須藤靖貴のレビュー一覧

  • 3年7組食物調理科

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    食物科高校生の青春。

    食べ物の話ってやっぱり好き。
    お腹が空きますね。
    ごぼう天うどんと麻婆豆腐が食べたくなった。

    働き始めたら誰も叱ってくれない。
    嘲笑されるだけ。

    確かに。
    自分で自分を振り返らなきゃね。

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    2021年04月18日
  • フルスウィング

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    野球を題材にした小説が6編あります。個人的には「ぐでんぐでん」と「さよならのチャンス」が印象に残りました。解説が唯川恵さんだったのが意外でしたが、それもまた良しと思います。

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    2021年02月03日
  • スポーツのおはなし 柔道 柔道がすき!

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    スポーツのおはなしシリーズ、「柔道」

    柔道をやると身につく3つの財産、
    あいさつ、受け身、あとひとつは?

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    2020年07月12日
  • 警視庁潜入捜査官 イザヨイ

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    朝のワイドショー番組の放送中、出演者の黒沼勲が苦悶して倒れた。毒物によって何者かに殺されたのだ。黒沼は、元警視庁の警部補で、犯罪ジャーナリストを称していた。警察上層部からの特命を受けた警視庁の志塚典子は、テレビ局への潜入捜査を開始した。形式上とはいえ、警視庁を辞してまで、捜査をする理由は何か?テレビ局内という特異な状況に阻まれながら、志塚は真相に近づいていくが―

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    2020年05月03日
  • デッドヒート(中) マラソンランナー・走水剛

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    さて、中巻へ入る。
    上巻でシード落ちしたチームが再び箱根駅伝を目指して始動したところからスタート。
    相変わらず淡々と季節は廻るが、予選会や本選のシーンは駅伝そのものの魅力もあってまずまず読ませる。同郷の二人が肩を並べて箱根の山を登るなんて、絵になるねぇ。
    人物や心情の描写も全体的にはまだ薄いが、要所ではしっかりと描かれるところも出て来た感じで、“追い出しコンパ”を終えて渋谷で飲んだ4年生が、終電がなくなった後、皆で整列して多摩川を目指すところなどには余情あり。

    最後の箱根はサラリと描かれ、しかしながら劇的なレースは、剛を大阪の実業団チームに運ぶことになる。
    会社に入ってから段々面白くなってき

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    2020年04月15日
  • デッドヒート(上) おれたちの箱根駅伝

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    このシリーズ、「Final」を読んだ後、前を遡ろうと中古本屋でⅠ~Ⅴを探していたのだけどなかなか並んでなく、そうしたところ、上中下で揃っているのを見つけた。
    あれっと思ったが、『シリーズ全六巻を加筆・修正のうえ、全三巻としました』って、去年の4月に出ていたのだけど全く気付いてなかった。
    というわけで、喜んで購入。「Final」の分はダブっちゃうけど、まあ、いいや。

    まずは、無名の高校で駅伝を走っていた主人公・走水剛が、シード権ギリギリクラスの大学に入って、箱根駅伝を目指すの巻(Ⅰが高校時代の話で、Ⅱが大学に入ってからの話だったようなので、かなりⅠの部分は省かれちゃったのかな?)。
    勇んで読ん

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    2020年03月20日
  • スクールセイバー

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    ネタバレ

    やっぱり学校物はいいなあ。物語云々よりも、教育ってだけで食指が動く。設定が少し特殊だったけど、要約すれば居酒屋で学校の問題についてあれこれ話題にしながら、ちょっとだけ問題解決のために動き出す教員集団の話。ただ、単純に学校生活だけを取り上げて、もっと微細に描き出すだけでも十分おもしろいものが書けるんじゃないかなあ。好感が持てたのが、この著者が生徒に対して温かいところ。学校の様々な問題を、教員が教員に見出していくところに、感心した。まさにその通り!この人、元教師だったのかしら?事務員との絡みは、全くいらないと感じました。

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    2019年08月05日
  • セコンドアウト

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    高校生の早生龍平(ワセ・リュウヘイ)は170センチ120キロ。
    太りすぎの体を持て余していた。
    ある日、スポーツ記者である伯父の俊作からボクシングを勧められる。
    迷いながら日々を過ごしていた早生は、中学生の不良に襲われ大切なマウンテンバイクを奪われてしまう。
    襲われたことを誰にも言えず抱え込んでしまうが、ボクシングを始める決意を固める。
    これまで「でぶ」という劣等感を茶化すことで自分をごまかしてきた。
    いまだかつて経験したことのないハードなトレーニングを頑張る早生。
    ボクシングを通じて成長していくこと、スポーツが教えてくれるとても大切なこと。
    どんな自分であっても、自分を大切にすること。

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    2019年04月06日
  • 3年7組食物調理科

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    こういう特殊な学校の話は興味深かった!進路や手を抜かずに料理に向き合うことが書かれてて良かった。文章が中学生向けってかんじで、ちょっとだけ苦手でした。

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    2018年05月15日
  • 運動会小説 走れ! ヒットン

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    ネタバレ

    運動会を前に捻挫して全治2ヶ月。小学校ラストの運動会に間に合わない。毎年、リレーの選手で走っていたのに・・・。ヒットンは泣いた。

    でも、担任のオダキョンに、新聞委員会での運動会の新聞作りに力をそそぐことをすすめられた。リレーでは走れないけど、取材に走る!

