波頭亮のレビュー一覧

  • 経営戦略論入門 経営学の誕生から新・日本型経営まで

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    タイトルどおり、経営戦略の入門書。その歴史から解説されている。印象的だったのは、イノベーションというのは多様性と不確実性の海の中から生まれてくるもの、という部分。分かりやすく書かれている良書。

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    2014年02月16日
  • プロフェッショナル原論

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    経営コンサルタント、弁護士、医師、会計士、建築士といったプロフェッショナルと呼ばれる職業に求められるもの、醍醐味を経営コンサルタントのXEED代表波頭亮さんが書いた本。
    ライブドアの粉飾決算で会計士が、耐震強度偽装事件で一級建築士が、プロフェッショナルにとって重要な使命感や公正さを欠くような事件が話題になったことに感化されて書いたらしい。

    いわゆるコンサルタントの技術や仕事術の本ではなく、プロフェッショナルとはなにかがテーマの本だが、そういった職業には就いていない自分も楽しく読み進めることができた。


    ■プロフェッショナルとは
     形態的要件
      -高度な職能の保有
      -特定のクライアント

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    2013年09月01日
  • 経営戦略論入門 経営学の誕生から新・日本型経営まで

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    経営戦略に関して、時間軸、切り口、そして最新の課題をコンパクトにまとめたまさに入門書。経営企画部門に長く在籍する者として、自分自身のやってきたことを振り返るとさまざまな経営理論をそれなりに実践してきた者としても、その振り返りとして大変参考になった。また、最新の課題としてのグローバル化、イノベーションについても単なる紹介ではなく、著者の肌感覚としての切り口が提示されており、示唆に富む内容だった。

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    2013年06月12日
  • プロフェッショナル原論

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    プロフェッショナルの基本姿勢がわかり、勉強になった。

    一つ、コンサルのプロフェッショナル性が薄れてきているのでないかと思ったのと、プロフェッショナルの将来が危ういのではないかと思った。
    情報化によって、人々にとってプロフェッショナルの高度な能力が、ブラックボックスではなくなってきた。特に、医療や建築は知識に加えて物理的な技術を要するが、会計やコンサルタント、弁護士といったプロフェッショナルは、知識に依る部分が大きい。
    コンサルタントの代表的な分析方法であるフレームワークなどはすでにビジネスマンの多くが使えるようになってきている。また、コンサルタントの多くは若い人間ばかりで、どうやら長い経験や

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    2013年05月30日
  • 増税は誰のためか

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    身近な税金である消費税。この税率アップが妥当かを旧財務官僚や経済学者等が分析している。
    消費税の増税をめぐる議論の中で、政治をいかに私達が、政府に丸投げしていたか気付かされた。

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    2013年02月06日
  • 成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ

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    「バカにできない精神論」
    『成熟日本への進路』読み終わり[1月9冊目]

    お勧めいただいた本。

    日本に競争力がないのは、

    産業構造をシフトさせられないから。

    その理由は、

    チャレンジが失敗した時の恐れだと考えてる筆者は、

    最低限の所得を保障することで、

    新分野へのチャレンジも、起業も積極的になるのではないかという。

    色々思うところはあるけど、とりあえず。


    最後は精神論になるのは仕方ない。

    再チャレンジのために、

    「給料ゼロでも、生活できるようにお金あげます!」と言われても、

    再チャレンジの意思がなくてはただの"ヒモ"量産機になり下がる。

    それに、企

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    2013年02月03日
  • プロフェッショナル原論

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    一回目だん。まずはざっくり読んでみた。違和感がぬぐえないのだが、狭義と広義での定義を、今までごちゃまぜにしてたからかな。整理要だす。

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    2013年01月21日
  • プロフェッショナルコンサルティング

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    流石の内容ですし読んでいても面白いですが、
    このふたりの本をそれぞれ読んだことある人には、
    やや発見の少ない本ではあると思います。
    わりとスタンスも近いところがあり却って相乗効果は少なかったかなと。

    とは言え、逆に言えばそれぞれの良いところが削られている訳でもないので、
    どちらも知らないという人にはお得な一冊だと思います。
    おふたりともすっと筋が通っているのでそこは良いですね。

