高遠琉加のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
攻め:蝶野洸
受け:三木高穂
大学生の三木高穂は写真嫌いなのに、見知らぬ男からシャッターを切られてしまう。激怒しフィルムを抜き取ったその男と、3カ月後、引っ越しした古い共同アパートで再会してしまう。その共同アパートは、1階をアトリエとして、2階を居室として貸し出していて古いが安い。
その住人達(ほぼ芸術学部)のテンションの高さに三木は否応なしに巻き込まれていき…。
学生群像小説?いろんな人物が出てきてそれぞれに何かありそうな。
攻め、受けと一応書いてしまったけれど、今の時点では何もない。お互い、loveとして好きかどうかの描写もまだ。先は長い…。
書き下ろしに蝶野や三木が住んでる共同アパートの創設期に繋がる二人の話(まだその共同アパートも大学も出てこない)
いや、とにかく先は長いです、きっと。 -
Posted by ブクログ
初読みの作家さん。
攻め・シェフ久我修司
受け・レストラン支配人鷺沼理人
赤字続きで休業しているフレンチレストランの建て直しの為に支配人として本社から出向してきた理人。
性格に問題ありそうだが評判が良く名の売れた久我をシェフとして迎えたいと、今は北海道の親の食堂で作っている店まで説得に行き“俺の言うことを聞くなら”という条件をのみ店に来てもらうことに。
しかし久我はことごとく理人と対立し…。
全然BLっぽくないのにまずビックリしました。
言うことを聞く‐という言葉の通り強姦みたいに身体を要求するのかと思えば違うし。
二人の考え方があまりにも違いすぎるので歩み寄ってお互いがお互いを好きになるまでをきっちり描いていく作家さんなのかもしれません。お陰でいつ、相手を心憎からず思うようになるのかな?というジリジリ感は少しありますが、それをほとんど感じさせないくらいキャラの性格や持ってるものをエピソードを通して読ませてくれる。
じわじわと関係が進んでいくのだろうな、という期待で1冊目が終わりました。
頑なな理人の過去はそれならこうなってしまっても仕方ないよね、と思えるものだったし。
破天荒ではあるものの、自分のする事に自信を持ってる修司が理人の頑なさを早く緩めてやって欲しいと思うものの、理人は手強そうだし修司も理人に対する態度の取り方に問題があるし。
Hシーンはありません。
強引なキスだけ。 -
Posted by ブクログ
恋にも仕事にも何ひとつ不自由なく、順風満帆に生きてきたフランス語学者の成澤の人生はこの上なく退屈。そこへ現れた新米編集者のことが気になって、退屈しのぎに手を出したらいつの間にか本気の恋に落ちていた、という話。なびかない相手にムキになっていたら、真剣になってた攻、というのは好きです。
いつも相手の外見から入って軽い恋愛を楽しんでいた成澤の、遅れてきた初恋?ですね。
蒼井を身も心も自分だけのものにしようと追いかけ束縛する成澤は、准教授らしからぬ必死さ加減。やってることがもう中高生並みで赤面します…それが恋というものですけど。
「いつの間にか本気話」はものすごく好みなのに星の数が少ないのは、登場人物への感情移入ができなかったせいです。成澤も蒼井も悪くないんですが、ちょっと行動や思考が子供っぽい。そこがかわいくもあるんですが、成澤は学者で知的な大人だと思っていたら、自己本位で身勝手でギャップがありすぎ。蒼井も新米とはいえリーマン社会人なので、ふわふわしすぎで心配です。
Hシーンはホクロを数えるところなんか好みでしたが、もう少し官能的な描写でも高遠カラー損なうことはなかったと思います。
実力ある人の作品なので、読み応えはありました。 -
Posted by ブクログ
作家と編集者ってBLの中では有り勝ちの関係。
相手に不自由したことが無い攻が、地味目な受に惹かれるという、ある意味ベタな展開。
なのに何か良かったのは、ただ作家というんじゃなくて、准教授として本の書いているって事だったり、受側が訳ありだったりして、単純なお話じゃないところかなぁ。
フランス文学者ってことで、いろいろそれっぽい言葉を引用させてたり(学が無くて、私にはそれが作者の創作なのか、実際の文学なのかすら?なのではあるが、雰囲気はしっかり出てたからOK)するのも、くどくない書き方でだし、いい感じの学者さん加減になってた。
親しげにしている友人が、片思いの相手では無いとか、ちょっと逸らせてあるところとか、ニクイ!!
焦らせた割りに、ラストが唐突な感じもするかも…。