないということ。死刑廃止による安全な社会を損ないかねる危険性を痛感。社会秩序の維持の重要性。

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    2020年07月27日
  • 死刑絶対肯定論―無期懲役囚の主張―

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    読書家の著者らしく、豊富な語彙で刑務所内の受刑者を描写するが、要するに「ほぼ全ての犯罪者は反省・悔悟しないから、特別予防のために死刑は存置されるべき」との主張。 死刑制度最大の問題である誤判/冤罪の問題には、「絶対肯定」するだけの論拠は書かれていないように思われる。

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    2010年09月26日