星野源のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いのちの車窓からを読んであまり間を置かずに読んだ。2冊読んでみて、時間の経過と人生のフェーズの変化によって人間は大きく変わるということを改めて感じた。彼のすごいところは、変わっていく自分を認めて、良くないところは素直に反省し、そのとき大切にしたいものを大切にできるところだ。ルサンチマンにまみれていた頃の彼から考えると、妻との食卓や喜劇誕生のエピソードは微笑ましく、涙ぐましい。そしてそれを誰よりも本人が客観視して幸せを噛み締めているのがいい。
相変わらず孤独や不安に呑まれそうになるエピソードもあって、そこにはやはり人間味を感じ、孤独感を抱える人に豆電球くらいの小さいけど暖かい光を浴びせてくれる。 -
Posted by ブクログ
友人のレビューを読んで手に取った一冊。
前半。書かれている内容はものすごくくだらないのに、その中に何か生きる本質らしきものが見え隠れし、「くだらない!」と読むのをやめる気にならないような魅力があった。
後半。著者がくも膜下出血で倒れたことは知らなかった。手術後や集中治療室での苦しさは、理由は違うがそれらの経験がある者として、非常に共感するところがあった。
今活躍されている著者の姿からは、過去にこれほど大きな手術をされたことなど、全く想像できない。本書を読めば、大きな手術後の絶望的なまでの辛さも、日が経てば全て過去の話になる事が伝わり、それに励まさせる人もいるのではないかと思った。 -
Posted by ブクログ
星野源さんのエッセイ集を拝読。
読む前は、芸能人として成功している星野源さんが世の中を俯瞰的に見た所感を綴っている内容だと思っていました。
読んだ後だと、彼も悩み苦しみながらも何とか楽しく生活しようとしている人なんだと思い、親近感がわきました。
他の書籍で触れていたら勉強不足で申し訳ありませんが、個人的には彼の学生時代の心境についてもう少し執筆してほしかったと思います。
特に、高校生の時に3ヶ月ぶりに登校した際の出来事がドラマみたいにきれいな青春に思えたので「やっぱり一般人とは違うんだ」と思ってしまいました。
何はともあれ、星野源さんのファンなら必見の一冊ではないかと思います。