麻生みことのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いやー、面白かった。さすがに、殿堂入りとはならなかったが、少なくとも、しばらくは私の中に残りそう
これまで、訪れた客の問題を行き会ったりばったりで解決しちゃう、ゆるめな職場コメディだったのに、この巻で一気にサスペンス感が強まり、ラブコメ展開に発展するとは、予想もしていなかった
賛否は分かれるだろうが、個人的には大円団だな、と思う。ストーリーが終着点に向かうスピードは確かに上がったが、無理矢理にオチをつけようとする際に生じるグダグダ感はあまり、いや、ほとんど無いように感じる。勝手な推測だが、この『海月と私』は元々、全四巻で、この四巻で一気にスピードアップして、このラストに持ってくるつもりでいたん -
購入済み
絵がタイプで惹かれて1巻から購入。
舞台が京都なだけにゆったりとした空気感が素敵で、かと思えば突然鮮明な感情が飛び込んできたりして琴線に触れて涙が溢れたりして、びっくりしつつ心地よく振り回されました。
2巻があって嬉しくなって即購入。
読了しましたが、手元にこの本を置いておきたいので本屋に買いにも行きます(笑)
心地よく読ませて頂きました。 -
Posted by ブクログ
駅にも浜にも温泉にも遠い
しがない民宿の
「とびうお荘」。
部屋は三部屋しかないが
どの部屋からも海が望め、
寡黙な主人が作る料理も大評判。
しかしたった一人の相棒だった
ベテラン仲居を突然亡くし
接客が苦手な主人は途方に暮れる。
そして住み込み可の仲居急募の募集に現れたのは、
なんと、若くて綺麗な
今風の美女だったのだ…
いやぁ~
好きです、この空気感!
一人の女性が現れたことによって
変わっていく世界。
ありがちな設定ではあるけれど
こんな民宿なら
絶対行ってみたいし、
まったりほっこりとした読書時間を過ごせました♪
なんと言っても
溌剌としておせっかいで
時に大 -
Posted by ブクログ
駅からも温泉街からも遠い、辺鄙な土地に建つ民宿「とびうお荘」
4ヶ月前に先代が亡くなったのがきっかけで、銀座で(雇われ)板前をしていた息子が跡を継いだ。
先代のころから勤めてくれていた仲居のおばあちゃんも亡くなり、急募した仲居に応募してやって来たのが謎の美人、梢。
美人なのに気取ってなくて、笑顔が素敵な梢。
おじさんキラーっぷりがすごすぎる。
けれど、お客さんがニコニコしちゃうの、解るなぁ。
おいしい料理を食べて、
海以外、何もないところだけれど、
だからこそ、心のデトックスができるのかもしれない。
次巻は来年の4月だそうな。
今からとても楽しみだ。