須藤靖貴のレビュー一覧

  • 3年7組食物調理科
    県立新居山総合技術高校食物調理科、通称「ショクチョウ」は卒業と同時に調理師免許が取得でき、料理の道を志す若者が集まる。プロとなるために学ぶので、満点で当たり前。優しくも厳しい先生の元、3年7組ショクチョウの30人は日々料理と向かい合う。

    ショクチョウの特徴のひとつは、何事においても30人全員の意見...続きを読む
  • デッドヒート(下) おれたちの東京オリンピック
    そしていよいよ、最終巻へ。
    東京五輪のマラソン代表選考においては、実際にはMGCという形が創設されとても面白い代表選考になったのだけど、この本の中では、陸連がトップ選手を秘密裏に絞り込んでいくという形となる。
    そこで剛が本格的にその日本代表を目指してライバルと鎬を削る話になるかと思いきや、社命でケニ...続きを読む
  • 運動会小説 走れ! ヒットン
    足が速く運動会のリレーで期待されていたヒットン。しかし運動会直前に足を骨折してしまう。「走れない私は何の取り柄もない」とおちこむヒットン。そんな中、担任の先生から「走るだけが運動会じゃないよ」と言われ、何かできることはないか、とできる事を探します。僕も「今、自分ができることは何か」日々考えながら行動...続きを読む
  • 抱きしめたい
    高校生の疾走感が最高!
    まさに青春そのもの。
    高校時代に物事に熱中している人を見ると心が熱くなる。
    今まで読んできた本で最上級におもしろい。
    最後は感動。
    みんなにオススメしたい本。
    忘れかけていた熱い思いが呼び起こされる。
  • どまんなか(3)(文庫版)
    大代台高校野球部が主人公の小説の完結編。
    監督のゴキゲンの突然の退職に加え、盟友ハカセのベンチメンバー洩れなどの苦難を乗り越えて、エース・レブンを中心に大代台野球部がついに甲子園出場を勝ち取る。
    三巻通じて読後の爽快感が抜群でまさに「どまんなか」にストレートを投げ込まれたような作品でした。
  • どまんなか(2)(文庫版)
    猛練習より猛ミーティング。投げ込みも走り込みもバントも禁止の埼玉県立大代台高校の活躍を描く作品の第2巻。
    監督のゴキゲンの理論と部員たちの工夫で春の埼玉県大会を快進撃し、関東大会まで勝ち進む大代台高校野球部に衝撃の事件が!
    一巻に続いて懐かしさを感じさせる野球部ひ描写にページをめくるスピードも増した...続きを読む
  • どまんなか(1)(文庫版)
    走り込みも投げ込みも禁止、猛練習より猛ミーティングという大代台高校野球部に入部したピッチャーのレブンを中心に弱小野球部が甲子園を目指すというストーリー。
    やや荒唐無稽な部分も見られるけど、監督のゴキゲンの理論が面白く、また練習や普段の野球部の活動の描写が懐かしく感じられ楽しんで読めた。
    舞台が埼玉県...続きを読む
  • 大関の消えた夏
    これはないだろ?という設定もあったりしたけど、秩父も出てきたし、楽しめました。

    ハチミツ入りソフトクリーム、食べてみたいな。
  • 抱きしめたい
    ザ・青春小説!
    ビートルズの選曲も、バンドメンバーのニックネームも、デブリンも最高(^O^)

    私はアッホが好きだよ!オーケー?

    ぴったりな一曲はもちろん、
    With a Little Help from My Friends!
  • 3年7組食物調理科
    食物調理科、通称ショクチョウの青春を描いた物語。

    普通科じゃない学科を選んだ人って、覚悟を決めて高校に入っている気がして、普通科の人よりも大人のように感じる。

    働き始めたら誰も怒ってくれない。嘲笑されるだけ。

    厳しい世界の中で、30人のショクチョウの生徒が力を合わせて米粒のようにまとまっていく...続きを読む
  • ベースライン
    主人公の沢岸亮の野球に対する、純粋で真摯な姿勢と仲間の部員の絆が描かれている小説。読後は、「良いよな、何かに一所懸命打ち込めることって!」と沁々思えました。
  • 3年7組食物調理科
    美味しい食べ物が出てくる本が好き。
    なので、タイトルにひかれて読んでみました。
    出てくる食べ物は本当においしそうで、
    シンプルな材料なんだけど凝った料理が多かった。
    白菜の博多煮、ごぼう天うどん、私も食べたいな~。

    読む進めるうち、主人公ケイシの母のような気持になってしまい、
    小学生時代の因縁の相...続きを読む
  • 押し出せ青春
    大相撲三段目力士の桐疾風。得意技は突き押し。名古屋場所の途中、愛しの恭子姉さんと純ちゃんに会うために大阪へ向かった。もし、見つかれば半殺しの目に遭うかもしれないのに新聞沙汰を起こしてしまう。高校を中退し相撲の世界へ飛び込んだが、厳しい稽古の日々に何度もスカすことを考えていた。それでも努力の甲斐があり...続きを読む
  • 監督が好き
    元トップランナーの伴勝彦は、現役引退後、実業団女子マラソンチームの監督として選手の育成に力を注いでいた。
    しかし、期待されていたリオオリンピックでは所属選手が途中棄権、次年の国際大会では他チームから引き抜いてきた選手だったが入賞すら叶わなかった。
    監督就任時に、かつての恩師から「オリンピックで金メダ...続きを読む
  • 小説の書きかた
    本好きの小学年の次女にクリスマスプレゼントのおまけとして渡した本。渡す前に自分でも読んでみた。

    「小説の書き方」という題名ではあるが内容は実用書的な表現ではなく、横須賀にあるとされる県立高校文芸部の4人の生徒が小説誌の新人賞に応募するという内容の物語になっている。物語の中で生徒たちは小説の書き方を...続きを読む
  • 3年7組食物調理科
    特殊な学科に集まった、濃い連中の青春。
    調理科という学科は、普通に興味深くもあるし、全体的にはコメディタッチで、読んでいて楽しい。

    そして、一年間での彼らの成長ぶりが頼もしい。
    梅干し対決のエピソードには、それが凝縮されている感じで、引き込まれる。レシピも実際作ってみたくなる。
    そして、うどんエピ...続きを読む
  • 池波正太郎を歩く
    映画ファンやアニメファンが、舞台となた場所を訪れる「聖地巡礼」
    がしばらく前から話題になっている。

    何を今更なのである。読書好きはもっと昔から聖地巡礼をしている
    のだ。学生時代の夏休み、暇に任せて在来線を乗り継いで京都へ
    行った。目的は当時はまだ営業していた京都・丸善の店内にレモンを
    ...続きを読む
  • 小説の書きかた
    好きやなぁ、ほのぼのしてて。小説書くのがうまくなるのかどうかはわからんけど。けっこう、こういうありきたりな青春小説が好きやったりする。
  • どまんなか(2)(文庫版)
    1が面白かったので購入。
    野球部のチームワークの良さがとてもほっこりした。みんな一生懸命勝つ方法を考えたりして楽しそうな雰囲気を自分も味わえた気がした。
  • どまんなか(3)(文庫版)
    1.2に続き購入。
    最終巻である3では恋も部活も決着がついた。
    不思議とすがすがしい気持ちになった。
    泣けるし、胸キュンもできる好きな一冊です。