須藤靖貴のレビュー一覧

  • 大関の消えた夏

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この作者はたまにミステリーとかサスペンスを書くけど、あまり向いてないと思う。青春スポーツものが一番面白い。はやく「デッドヒート」の続きを書いて欲しい。

    0
    2014年12月30日
  • 3年7組食物調理科

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    高校卒業と同時に調理師免許が取得できる高校の食物調理科、通称ショクチョウ生30人の生徒たちの奮闘。

    学内で500円で販売するお弁当作り、
    担任の小梅先生のお見舞いにみんなで考えた梅レシピ。
    保護者試食会に卒展。

    めまぐるしい毎日を生き生きと、怒られたり失敗も反省も多いけれど、料理人になるためにはそれも必要な過程であって、常に頭の中は料理のことでいっぱいな青春。

    そういう学校って実在するんだね〜。
    あんまり文章的には魅力ないけど。。。
    なんか登場人物がまっすぐすぎて不自然だけど。。。
    卒展の麻婆豆腐が食べたくなった〜)^o^(

    0
    2014年11月05日
  • スクールセイバー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    謎解き要素は大して面白くないけど生徒想いの教師たちはそれぞれ個性的で魅力的だった。

    よく、練習でできないことはゲームではできない、って言うでしょ。あれはウソ。間違いね。出来るよ。必ずできる。ゲームでは実力以上の力が出せる。それが人間の不思議な力。フットボールのタックルはとても危険だから、練習では軽くタックルする。ハードなタックルはマシーンを使ってやる。でも、日本では味方同士でハードなタックル練習をしていて、ボクはびっくりしたね。仲間をケガさせたらどうするの。おかしいね。日本人は真面目だから、練習で全てをやろうとするけど、選手たちの不思議な力をゲームで引き出すようなコーチが優秀なコーチよ。ゲー

    0
    2014年11月12日
  • どまんなか(1)(文庫版)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    高校野球小説。弱小高校が甲子園目指す全三部作。
    主人公は剛腕エースだが、皮膚が弱くすぐ指がひび割れする体質。猛練習は禁止で代わりに猛ミーティング、走りこみ、バント禁止の監督。
    まあいわゆるテンプレ野球小説。
    試合の描写は当然絵がないのでしょぼい。このあたりはスポーツ小説の限界ですね。
    故に描写としてはそこ以外に力を注ぐのが肝要だが、何かふわっとした感じ。おいしい場面は幾つもあるはずなんだが、イマイチ感情移入しきれない。色々惜しい一作。

    ただ、部員が朝練の後に部室で自炊して米と味噌汁と卵だけの朝飯を食べる描写は実に美味そう。朝定食が食べたい。

    0
    2014年08月11日
  • 3年7組食物調理科

    Posted by ブクログ

    読み始める前から、わくわくしており、結局一気読み。
    でも期待が大きかった分、残念かな。
    尻つぼみの印象がぬぐえない。

    0
    2014年06月20日
  • スクールセイバー

    Posted by ブクログ

    新任教師として、母校の珠城学院高校に赴任したイッカンこと桐野一寛は、個性的な先輩教師らとともに、学内のトラブルを水面下で解決することになり…。生徒を助け、“そこそこに”学園を守る、ユーモアあふれる痛快学園小説。

    「疲れているときに面倒臭くない小説をマンガ代わりに読みたい、しかも読後感が悪くないもの」という時に須藤靖貴の作品がピッタリなのは過去に何作か読んで知っていたが、本作もその通りだった。それ以上、ではなかったけど。
    (C)

    0
    2013年08月31日
  • セキタン! ぶちかましてオンリー・ユー

    Posted by ブクログ

    物語の落とし所は中途半端というか疑問符が残ったけど、相撲の世界の中が垣間見えて興味深かった。やる気のない力士も多いのね。好きな女の子を振り向かせたいがために努力する姿は、素直に応援したくなった。家を出る前の晩、食卓を囲みながら弟が泣き出すシーンは思わず貰い泣き。

    0
    2013年08月29日
  • セキタン! ぶちかましてオンリー・ユー

    Posted by ブクログ

    前半はおもしろかったんだけどなあ。後半はうまく収拾がつけられなくなった感で、読後感はもうひとつです。

    0
    2013年03月28日
  • スクールセイバー

    Posted by ブクログ

    体育教師として母校の高校に戻ってきた桐野一寛が主人公。
    彼は教頭を始めとした教師仲間に迎えられ、
    学園内のトラブルを解決するために奮闘することになる。

    うーん、ちょっと中途半端だったかなー。
    リアリティとノンフィクションもバランスがイマイチ。
    あっさり読めてあんまり心にひっかからずに終わってしまった感じ。
    悪くはないんだけどねー、ちょっと残念。

