ファラデーのレビュー一覧

  • ロウソクの科学

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     サイエンスの啓蒙書において説明をどのように工夫しているのか関心があり、昔から読まれている一般向け科学書として有名な本書を読みました。
     本書はロウソクが燃える際の燃え方や燃える際に発生するガスなどに関しての考察を通じ、基本的な化学の概念を説明している文章です。実際に行った講演の実録という体裁で作成されているため、語っている内容や説明の順序などに臨場感を感じます。現代の化学を多少なり修めた私が読むとさすがに回りくどく退屈に感じる部分もありますが、必ずしも化学の知識が一般的でなかった当時においては非常に刺激的な講演だったのだろうと推測できます。講演の最初に言及されている通り、ロウソクの燃焼ではか

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    2024年08月26日
  • ロウソクの科学

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    ロウソクの実験を通して、水と空気の生成を経て動植物の呼吸まで追求した本です。導入部の実験は図が少なく、イメージしづらいです。ところが、臆せず読み進めて行きましょう。何のためにその実験をし、何を伝えたかったかは自ずとわかります。余談ですが、中学校でやった実験もあり懐かしく感じました。

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    2024年07月23日
  • ロウソクの科学

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    理系が本当に苦手な人間なので、書いてあることを理解できたかといえばそうではないというのが正直な感想。
    ただ文章自体はとても読みやすいので、科学が得意もしくは興味がある人ならもっと楽しく読めると思う。
    YouTubeに色々な再現動画が上がっているので読み終わった後にそれらを見ると少し理解度が深まる。

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    2024年06月19日
  • ロウソクの科学

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    なんだかんだ読む機会がなかったのでこの機会に。

    と思ったものの、講義の実空間と書籍で読む科学講義とでは隔世の感が拭えないようにも感ぜられる。
    解説やあとがきの補足情報は、いっそうリアルな場での科学教育の躍動が垣間見えるものの
    一部の挿絵を糧にして字面を追う中ではどうにも、こういった書物への態度として即時的すぎるという自戒もあるが、このメディアの個人化が進む昨今では、あるいは科学的探究の道程を突き進んだ研究者の振り返りに郷愁の念を添えるには適している代物なのかとも思われる。

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    2022年11月02日
  • ロウソクの科学

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    ロウソクを題材にして化学や物理の基礎を解説している。解説や実験の内容自体は教養的で良いと思うが、単に活字を読むのは退屈だったため、マンガや動画の形式の方が向いているかもしれない。
    退屈な理由は2つ。1つ目は内容自体への興味が湧きづらい点。基礎的な話はわかりやすくて良いが、すでに知っている点も多くて発見がない。一方で発展的な話も含まれておりこれは発見もあるが、基礎的な話と比べて難しすぎてつまらなくなってしまう。
    2つ目は実験の様子を文字と少しの挿絵だけでは理解が難しい点。図解はあるが十分とは言い難く、まったく知識のない状態では何をやっているかを正確には理解しづらい。すでに知識がある状態であれば理

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    2022年10月08日
  • ロウソクの科学

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    古典のようなのでオーディブルで選んでみた。
    若者への講義形式の割に内容が結構難しく、語り口調も持って回った言い方なので全然頭に入らなかった。「これわかるよね」の一言を、「こうした点を皆さんにもご理解頂けるであろうということを期待したいと考えているのでありますが」みたいな。

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    2022年07月29日
  • ロウソクの科学

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     ロウソク一本からも、科学を通し、その奥に潜む真実へとつながるものかと考えさせられたが、何より文系の自分には、実験が理解に詰まるところがあったのが正直な感想である。
     またこういった実験講義が行われるまでに、数え切れない失敗と検証を行なっており、あくまでそれを見せずに、当然のこととして行なっている科学者達には、本当に頭が下がる思いで、基礎的なことの積み重ねが、連綿と繋がっていることに感嘆する。
    実際に本だけでなく、実験を見るとさらに、感動するのであろう。

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    2022年07月07日
  • ロウソクの科学

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    いろいろなところで評価されているので、読んでみた。

    文系頭としては、もっと図が必要だった。
    水の素で水素、というのは、とても納得がいった。
    読んでそのままなのに、なぜ今まで気付かなかったのか。

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    2021年07月19日
  • ロウソクの科学

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    ネタバレ

    小学校高学年から中1くらいに学ぶ化学の基礎のようなことを丁寧に網羅して説明して下さっていることはよくわかる。
    けれども、日本語が非常にわかりづらい。
    それに加えて、実験をたまにある挿絵だけで説明するのは難しいと思う。

    これが図解されて、もう少し、今風の日本語訳にしてもらえたら…

    ただ、最終章はこれこそ、言いたかったことなんだろうなーと思い、胸を打たれたし、多くの化学者が感銘を受ける理由がわかる気がした。

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    2021年07月17日
  • ロウソクの科学

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    マイケル・ファラデー(1791~1867)が、ロンドン王立研究所で行った講演の記録。

    ロウソクを通して、様々な化学のテーマ・歴史に切り込む。

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    2020年11月22日
  • ロウソクの科学

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    講義形式でロウソクに火が点くメカニズムを説明。
    後半は難しくなってやめた。
    中学生の頃に理科の先生が推薦していた図書だったと記憶しているが、もう頭の固いオジサンには難しい

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    2020年10月17日
  • ロウソクの科学

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    ロウソクに対してのいろんな疑問を通じて、人間社会との共通点を見出している。

    ロウソクを見ていると、不思議だと思うことが多い。

    まず、ロウソクと石油ランプを比較している。炎の出方が違うということ、ロウはどうして液体になり、炎の方に上がっていくのか?青い食塩を食塩水にして、実験している。ロウソクの炎の真ん中に紙を突き刺すと、紙の周りが焼けるのがわかったり、ロウソクはなぜ消えるのか?一酸化窒素を使い実験している。なぜロウソクの炎の先端はくぼんでいるのか?など。

    私の記憶に残っていることを適当に並べて紹介したが、まだたくさんの実験をしている。1本のロウソクが燃えることで、いろんな疑問を持ち、1

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    2020年04月12日
  • ロウソクの科学

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    【科学道100冊 2019 1冊目】
    思い立って理系の本を読んでみることにした。
    ロウソクを中心とした化学実験をもとに、水素、酸素、炭素、窒素などについて順序だててかつ分かりやすく解説してくれる。
    ああ、こんな実験したよなーと懐かしく思うものもあるが、若干複雑な器具を連ねたものであれば、もっと図解があればいいなと思った。後半については、ちょっと別でgoogleで調べたりしながら読み進めた。
    子供に読ませようと思って単行本を購入したが、これは子供に見せるのであれば、別の図解版の方が絶対わかりやすくていいと思う。お子さんに見せる場合は、図解の入ったものをお薦めする。
    とりあえず、まったく

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    2020年02月03日
  • ロウソクの科学

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    ロウソクが灯る。それだけの現象に幾つもの科学的要素が多数働いて実現している事を事細かに実験を交えて講義してくれている一冊。

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    2019年12月28日
  • ロウソクの科学

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    久々に科学系を読むと驚かされる。忘れていること多数、当たり前すぎることを説明してもらい、それが当り前でも何でもないことに気づかされる。

    それにしても、中身は素晴らしいけど、要所要所に出てくる図版との関連があいまいで残念。そしていろいろ忘れているからこそ、カラー図版でもなんでもいい、充実していればさらによかった。まぁ、自分で調べて実験でもしてみろっていう話ですけどね。

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    2017年01月13日