川田修のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
感謝と愛情。仕事に追われると、とにかく目の前のタスクをこなすことが最重要となり、そういった気持ちを無くしていく。
忙しいと、顧客からの要望や気持ちを汲めなくなる時も多々ある。現在の日本社会は、そんな職場が多いのでは。
この本自体に書かれていることはよく分かるし素晴らしいと思うが、生産性の低い日本社会では素直にそう考えることは難しいと感じた。
あくまで私個人の意見だが、感謝と愛情を持つからこそ良い仕事ができて余裕ができるのか、それとも余裕が生まれるからこそ感謝と愛情を持つことができ、良い仕事ができるのか。
いずれにせよ、日本社会にはびこる無駄はどちらにしても不要だろう。 -
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新卒1.2年目のときに読んだ本だが、今になって再読すると、また違う景色を見ることができた。
新たに心掛けようと思うことが多々見つかった一方、商談後は、出して頂いたお茶の食器を相手の方に寄せることや、車で訪問するときは、駐車場の1番遠いところに止めることなど、初読時から無意識に続けていることもあり、良い本は読者の行動を変え、その後の人生に影響を与え続けるのだなと実感させられた。
ちなみに今回は、この本を読んですぐ、携帯の留守電を自分の声で録音し、繋がるまでの時間を短く設定し直した。
それ以外にも、アポ取りはあえてプレッシャーの中で行うことや、一喝される覚悟で飛び込める真のプライドを手に入れる -
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来月から法人営業。
そう言われて支店長より、勧められた1冊。
「かばんはハンカチの上に置きなさい」は、「お客様の立場に立って考えてごらんなさい」という、川田修さんが伝えたいことが詰まったタイトル。
~以下メモとして~
私たちはお客様ではない。来客用の靴べらは使わない。アポは2分遅れでも電話を。お辞儀は相手よりも長く。スーツや身なりはデートのためでは無い、お客様のため。通された部屋では30分でも引いた椅子の前に立って待つ。お客様のところでゴミは出さない、持ち帰る。携帯からのメールは注意。出直しは後日でなく翌日に。若いうちは経験を積むため出世やお金のためでもいい。新人はガッツ。マニュアルとは商 -
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セールスをする上で大切な姿勢がギュッと詰まった素晴らしい本だと思う。僕自身もフルコミッションのセールスを通して結果を出すために徹底的にやってきた。だからこそウンウン頭を縦に振りながら読めたし、こういうことをするのも面白そうだ、今度から取り入れてみようと思える話がたくさんあった。使っている言葉は違うけど、考え方や行動に共通しているものが見つかったのと、それが言語化されていることで改めて自分を振り返れた。ひとつこの本を読むときに気をつけなければいけないのは、川田さんは元々リクルートで大きく結果を出し続けていた人。広告営業では経営者の方に多くお会いするので人脈がどんどん広がっていく。その人脈をリスト
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男友達で、「当時付き合ってた彼女が、鞄を机の上に置いたんだよね。鞄なんて床の上に置くものなのに、食事を出す机に置くなんてありえない、って喧嘩して別れちゃったんだ」と熱く語る人がいて、このタイトルを見る度にその人のことを思い出します。
いろんなところで見かけて、ずっと気になっていた1冊ですがやっと読むことができました。
私も前職では物を売る仕事をしており、本書を読んで共感するところもあれば、学ぶことも多々ありました。
トップ営業として活躍される川田さんの営業には、常に根底に感謝が、そしてほんの少しの工夫の積み重ねがありました。
中でも印象に残ったのは、レベル10とレベル11に横たわる大きな1