菅原裕子のレビュー一覧
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ネタバレ本書はこれからパパママになる方にオススメしたい本。子育てと親育てを、コーチングの視点から、人材開発のプロ菅原さんが書いた本。
以下気になった点と、本書を読んで考えたアクションプランを記載する。
◼️ 子どもに教えることは「愛すること」「責任」「人の役に立つ喜び」の3つ。
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①ありのままの自分でいいのだ、と思える自己肯定感。ただし、愛することのみで繋がるかは疑問。モンテッソーリの考え方では、自分でのできた!の経験が自己肯定感に繋がるとある。また、「ここにいてくれて嬉しい」という、存在レベルでの感謝(これを愛といえばそれまでだが)も、自己肯定感を高めることができると考える。
②自分の人生の -
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お正月の読書。
息子との関わり方に戸惑いがあり、
トンネルを脱出したくて。
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ちゃんとしようねとか
早くしようねとか
勉強したらどうかな?とか
そういうこと、そろそろ言いたくない。
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でも学びの習慣形成とか
スムーズに生きるためのちょっとしたコツとか
彼が知らないだろうことも、
おっくうでサボっているだろうことも、
しつこくなく、イヤミにならないニュアンスで伝え続けたく、その方法を知るために読みました。
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そもそも、彼のほうが優しいし、
博識だし、わたしより人として優れているところがたくさん。
だから、育てるとかおこがましいし、
あんまり細かいこと言わないようにしてるんだけど、それで -
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相手の中の眠っている能力を引き出し、それを高めていくこと。
それがコーチング。
潜在的な知識やスキルを引き出し、それを知恵に高め、結果に結びつけていく。
やり方を教えるのではなく、自ら学べるように援助する。
ラポールの構築→会話への導入→現状確認→問題課題の特定→望ましい状態をイメージする→解決法の検討→課題を解決するためのプラン作成→プランの確認→力づけ→フォローの約束
ラポールの技術(相手の心を開く)
ミラーリング・・・相手と動きを合わせる、視線をあわせる、目線の高さをあわせる
ペーシング・・・話し方の速度、リズム、抑揚をあわせる、声の大きさを合わせる
聞く技術
聞き耳(自分の観念) -
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・母親が働いている場合は、積極的な父親の援助は不可欠。一つは家事を手伝うこと、もう一つは母親が精神的に安定していららるよう援助すること。
・問題は子供が自分で起きないことではなく、親の一貫性のなさが伝わること。朝起こさないと言っても口だけ、結局起こしてくれる、と思われては、親の威厳が保たれない。尊敬されない親は、子供に責任を教えることが難しくなる。
・手伝ってくれたら、子どもをほめないのが大切。手伝ってくれたことに感謝し、喜んでください。親がどう感じたか、気持ちを教えてあげてほしい。親が自分の気持ちをいかに言葉豊かに伝えるかで、子どもの中に人の役に立つ喜びの種を植えることができるのです
・子ど -
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子どもの自立のため、ということだけでなく、親の自立についても触れられている点が興味深い。
禁止語、命令語は使わない、など、日常に取り入れたいことがたくさんたくさんあって、付箋だらけになってしまった。
とは言え、内容的に疑問を抱く点もあったので、★は4つにしておく。
(目次)
第1章 親の役割は何?(ハートフルコミュニケーションで目指すのは子どもの自立
親の役割は子どもを思いのままに動かすこと? ほか)
第2章 子どもに教えたい3つの力(愛すること
責任 ほか)
第3章 子どもを幸せにするしつけ(叱ることがしつけではない
怒りの自動スイッチをリセットすることから始めよう ほか)
第4章 心 -
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父親になっての参考書籍その2。
あまり新しい発見はなかったが、こういった本を読む前に自分がもっていた考えが間違ってはいない、という後押しされる本となった。
「子どもにもう少し頑張ってよりよい人生を生きてもらうためにできることは、親自身が今のこのとき、もう少し頑張って自分の夢に向かうことです」
これなどは常に思っていることで、子どもは親の背中をみて育つ。それであれば、子どもに恥じない生き方をしないといけない。「嫌だな、逃げたいな」と思って、そこで自分が逃げた場合には子どもも同じ場面で同じ行動と取るのだと思う。子どもにこういうときにはこう行動してほしい、と思うのならば、親である自分がまずやらなけ -
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学んだこと。
体罰にしつけの効果はない。
例えば、万引きしたとき。
ちゃんと話し合って、何で悪いのか、心から理解させる必要がある。そうすると、もうしなくなる。体罰だと、体罰する人がいなくなると、またやってしまう。
恐怖によるしつけは、恐怖がなくなると効かないから意味ない。
体罰は、しつけという名目のもとに、親は思い通りに動かない子供に対して、憂さ晴らしをしている可能性が高い。
しつけは、親の思い通りに子供を振舞わせることではない。
しつけは、子供を自立させるためのもの。
公園から帰らないとき。
「置いてくよ!」は最悪。脅しは良くない。脅さないとやらないようにしつけているようなもの。
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この本は、コーチングの技術により、子どもの能力を引き出すことにより、自ら子どもが考え行動する子育ての方法について書かれた本です。
私は、日頃から親として子どもにどう接するか、親として何ができるかを考えてはいるものの、待つことができす、ついつい言いすぎてしまう。だから、子どもが受け身になる。そして、また先に言ってしまう。そんな悪循環に課題を抱えています。
本書により、コーチングという技術をとおして、子どもを変える子育て法を学ぶためにこの本を読みました。
この本で学んだことは、
・叱ることに効果があるとすれば、それは自らの、または他人の命にかかわることを教えるときである。それ以外では害にしか -
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世に出回っている育児書や育児本は「叱らない」系が多いので父親が参考にできるのかと考えると・・・逆に有害になるケースもありえる
父親には「父性」を
母親には「母性」を
これが逆の家庭があってもまったく構わないのだが包みこむ優しさや愛をもつ「母性」がふたりは必要ないし「父性」のない家庭ではバランスが悪すぎる
どちらが大事かではなくどちらも大切
もしもあなたのパートナーが子どもを甘やかして不満ならば
必要なことはバランスよく厳しくするのではなく
バランスよく父性を発揮することかもしれない
間違ってもパートナーのやり方を批判しないように・・・。
大半の家庭では母親のほうが父親よりも育児に神経