    0
    2013年02月14日
  • 押し出せ青春

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後の病気になる話は、ちょっと現実離れしすぎというか、期待外れな感じがした。作者なりのテーマ設定や考え方あってのことだろうけど、読み手としては、もう少し現実感のある壁を乗り越える話が読みたかったかも。でも概ね満足。

    0
    2012年12月19日
  • 抱きしめたい

    Posted by ブクログ

    最初は、あまり好きじゃないかも...っと思いながら読んでいくと中盤辺りから引き込まれて行きました。

    ビートルズを聞いてみたくなりました(^O^)/

    0
    2012年08月30日
  • セキタン! ぶちかましてオンリー・ユー

    Posted by ブクログ

     読まなくても良かった。主題が攫めなかった。「光陰矢の如し」かなぁ。
     後半の、ふにゃふにゃ感がすごい。その後、八百長の何かを攫んで、題材、
     腫れ物だったかなって、萎れてしまったのでしょうか。八百長、今年発覚
     してしまったけど、今読んでる「ヤバい経済学」によると2005年までの
     統計データからでさえ、客観的に歪さが露になっていた様ですものね。
     破綻して良かったと思うし、凄まじい空しさは渦巻く。インセンティブ。

    0
    2011年12月17日
  • ベースライン

    Posted by ブクログ

    好きなことを頑張ること。
    シンプルだが、難しいこと。

    ただ、まっすぐに夢を追いかける。
    そんな思いは長らく忘れていた気持ちで。

    何で好きなんだろう?
    その気持ちはきっと他のことにも通ずるはず。

    高校生の主人公に大切な何かを思い出させられました。
    何かに真剣に打ち込む姿は結果はどうであれ美しいと思う。

    0
    2011年07月25日
  • 押し出せ青春

    Posted by ブクログ

    八百長疑惑で大相撲が死にかけている・・・。

    この小説は相撲部屋に入った若者の青春記。
    いろんなしきたりの中で苦悩しながら強くなっていくさまが描かれている。
    相撲取りを志す人がいれば、読ませてみたいけれど、ここのところは何だかね。
    少し前までは若貴の人気で、相撲も見直されていたけど。

    しかし小説の中にも、相手力士から八百長を持ちかけられるシーンもあり・・リアリティありすぎ。

    題名の「押し出せ青春」は、おそらく懐かしの青春ドラマ「飛び出せ青春」のパクリだろうなあ(笑)

    0
    2011年04月18日
  • フルスウィング

    Posted by ブクログ

    野球にまつわるショートストーリー6編が詰まった1冊。


    "野球"小説と言うと
    直球ど真ん中のスポ根もの!と思いがちですが、
    この作品は、野球が絡んでいるだけ。
    シュールなものもあれば、恋愛ものもあって、
    自由な感じの色々なストーリーが入っています。

    直球、カーブ、フォーク、、と色々な"投球"があるので、
    ある意味、1冊を通して野球を楽しめる、手の込んだ作品。

    個人的に"直球ど真ん中"な感じが好きなので、
    巻頭の「ビリケン打撃投手」が楽しく読むことができました。

    0
    2010年11月25日
  • セコンドアウト

    Posted by ブクログ

    面白いけど・・・。
    この作者のパターンはいつも同じ。
    ・ぽっちゃり系男子が主人公
    ・コンプレックス
    ・喧嘩
    ・葛藤を乗り越える
    ・結末がフェードアウト
    あたりが共通点。

    0
    2010年04月16日
  • 押し出せ青春

    Posted by ブクログ

    若い幕下力士の奮闘を描いた青春小説。
    相撲の知識が無くても楽しめます。
    これから!というところで終わって物足りない感じがしたのは少々残念。

    0
    2009年12月10日
  • 押し出せ青春

    Posted by ブクログ

    三段目の桐疾風の青春物語。相撲界での隠語などが書かれている。隠語があるってことはやっぱり「八百長」はあるんだと納得。
    個性ありそうな脇キャラをもっと盛り込んだ内容になるともっと面白くなるだろうに、中途半端で残念。

    0
    2009年10月07日
  • 大関の消えた夏

    最悪

    これは酷い。
    相撲ファンが取材とかこつけて裏側を見たのを自慢したいだけの内容や、自分が知っている相撲の知識をただひけらかしたいだけの内容ばかりで気持ちが悪い。そしてそちらに力を注ぎすぎたためにミステリとしての内容はとても浅い。
    こうした本をブックオフに持ち込むと10円くらいしか査定額がつかないので、あまり日本が不憫で持ち込むことはないのだがこの本だけは読了後に怒りとともにブックオフに捨ててきた。
    読了後、「読んだ分だけの時間を無駄にした」と感じた。二度とこの人の作品は読まない。
    時間と金を返してほしいレベル。

    0
    2021年03月07日