菅原裕子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本は、コーチングの技術により、子どもの能力を引き出すことにより、自ら子どもが考え行動する子育ての方法について書かれた本です。
私は、日頃から親として子どもにどう接するか、親として何ができるかを考えてはいるものの、待つことができす、ついつい言いすぎてしまう。だから、子どもが受け身になる。そして、また先に言ってしまう。そんな悪循環に課題を抱えています。
本書により、コーチングという技術をとおして、子どもを変える子育て法を学ぶためにこの本を読みました。
この本で学んだことは、
・叱ることに効果があるとすれば、それは自らの、または他人の命にかかわることを教えるときである。それ以外では害にしかならない。指示、命令、小言を排除すると、子どもとの距離が縮まる。
・ダメなこと、してほしくないことは、ダメあるいはしてはダメと言えば言うほど、ますます悪い結果となる。また、どう生活するか親が枠組みをはっきり示す。
・勉強のできるかどうかは、頭の良し悪しではなく、勉強ができる環境があるかどうかによる。
という点です。
そして、この本で読んだことを生かすため、
・やってほしくないことは注意しない。
・勉強の環境を整える。部屋のそうじ、勉強の雰囲気、知的な話をする、または質問する。
・命の危険以外は注意しない。
ことを実践します。
本書に、自立とは「人をあてにしなくても自分の力で生きられること、自分ではできないときに素直に人に援助を求める能力を意味する」とあります。
その意味をしっかり抑えた上で子育てをがんばりたいと思いました。 -
Posted by ブクログ
世に出回っている育児書や育児本は「叱らない」系が多いので父親が参考にできるのかと考えると・・・逆に有害になるケースもありえる
父親には「父性」を
母親には「母性」を
これが逆の家庭があってもまったく構わないのだが包みこむ優しさや愛をもつ「母性」がふたりは必要ないし「父性」のない家庭ではバランスが悪すぎる
どちらが大事かではなくどちらも大切
もしもあなたのパートナーが子どもを甘やかして不満ならば
必要なことはバランスよく厳しくするのではなく
バランスよく父性を発揮することかもしれない
間違ってもパートナーのやり方を批判しないように・・・。
大半の家庭では母親のほうが父親よりも育児に神経質なほど積極的なのだから -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
ビジネスのあらゆる局面で効果を発揮し、注目を集めるコーチング。
多角的にその技法を解説し、親子関係などへの応用法も紹介。
[ 目次 ]
第1章 人の可能性を開くコーチング(テニスではなく「バウンド・ヒット」を 「できる」を引き出す魔法の言葉 ほか)
第2章 コーチングが発揮される環境とは(マネジメントとコーチング 手放してはならない上司のプライド ほか)
第3章 コーチングの技術(コーチングプロセスのデザイン コーチングの基本プロセス ほか)
第4章 グループコーチングの技術「ファシリテーション」(非生産的な会議を何とかしたい GEにおけるワークアウト ほか)
第5章 セルフコーチングのすすめ(他人の作った流れの中で生きることの限界 日本中にあらわれた『やりたいこと探し難民』 ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
05-06-06
ドラゴン桜の桜木は、「受験以外にきめ細かく進路指導をしよう」という高原にたずねます。
「目の前に飢えて疲れている人がいます。あなたは魚を釣ってあげますか? それとも釣り方を教えてあげますか?」
高原は答えます。
「それは・・・・・・もちろん魚を釣ってあげます。」
国語教師の芥山は言います。
「高原先生、それではあなた、教師失格だ。それは生徒を全く信頼していないということにほかならない。」
魚を釣ってあげるのはヘルプで、釣り方を教えるのはサポートです。魚を釣ってあげることは、すぐに相手を救えるので、一見親切に見えます。しかし、魚の釣り方を知らない相手は、永遠に自分の力で生きていくことはできません。
教師と生徒に例えると、サポートをする教師は、生徒に学ぶ能力があることを前提にして、生徒が目標を達成できるように指導するのです。これは、「コーチング」をするときの姿勢です。
ドラゴン桜を読んで、少しコーチングについて知識を入れておこうと思い、菅原裕子「コーチングの技術」を買いました。するとなんと、上の話がそのまま載っているではありませんか。
また、第7巻67時限目の大学受験相談の話も、同じ本の、コーチングにおける「聞く技術」というところに載っていました(◎_◎;) 。ネタは、この本からだったのですね。
最近、「コーチング」という言葉をよく耳にします。「コーチング」とは、相手のやる気や潜在能力を引き出し、目標を明確にし、その人が目標達成できるようにサポートするコミュニケーション技術です。
「コーチング」は、当たり前のようで、そうでいて、意識しないとできないことですね(今のわたしには)。
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Posted by ブクログ
