大好きなキングダムの内容から、筆者が考えるリーダーシップについて執筆されている。リーダーシップの構成要素について、それぞれの場面を写像させて描かれているため、スッと内容が入ってくると感じる。
信がそうであるように、リーダーシップは育成できるものであると感じされてくれる。
リーダーを目指す人に、まずは持っておいて欲しい力
・目指す目的地を示す「 ビジョン構築力 」
・ビジョンに対して人生をかける「 使命挺身力 」
・リーダーに助言し、協力してくれる人を大切にする「 部下愛育力 」
この3つの条件がクリアできれば、あとは壁に当たり、谷に落ち、川で溺れそうになりながら実地で身に付けることができる。
リーダーの条件
①人を巻き込み同志とできる(エンロール力)→人によって目指すべき目的がことなるため、その人に合わせてエンロールしていかなくてはならない
②率先して範を示せるか(率先垂範力)
③先を見通し細部まで気を配れるか →彼を知り、己を知らば、百戦殆うからず
④合理的に考え非常になれるか(非常合理力) →常に目的に照らして考える、ポジティブな考えは部下にも可能であるが、ネガティブな考え方はリーダーにしかできない
⑤部下愛を持って人を育てられるか(部下愛育力)
⑥前向きさ明るさを持っているか(明朗快濶力) →リーダーたるもの、常に物事の利と害、すなわちプラスとマイナスの両面を考慮するもの
⑦すべてを背負う覚悟はあるか(リスクテイク力)
⑧人間を理解しているか(人間理解力) →人は信じてはいけない「人主の患いは、人を信ずるに在り」そのために疑って疑って疑って、残った部分を信じていく。
⑨熱いビジョンを作り示せるか(ビジョン構築力) →思いの籠ったビジョンを作り、それに向けるストーリーを作り、フォロワーに示し、実現可能性を信じてもらう。そこに「真・善・美」の価値を感じてもらう力が必要
⑩自らを捧げる使命感はあるか(使命挺身力)