星野源のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本当に面白い、天才すぎる!星野源(以下お源さん)の言葉、文章、頭の中がそのまま1冊の本になっていて、とにかくお源さんエッセイが好き。ありのままでありながら、ちょっとオタク気質な感じもありつつ、ふとした瞬間に歌詞のような素敵な文章が現れる、とっても面白い‼︎ お源さんの声で、あの語る感じで脳内再生されてそれも良かった笑、今やスターの「星野源」の約7年間に及ぶエッセイ集はずっと手元に置いて読み返したい一冊になった。
ドラマ撮影時のときのことも書かれていて興味津々で読み進めた。
それと、「family song」、「恋」、「喜劇」の制作、曲に込めた思いを知ることが出来て、解像度上がった。とても貴重
お源さんも、日々自分を見つめ直し、振り返り「次はこうしよう」と思いながら生きているんだなと等身大でとても親近感が湧く。すごく正直でなんかすごく読んでよかったって思えるエッセイで嬉しい。
いのちの車窓から1を読んだとき、「なぜもっと早く読まなかったんだ、、!」と後悔したにも関わらず、私はいのちの車窓から2も発表されてから1年半以上経った今、ようやく読んだ。「もっと早く読めば良かった!」と心の底から思って、私は学ばない人間だなと思った笑
それと、「family song」、「恋」、「喜劇」の制作、曲に込めた思いを知ることが出来て、解像度上がった。とても貴重。
「喜劇」は特にイメージが良い意味で変わって大切な曲だと感じた。
この本を読み始めてすぐ、「くだらないのなかに」「不思議」を聴きたくなって、それがこの本ととても合う。おすすめ。
✳︎ ものを贈るという行為は間違っても「相手のため」だとか、善き行為だと思ってはいけない。全てにおいて自己満足であると考えた方がいい。
✳︎ 同じ瞬間が繰り返されることはない。たとえ同じ曲順、同じ演出だったとしても、同じ瞬間が訪れることは2度とない。かけがえのないものだ。
✳︎これまで自分が掃除をする度に発してい立て「もったいない」という言葉は、物を捨てる度胸がない自分への言い訳であった。
✳︎諸行無常。全てのものは常に姿化していて、人間や環境、私の生活や考え方もどんどん変わっていきます。だから、この本や過去に出したエッセイ集の中に最新の私はおらず、その全ては残像です。
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Posted by ブクログ
ネタバレ読んだら星野源を好きになります
星野源を名前しかしらなかった高校生の頃、星野源がマネキンに欲情したというエピソードをネットニュースでみてドン引きし、それ以降毛嫌いしていた私が、この本を読み進めて行くうちに、好感を抱かずにはいられなかった。
再読。
こんなにも好感を持って読み進めてしまうのは、星野源がもしかして自分と同じ畑出身なのでは?と思わされてしまうからだ。
しかも、オタク·陰キャ出身でありつつ、
常人を期した熱意と努力で、スーパースターに成り上がった俺らの星だからだ。
そして、そんなスーパースターでありながら、当初の精神を持ち続け、丁寧に熱意をもって向き合い続けているからだと思う。
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私も頑張ればこんな明るく社交的になれるだろうか。
周りの会話に入れず、ひとりで夜な夜な自分にダメ出しを繰り返していた中学生から20代中盤までの自分と比べれば、今は人と話すのがとても楽しくなった。人の話をしっかり聞くことで会話が続く、という仕組みを理解できたのはつい最近のことだ。それまではなにか面白い話をしなきゃと考えて下痢。グループの会話に入らなきゃと考えすぎて下痢。以降、恥ずかしながら人と喋ることよりも、喋らなくて済む理由を考えることに熱を注ぎ、自分を正当化しようとしていたあの頃。今振り替えるととてもダサい。そんな奴より自分が傷つこうがなんだろうが、ただ人とコミュニケートしたい、話を聞きたい、喋りたい、場を盛り上げたい、とウザがられようがどう思われようが率先して人と関わることをやめない人の方が、何倍もカッコいいと思う。
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「そう見られている」時点で、男は「騙されている」と感じるのではなく、「想われている」と感じるべきだろう。
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でもこの曲、自分の人生を変える作品になるだろうという妙な感覚がある。根拠はない。でもなんだかそう思う。出産を待つ夫のような気持ちで、君の誕生を待つ。