子育てに悩んだりアドバイスを求めている人は多いと思う。
でも、「答え」がないことは薄々分かっている。子供は一人ひとり違うからだ。
だから、「5分でわかる!子育てのコツ」とかいう本なら手に取らないだろう。
もう何年前だったかも覚えていないが、「コーチング」、つまり見守る姿勢のヒントを得ようと手に取った本。だったと思う。古本屋で。
全編読んではいない。
パラパラめくって、気になるところだけ読んだ。
とても、タメになった。
子供に携帯を持たせるなら、月にいくらまでなら親が払うと決めて、それ以上は絶対に出さない。
その枠の中なら自由にさせ、口を出さない。
「自由を与えられた子ともが向き合うのは、自分が作り出した、あるいは自分の前に現れた現実です。携帯電話を使いすぎて料金が払えないという問題。お小遣いを使いすぎて、本来買いたいものが買えなくなったという問題です。
それらの問題と向き合うとき、子どもははじめて、それらの問題をどう解決するかを考えます。これが子どもが問題と向き合っている状態です。
ところが、ここで親がうるさく介入したらどうなるでしょう。
『電話料金どうするの?あなたが使いすぎるからこんなことになるのよ』『だから言ったでしょう。お金は考えながら使わなきゃいけないって』などとうるさく言うと、子どもが向き合って何とかしなければならないのは、問題ではなくうるさい親です。」
「親の役割は、子どもを何とかすることではなく、子どもが自分で学ぶ環境を作ってやることです。子どもが自分で、自分の人生を何とかできるように力を蓄えさせるのです。それがコーチの仕事です。
『飢えている人がいたら、魚を釣ってあげますか?魚の釣り方を教えますか?』
魚を釣ってあげるのは、子どもを何とかしようとして、親が子どものかわりに働くヘルプです。子どもが乳幼児の頃には必要な仕事でした。
魚の釣り方を教えるのはサポートです。魚の釣り方を教え、あとは子どもが自分でやっていくのを見守ります。このとき子どもは、人生が自分のものであることを学び、よりよいやり方を考え、このプロセスで子どもは強くなるのです。
このプロセスで自由を与えられた子どもは、時には目を輝かせながら、時にはつらいと泣きながら、人生を作り上げる作業をしていきます。だから強くなれるのです。どんなに大変でも、最後は自分でやらなければならないことを学んでいきます。
そして、自分の人生を引き受ける過程で、子どもは自分を律する(コントロール)ことを学びます。自分を律しないと自分がほしいものを手に入れられないことを学ぶのです。
感情をコントロールし、行動をコントロールできるようになるのです。」
見事な説明。
そのまま、僕の親としての基本姿勢だ。
うちの子は今、18と14。ふたりとも、駄々をこねるということがない。それが何の効果も生まないことを知っているからだろう。 -
Posted by ブクログ
企画の(半分)勝利。
1970年~1980年代のミュージックライフを読んで育った田舎キッズにとって、当時のクイーンは編集長の激推しもあって鮮明な記憶があります。デビュー時本国では色モノ的見方しかされなかったバンドの実力と魅力に気付いた東郷かおる子氏の慧眼に改めて感服。
本書は彼らの代表作「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞の謎に迫ります。この曲は、1999年に行われた「過去100年で英国人にとって最も重要な曲」1位に選出された曲でもあります。そんなレジェンド曲の歌詞がフレディー・マーキュリー(Freddie Mercury、1946年9月5日 - 1991年11月24日)のカミングアウト曲なのではという噂を検証していくスタイルで進行します。
結論から言えば、ゲイもしくはバイセクシュアルであったフレディーが、自身の宗教上のしがらみ(ゾロアスター教)と家族(移民で厳格な親)を守るために隠さざるを得なかったセクシャリティ問題がこの曲の背景にあったことは事実のようです。っていうか、短パンやレオタード姿でステージに上がりその仕草も含め観客のほとんどは気付いていましたよね。それが謎にされたのは、当時の風潮がLGBTにまだ保守的でフレディー自身やメンバーたちも口を閉ざしていたからに過ぎません。
本書にも出てくるNHKドキュメンタリー「世紀を刻んだ歌 ボヘミアン・ラプソディ殺人事件」(2002年)には既にこの説が紹介指摘されています。
そしてラミ・マレック主演映画「ボヘミアン・ラプソディ」2018年、本書2021年という流れです。
フレディーのソウルメイトとなる3人(異性の恋人メアリー、ゲイ友のジム、ゲイ友でマネージャーのポール)の関わりについても言及し、フレディーの遺産相続でメアリーとジムが揉めていた話も。
たしかに企画自体は興味深いのですが、既に謎が謎ではなく、本書の中にも重複する部分が多々あることからも、半分程度にまとめた方が読みやすいと思いました。残りのページで、あと2~3曲の歌詞解説をしてボヘミアンラブソディの謎の補強とか出来なかったのかな。
PS
ちなみに、私にとってのクイーンベストは初ヒットとなった「キラー・クイーン」です。好きな曲は「You are my best friend」「We are the champions」「I was born to love you 」「ボヘミアン・ラプソディ」などドラマチックな曲に魅力を感じます。