    校長先生・教頭先生、町内のボランティアの人たちへの取材ではじめてわかったこともある。
    6年生で取り組む組体操では、クラスが一致団結しなくてはならないのに、勉強は出来るけど理屈ばかりで非協力的なエガワにムカついたり、応援団長のダッチュとクラスの雰囲気をなんとかしようとしたり。
    トラブルもあったけど、運動会の後にはヒットンも成長した。例年通り

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    2018年01月28日
  • 大関の消えた夏

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    初の黒人大関・荒把米は強靱な身体で角界に旋風を巻き起こしていた。だが横綱昇進が確実視された今場所、格下相手にまさかの連敗。一方に偏った白星と支度部屋の秘密に気づいた荒把米は逃亡し、記者会見で爆弾発言をするが…。

    いま何かと話題の大相撲。初場所が近づいたので相撲小説を読んでみた。作者は元大相撲記者だという。相撲や稽古、ちゃんこなどそれらしい細かな描写は確かにあったものの、ストーリーはちょっと荒唐無稽に走りすぎた感が否めなかった。
    (Ⅽ)

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    2018年01月07日
  • おれ、力士になる

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    「家には顔出すの?」
    「あ、いや。そういうこと全然考えてなかったです」
    「お母さんや弟は喜ぶんだろうけど、会わないで帰るのも潔いね。場所中だし。こういうところでも迷うんだよね。歳を取ってくると、どっちも正しそうなことで悩むんだよ」

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    2017年05月01日
  • 監督が好き

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    ネタバレ

     マラソンは自主性がすべてだからという秀英の指導方法に伴は納得した。ランナーは自分の考えを話すべきだ。それができないのは考えていないということだ。指導者の指示は的確なものに違いないが、主体はランナー本人だ。指導者が大きな存在で力があればあるほど、部員は思考放棄の危機に陥る。その点はなにも陸上長距離界だけの問題ではなく、日本のスポーツ界全般に共通することなのかもしれない。

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    2017年05月01日
  • 3年7組食物調理科

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    卒業すると調理師の免許が取れる高校の食物調理科の3年生の1年間。通称ショクチョウは30名中男子は9名、でも1クラスなので3年間同じメンバー。厳しい先生のもと、卒業に向かっていくショクチョウメンバーを描く。

    高校で既に自分達の将来を具体的に考えている高校生たちの姿は、なかなか清々しい。
    思っていた以上に良かった。

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    2016年11月10日
  • 小説の書きかた

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    ところどころに小説の書き方ポイントが出てきて楽しかった。
    小説はアイポ(アイポイント)を固定する
    あたりまえじゃない事を考える
    困難は分割できる
    夢があなたを捨てたわけじゃない。あなたが夢を捨てたのだ。
    諦めなければ成功する

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    2016年11月07日
  • おれ、力士になる

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    中学校の少年が、不思議なきっかけで相撲部屋に入り関取へと成長していく物語。

    相撲部屋での生活、稽古、ちゃんこ等のしきたりなど、角界入門編にもなっており興味深い。
    そして、その中で成長していく主人公の、まさに青春という話は面白いのだが、通読してみると、冒頭からの不思議なきっかけがわざとらしく感じられてしまい、興ざめしてしまった。
    元々の本筋、青春成長ものが面白いだけに、すこし残念。

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    2016年10月27日
  • 小説の書きかた

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    ネタバレ

    『これを書きたい、こういうことを言いたい』っていうのが普通だけど、『よく分からないけど、大切だと思うことを、執筆を通じて考えたい』っていうのもいい。執筆の真剣さが、いいインスピレーションを呼ぶんだ」

    「ボツも、厳しいダメ出しも、いい小説に向かって進んでる。成功に向かってるってことだ。大造君、小説の失敗ってなんだ?」
    「成功に向かって進まない、ってことだから……あきらめること」
    「そうだ。あきらめることだ。あきらめたら、その時点で失敗なんだ。みんな、勝手にあきらめ自滅しちゃう。逆に言うと、どんなにつまずいても、あきらめなければ失敗じゃない。僕の好きな女流作家の言葉に、『夢があなたを捨てたのでは

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    2015年12月01日
  • 3年7組食物調理科

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    県立新居山総合技術高校の食物調理科では、料理人のたまごたちが、料理に明け暮れる毎日を過ごしている。
    3年7組の米崎恵志は、身長152センチの小柄な男子。
    でも負けん気は人一倍だ。
    3年の秋を迎えた恵志たち。
    集団調理で先生方にお弁当を食べてもらう「営業」が目前だ。
    当日の朝、恵志がいる6班は、食材の発注数を間違えていることに気づき、真っ青に。
    あせって担任の小梅先生に打ち明けるが、思いもよらないポイントで怒られてしまう。
    散々だった営業を終え、次のイベントに向けて気合いを入れる恵志たちのもとに、小梅先生入院の知らせが入る――。

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    2015年11月22日
  • リボンステークス

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    競馬の裏側が描かれた作品。
    様々な困難を乗り越えて日本ダービーを目指す。
    競馬好きなら楽しんで読める一冊だと感じる。
    ただ競馬の知識があまりなかったり、興味がない人にはもしかしたらしんどいかも。
    それでも読めば読むほど馬への愛着が湧いてくる。
    俊太郎、獅子沢、結城を始めた人柄の良さが描かれていて、信頼関係も読み取れた。
    わくわくする展開で面白かった。

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    2015年08月05日
  • 3年7組食物調理科

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    調理師免許が取れ、飲食業界に就職することになる食物調理科の高校生の群像劇、という程書き込んであるわけではなく、主人公の少年とその周りの数人を描いただけだし、起こる事件もさほど深刻でないためさらっと読める。
    どぎついところもなく、みんないい子なので、鬱屈した子にはつまらないし、よく読める子にも物足りない。
    あまり賢くないけれど素直な、年齢よりちょっと幼い子にオススメ。
    大人にはつまらない。

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    2015年04月05日