水名瀬雅良のレビュー一覧
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この親にしてこの子あり、と言う暗い面を誠の存在で克服した尚吾が幸せになればいいなぁ、と願いつつ読み切った。半分しか血が繋がってないとは言え、実の兄弟である、と言う面は否めないが、禁忌を犯していても生きていて欲しいと願う父心が救った気がする。尚吾の母親の薫はどうやって生まれてきて、どうしてああなったのか、背景が全く描かれていない面が気になったが、そう言う面が気になるのは、BL小説ではなく、一般小説と同じ感覚で自分が読んでたから気になるんだな、と気付いた。BL的には薫はああいう存在、ってだけでも十分なんだけど、夜光さんは「物語を紡ぐ」と言う面でエンターテイメント性が非常に高いと思う。
尚吾はようす -
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過疎化の進む故郷の村の暗い秘密、故郷の友人からの不可解な葉書、友人の死、母の違う兄弟…振りは横溝正史風味で、舞台設定自体が大好物だ。媚薬ではなく、人間の理性を狂わす花の存在により、兄と弟は禁断の関係を結ぶ事に…って、ありがちと言ってしまえばそれまでなんだけど、そこへ強烈なスパイスとなっているのが、弟に異常なまでに深い愛情を抱く兄と、その兄をに真っ直ぐな心で親愛の情を向ける弟。この二人の存在が浮かび上がってきて、「世界は二人の為に」でいいじゃないか、と思える作品。
エロの種類も実に豊富で、粘膜接触により性的興奮度が高まると言う描写が秀逸。 -
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人気俳優×大学生(異母兄弟)
主人公は人気俳優の兄と東京で二人暮らし。
しかし、故郷である四国の幼馴染からの便りがきたことから、二人の間の平和な空気が乱れていく…。
故郷の秘密をめぐって、幼馴染が、兄が親が、そして主人公の無くした過去の記憶が錯綜していきます。
このお兄ちゃん、いわゆる
「母違いの弟が好きで好きで可愛がって可愛がって可愛がり過ぎて好きになっちゃったんだけど、気持ち抑えられなくて…でも離したくないから囲ってて」
っていう典型的なブラコンからラブタイプです。
弟も兄大好きだからまあ、とまらんですわな(笑)
エロもねっとりハードです。
死ぬ登場人物もいるので、全体的に話が暗いです -
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中学からの幼なじみで、いつも隣にいるような関係の渚と大駕。モデル顔負けの容姿でモテる大駕のことを仲のいいただの友人だと思っていた渚は、ある日モトカノから大駕と寝たことがあると聞いて複雑な気持ちに。わだかまる気持ちを酔いにまかせて吐露した渚に、大駕は熱いキスをしかけてきて…!
面白かったです。女の子と付き合っていたことのあるノーマルな子が主人公なので、当然その手のいざこざは発生するのですが、あまりドロドロ感はなくてさらっと読みきることのできる内容.。水名瀬センセの作品イメージにかなりフィットしていると思いました。
無自覚な嫉妬から、徐々に相手への想いに気がつく受の気持ちの変化が読みどころ。
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「春、君を想う」で、優しくていい人で、かなり不憫だったカフェバーの店長、尚が主人公の続編。
前作の結末では割り切れない思いがやや残った分、その後失恋した尚がどうなったのか知ることができただけでも高評価です。
尚はかなり遠慮気味のやさしいタイプなので、どんなお相手だろうと思ったら、外務省勤務!官僚?しかもしっかりとした志を持つ男前です。
最初は単に酔った相手を介抱したことがきっかけで知り合っただけなのですが、偶然が重なるうちに少しずつ親しくなっていきます。それこそ住む世界が違う二人なんですが、食事が介在して距離が近くなる感じがごく自然。
私生活にまで手が回らず仕事に忙殺されている西浦に、つい世 -
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長瀬はやっと桐生との同居に踏み切ります。
長瀬と一緒にいたいために桐生はアメリカ本社栄転の話もあっさりと断って、それは長瀬の為ではなく自分はまだ日本でする事があるからだと説明する。
一方長瀬は自分に想いを寄せる田中が父親が倒れた為に帰国していて、転院したいと相談されている事を桐生に話せないでいたが、難しい転院も桐生のコネであっさりと片付いてしまう。
偶然、田中の父親の見舞いに行った病院で桐生の美貌の部下であり腹心の部下、滝来に会い今回の栄転を断る事がどんなに無謀な事か、そしてそれは長瀬と一緒にいる為なのだと知らされショックを受ける長瀬。
桐生の長瀬への愛は本物ですね。
毎回、感動☆~