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まだ死ねない。これから飛び上がるほどに嬉しいことが怒るはずなんだ。そんな日々が来ることを、俺は、歌の中で知っているんだ。
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生きた証や実感というものは、その人の外的行動の多さに比例するのではなく、胸の中にある心の振り子の降り幅の大きさに比例するのだ。
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世間を面白くするには、世間を面白くしようとするのではなく、ただ自分が面白いと思うことを黙々とやっていくしかないのだと。 -
Posted by ブクログ
生活を俯瞰した源ちゃん日記。
何気ない日常が愛おしくなる…かも?笑
くも膜下出血で入院してから、それまで以上に俯瞰して自分をみているかのようになったという源ちゃん。
日記を覗き見しているかのようなエッセイでした。
仕事のことや、プライベートな出来事を面白く書けるのは、さすがだなと。
繊細だけれど、軽やかに生活する姿は見習いたい。
分からない未来を楽しく生きるマインドは素敵。
音楽に触れた時のシチュエーションとか、匂いとかが真空パックで思い出になってる感覚、かなり共感しました。
でも、その真空パック情報は更新も出来ると。
私もこのエッセイを読んでる時の空気、寒さ、本から感じる少し俗っぽいけど爽やかな楽しさ。
全部、真空パックにして、時々読み返して更新していきたいと思う。 -
Posted by ブクログ
人のエッセイを初めて読んだ。
かなり面白かった。
星野源の文章からは、飾らない人となりや、等身大で生活を続けている感覚が伝わってきた。
すごく好きな文があった。
「楽しい思い出も貰ったものも全部忘れて、傷ついた痛みを増幅させ『私は心に傷を負った人間です』と思い込もうとしていた『そんな人間』だった」
自分の病理を暴くような、本質的な一文だと個人的に感じた。
何気ない日常生活がユーモアを交え淡々と続いていく様子が描かれている。日々の中で喜びを感じる一方で、精神的に消耗していく瞬間も避けられない。
彼はそれでも生活を続けていく。そこには彼を彩るたくさんのユーモアが本著には散りばめられている。
母親の話が印象的だった。幼少期に母親が「美人のようこちゃん」と呼ばせたり、お風呂の排水溝に引き込まれる真似をしたりしていた。そのことを母親に今になって聞くと、幼少期に彼が学校に行くたびに暗い顔をするのでせめて家の中でも楽しくいてもらおうと思ってのこと、だと語る場面がある。
そこに彼の人となりというか、ユーモアに本音を挟み彩っていく。なんて素晴らしく、何気ない日常に対する愛そのものを感じた。
続く生活は決して一人でこなせるモノでは無いのと思った。
この本を読んでて、最近知人に言われた「あなたは意識がずっと自分の向いているから、他人を思いなさい」という言葉がずっと反芻していた。
本著に引用された「他者を思うことが、本当を自分を思うこと」と通ずる部分があった。
手を取り合って一つになるのでは無くて、他者と向き合い二つになる。こうして自分の生活は続いていくのだと再認識させられた。 -
Posted by ブクログ
こういう出会いがあるから、読書は素敵でかけがえのないものなのかもしれない。
どうしようもなく寂しい時、それでも人と会ってしまうとそのパワーに気圧されてしまう時がある。
この本はぜったいに生の声がある。
言葉が生きているし、生きた言葉が宿っている。
星野源さんは強い人ではないかもしれない。
今では知らない人も増えたのかもしれないが、彼はくも膜下出血を患い、長い闘病生活を経験している。
いまや、恋ダンスの人、とかミュージシャンとか、
俳優さんとか、ガッキーの旦那さんとか、、、
どの星野源も彼であり、彼は確かにクリエイティビティに満ち溢れているが、その分そのパワーに自分自身が負けてしまうことがあるのかもしれない。
でもそんな彼が、本当の声を、本音をそこに残しているから、とても有難いし、気持ちがいいし、救いだ。
どの作も印象に残ったが最も印象に残ったのは、
あとがきだ。文章は自己承認を求める場になってしまいがちといったこと。はっ、そうだ。。と思わされた。
僕も時には本音を、人に言うのが苦手だからこそ、
文章には本音を宿してあげたいと思う。
生の声があるから、エッセイが大好き。