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Posted by ブクログ
県立新居山総合技術高校食物調理科、通称「ショクチョウ」は卒業と同時に調理師免許が取得でき、料理の道を志す若者が集まる。プロとなるために学ぶので、満点で当たり前。優しくも厳しい先生の元、3年7組ショクチョウの30人は日々料理と向かい合う。
ショクチョウの特徴のひとつは、何事においても30人全員の意見を一致させること。それは多数決とも異なり、少数の意見をねじ伏せるのではなく、とことん話し合うことで意見をまとめていくもの。だから自分の考えを相手に伝えること、相手の意見を聞くことが必要となる。
ショクチョウの日々は油断禁物の完璧を求められるもの。何故なら食べ物を扱うプロとなるのだから。失敗することもある。でもその失敗に対してどう対応するのか、何故失敗したのかを理解しているのか。そこが重要となり、失敗しましたごめんなさいでは許されない。
だから担任の小梅先生も厳しく烈火のごとく叱る。叱られたショクチョウ生は、それをがしっと受け止め反省し次に活かす。これは信頼関係が為されているからできることだなということは、端々から読み取れます。
ギロンも小梅先生の厳しさも、一歩間違えると単に力での押さえつけになってしまう。それを小さな声を無為にしないことや、自主性や信頼関係に繋げる物語の組み立ての巧さに引き込まれました。
Posted by ブクログ
美味しい食べ物が出てくる本が好き。
なので、タイトルにひかれて読んでみました。
出てくる食べ物は本当においしそうで、
シンプルな材料なんだけど凝った料理が多かった。
白菜の博多煮、ごぼう天うどん、私も食べたいな~。
読む進めるうち、主人公ケイシの母のような気持になってしまい、
小学生時代の因縁の相手サダとの再会、
卒展の成功・・・目頭が熱くなってしまった。
高校生が何かに一生懸命に取り組む話、好きだな。
こういう話を読むと、私自身が、大学受験のための高校生活を送っていたことが悔やまれる。
ないものねだりかな。
「同じ釜の飯を炊いて食う仲間」。
ご飯は互いにくっついて粘り気があってドライじゃない。
そんな素晴らしい仲間との、青春の物語でした。
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