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親のサポートを必要としながらそれを拒否する思春期。親が10代の子どものコーチとして「生きる力」を引き出すためには、ほどほどの距離感と子どもに対する敬意が不可欠です。自立の基となる「愛すること」「責任」「人の役に立つ喜び」を教えるのに、遅すぎるということはありません。ベストセラー『子どもの心のコーチング』の思春期版!
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Posted by ブクログ
子育ては15歳までに自立できるようにするのが目的。責任を教え、人を愛することを教える。15-18歳は子供が「生きていける」ことを確認するだけ。 具体的かつ一貫性をもって書かれていて大変参考になった。 実行するのが大変なんだけど・・・もっとも自分にとって難しいのは「黙る」ことか・・・?
自分自身が成長しないと。 親の成長が子どもの成長につながる。 自身自身が幸せにならないと。 幸せのリレーをしていく。 そんな責任を感じる。
中1の息子との向き合い方を考えるようになり、積読になっていたこの本を再び手に取りました。親として、私がしてきたことの良かったこと悪かったことが手に取るように分かり、悩んでいたことも、目からうろこが落ちるように理解できました。事例を含め、分かりやすい言葉で書かれた文章は、子育ては自分育て、を実感させて...続きを読むくれます。難しい年頃の子供を持つ親が、経験していることが全て書かれているようにさえ思えました。人生は自分次第・・一番共感できた部分です。息子が、責任の持てる人として自立出来るよう、見守りサポートして行きたいたいと思います。そして、しばらくは本書を手元に置いておこうと思います。
子供の心は千差万別。あまり複雑に考えないで、「面白いときは笑うし、嫌な時は怒ったり泣いたりする。」これだけ念頭に入れておきます。もともと持っている性格もありますが、基本、教室で指導する時はその子の環境を重ねて子供を見るようにしています。親の影響は大きいです。もうベテランの域に達してきましたが、時代も...続きを読む移り変わりますのでときどきこういう本を読んで頭の中を整理整頓。何年たってもブレない仕事がしたいものですね。
子どもを持つ親には読んでもらいたい教科書のような本。 子育てに自信を失いかけた時、子どもに対する愛情、信頼回復に役立ちました。
20歳になる息子と15歳の娘を持つ父親として 自分がどれだけ、子供達とコミュニケーションの時間が取れていたのか?改めて考えさせらました。 彼らの将来の為に、責任について教えてこれたのか? 今からでも遅くない社会人になる前に伝える事が沢山あると思いました。
ハートフルコミュニケーションズの菅原さんの本。前作の「子どものの心のコーチング」は40万部いってるらしい。 国際交流に送り出す親御さんたちにおすすめしたい本ですね。
子育てに悩んだりアドバイスを求めている人は多いと思う。 でも、「答え」がないことは薄々分かっている。子供は一人ひとり違うからだ。 だから、「5分でわかる!子育てのコツ」とかいう本なら手に取らないだろう。 もう何年前だったかも覚えていないが、「コーチング」、つまり見守る姿勢のヒントを得ようと手に取っ...続きを読むた本。だったと思う。古本屋で。 全編読んではいない。 パラパラめくって、気になるところだけ読んだ。 とても、タメになった。 子供に携帯を持たせるなら、月にいくらまでなら親が払うと決めて、それ以上は絶対に出さない。 その枠の中なら自由にさせ、口を出さない。 「自由を与えられた子ともが向き合うのは、自分が作り出した、あるいは自分の前に現れた現実です。携帯電話を使いすぎて料金が払えないという問題。お小遣いを使いすぎて、本来買いたいものが買えなくなったという問題です。 それらの問題と向き合うとき、子どもははじめて、それらの問題をどう解決するかを考えます。これが子どもが問題と向き合っている状態です。 ところが、ここで親がうるさく介入したらどうなるでしょう。 『電話料金どうするの?あなたが使いすぎるからこんなことになるのよ』『だから言ったでしょう。お金は考えながら使わなきゃいけないって』などとうるさく言うと、子どもが向き合って何とかしなければならないのは、問題ではなくうるさい親です。」 「親の役割は、子どもを何とかすることではなく、子どもが自分で学ぶ環境を作ってやることです。子どもが自分で、自分の人生を何とかできるように力を蓄えさせるのです。それがコーチの仕事です。 『飢えている人がいたら、魚を釣ってあげますか?魚の釣り方を教えますか?』 魚を釣ってあげるのは、子どもを何とかしようとして、親が子どものかわりに働くヘルプです。子どもが乳幼児の頃には必要な仕事でした。 魚の釣り方を教えるのはサポートです。魚の釣り方を教え、あとは子どもが自分でやっていくのを見守ります。このとき子どもは、人生が自分のものであることを学び、よりよいやり方を考え、このプロセスで子どもは強くなるのです。 このプロセスで自由を与えられた子どもは、時には目を輝かせながら、時にはつらいと泣きながら、人生を作り上げる作業をしていきます。だから強くなれるのです。どんなに大変でも、最後は自分でやらなければならないことを学んでいきます。 そして、自分の人生を引き受ける過程で、子どもは自分を律する(コントロール)ことを学びます。自分を律しないと自分がほしいものを手に入れられないことを学ぶのです。 感情をコントロールし、行動をコントロールできるようになるのです。」 見事な説明。 そのまま、僕の親としての基本姿勢だ。 うちの子は今、18と14。ふたりとも、駄々をこねるということがない。それが何の効果も生まないことを知っているからだろう。
『子どもの心のコーチング』思春期版。 p65 「できない」と「しない」には、大きな違いがあります。「できない」と言っている間は選択がありません。ところが、「しない」を選択した瞬間に、「する」という選択が生まれます。 p81 私たちのところに生まれてきて、生きている以上のことをしてくれるとしたら、...続きを読むそれはすべて特別な贈り物です。それ以上の贈り物を無理に引き出そうとしてはいけません。 p83 親の子どもに対する感謝が信頼を生み、信頼が親への尊敬になって返ってきます。この相互関係が、かつては存在し、今はなき「畏れ多きもの」にかわって、子どものシールドとなって子どもを守るもののひとつではないかと思います。 p88 そして、子どもを信頼することは、とりもなおさず、親自身が自分を信頼することから始まります。自分を信じてみてください。「私は大丈夫!」と。すると、自分はその信頼にこたえられる人であることがわかります。そして、子どもを信じてください。「あの子は大丈夫!」と。彼らはその信頼にこたえようとしてくれます。 ハァ、育児って本当どんどん悩みがアップデートされていく気がするよ。 娘がこれから思春期という荒れた大海原をなんとか渡っていけるように、あくまでも私は理性的なコーチなのだという姿勢を忘れず、あまり思い詰めすぎず、サポートしていきたい。
色々と勉強になりました!思春期の時期の記憶がはっきりしない人が多い。 たしかに。わたしあんまり覚えてないかも。。。 そういうものらしい。 そういういろんなものに阻まれて、記憶を無くすほどに精神的にいっぱいいっぱいだからこそ、取り返しのつかないこともしてしまう。と。 その取り返しがつかないことも...続きを読む、最小限にしてあげるのが親の役目と。 失敗した例が、、、殺人やら犯罪やらに走ってしまって、その後の取り返しがなかなかつきづらくなることだそうで。 そうか。。。 と。 子育てっていうのはホント。難しいもんだなぁ、と読んでいて思うし、なんと迷い迷ってる親がおおいのか。というのも改めて認識しました。 これから来る思春期に向けて少しでも準備しておこうと思うに至りました。
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