星野源のレビュー一覧
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星野さんの初エッセイ。
飾らない文体で、楽しくもあるけど不条理な日常を淡々と切り取っていて、じんわりと染み込んできた。それなりに色々経験した30代だからこそ、読んでよかった本。
作中でも記されていたけど、過去の辛い記憶を自分の中で増幅させて、勝手に「私は心に傷を負ってます」とレッテルを貼ってしまうことって誰でもある。けれどそれで終わってしまうのは勿体ないと歳を重ねた今よくわかる。人と違っていいじゃない、私は私なんだからと思えるようになった。
星野さん自身が、おそらくその当時苦しんだであろう過去の出来事をあえてユーモアを交えて語っていて、強い人だなと思った。
他のエッセイも読んでみようと思え -
Posted by ブクログ
星野さんって意外と繊細な人だったんだな…。
自分の中での感情の起伏に素直で、無理に抵抗せず、ただ感じたままに過ごしている様が猫と同じような可愛らしさに感じました。
繊細だから他の人が気にしないようなことも多分目についてしまうし、メンタル的に大変な時期も多かった(今もあるだろう)けど、それに屈しないしなんだかんだ言ってそんな困難を楽しんでる感じが素敵だなって思いました。
生活の中の素晴らしさに気づけるのは相当の努力が必要というのはとても共感できる内容でした。
#2026 #6
おじいちゃんはつづく
「生きたいぞこりゃあ。」
口内炎はつづく
「ストレスって人から受けるより自分が生み出 -
Posted by ブクログ
源ちゃんはポーカーフェイスなところがあるけれど、内側ではいろいろなことを考えながら生きている人なんだなと感じた。
音楽の話から、人と触れ合う日常の話まで盛りだくさんで、本当に素敵で、購入してよかったと思える一冊だった。
彼にとって音楽は、本音で向き合える居場所なんだと知ることができてうれしい。
そして、彼のつくる音楽の中に、私の居場所も確かにあって、その居場所は未来にもずっと受け継がれ、残っていく。
音楽って、本当に素晴らしいなと思った。
人のいいところを素直に褒められる。
そんな彼のような人になりたいと、改めて思う。
それからやっぱり、星野源のアルバムは Stranger がいちばん好 -
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だらだらと時間をかけて読んでいた。
けど、ラストの方、
・生きる1〜2
・楽しい地獄だより1〜6
は気になってさくさく読み進めた。
星野さんの、
かっこわるさや恥ずかしさへの
眼差しが好きで、
この本も読んだのだけど。
命と向き合う星野さんのが
紡ぎ出した言葉も心にささるものだった。
体の痛みも死の恐怖もない抱えていない
穏やかな1日を送っているのに、
つい不平不満をもっていた自分に
大きな気づきをくれた。
窓からさす日の光も木々の音も
ありがたいなぁ。
そして生きるうえで寂しさが
つきまといつづけることへの覚悟。
--ここが、この世が既に地獄なのだ。
私たちは既に地獄をガシガシ -
Posted by ブクログ
ネタバレ星野源の『よみがえる変態』は、一見すると軽やかで笑いを誘うエッセイ集である。しかし、その底に流れるものは、決して軽薄なものではない。むしろ、闇の中でなお光を見出そうとする人間の強靭な意思であり、絶望をも笑いへと変換する稀有な表現力である。
本書には、下世話なユーモアや日常の小さな出来事が散りばめられている。だがそれらは単なる戯れではなく、読者に生きる力を与える「肯定の言葉」として響く。くだらないことを笑い飛ばす余裕の中に、人生の苦しみを引き受け、それを昇華していく強さが宿っている。
特筆すべきは、著者が自らの病との闘いを赤裸々に描きながらも、それを悲嘆としてではなく、むしろ「生の実感」とし