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    2013年01月14日
  • プロフェッショナルコンサルティング

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    一流のコンサルによるコンサル志望者向けの本。四半期に一回修論を取るくらいのつもりで鍛錬を続けるべし。

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    2013年01月06日
  • 成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ

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    成熟フェーズに入った社会においては強引に経済成長を促進するために公共事業を繰り出すのは老人に霜降りステーキを無理やり食べさせるようなもの。いまさら背が伸びたり筋肉がついたりはしない。1990年代後半から明らかにGDPはゼロ成長。成熟化フェーズに入ったといってよい。一人あたりGDPについては1995年、日本が先進国の中でダントツのトップであったのが1995年以降まったく振るわず、現在は米独英仏すべてに抜かれてしまった。麻生内閣が行った75兆円という大判振る舞いによって日本が経済成長路線に乗れたかというと今も後遺症の真っ只中。結局は経済成長を目的にした政策を実行しても産業構造のバランスを崩し財政赤

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    2012年07月11日
  • プロフェッショナルコンサルティング

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    とにかく中身が濃い対談本。コンサルとは何ぞや?がうかがい知れます。この二人が体系的なコンサルの教科書書いたら面白そう。

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    2012年06月01日
  • 増税は誰のためか

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    いやはや、財務省のデタラメさに驚き、野田政権の不甲斐なさに落胆し、私はどうしたら良いのか途方に暮れました。(;´д`)
    貧乏非正規母子家庭は、ふんだくられるだけなのか?税金を払ってるという実感は、湧きませんが何か?払うばかりで、公共サービスは、大して受けられないという…。

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    2012年04月24日
  • プロフェッショナルコンサルティング

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    コンサルタント向けに書かれているので、コンサルタントと縁が無いとイマイチしっくりこないところもある。
    ただ、仕事に対する取り組み方には共通する部分もあり、参考にしたい点もある。

    一番印象に残ったのは、以前のコンサルティングと言えば、「大きな戦略を提示しておしまい、実践はクライアントで考えてね」で十分に稼げていたのだが、今は戦略自体を思いつくだけではクライアントは納得せず、具体的に現場を動かす「執行力」というものまでコンサルには求められている、というところ。

    プランを提示すること以上に、人を動かす、モチベートする、という活動の重要性が高まっているようだ。

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    2012年03月21日
  • プロフェッショナルコンサルティング

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    日本のトップコンサルタントといえる、波頭さん、冨山さんの対談本。

    「本当にプロのコンサルタントになるには」というのがベース。
    しかし、話が経営全般、会社の本質などにおよび、そしてここの内容が深い。コンサルを目指さない人でも参考になる。


    <めも>
    ◆経営
    意思決定の力×実行の力=経営の力

    ◆会社
    会社は、組織の本能と資本の本能の2重螺旋
     資本の本能=バリュー創出で利潤を得る
     組織の本質=自己増殖と変化の排除

    ◆知識、能力
    業界紙2年分を読み込めば業界の仕組みと構造が見えてくる
    基本的には知識と論理思考力。情理は、ちょっと到達していれば20代は合格。

    論理的思考は、スキルでなく筋力

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    2012年01月08日
  • 成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ

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    至極まっとうで、バランスの取れた主張だと思う。著者が目論んだように、総括的な日本社会の構想も分かりやすく示されている。ただし、そのぶんだけ新書というスペースの中では個々の問題の分析や論証は少し甘くなっていると感じる。最も興味深く読んだのは、あとがきにある、著者の社会論が数年前から変化してきたというその内容であった。

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    2011年12月26日
  • プロフェッショナル原論

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    経営コンサルタントが語るプロフェッショナル論。

    感想

    プロフェッショナルの定義付けから
    生き様まで、著書がMECEに語っています。

    その想いはちょっと引いてしまうくらいの熱さですが、
    同時に感動的です。

    本書の定義からいうと、
    私の職業はプロフェッショナルには該当しませんが、
    自分の仕事に対する姿勢を正されながら読みました。

    仕事に悪い意味での慣れを感じるタイミングで、
    また読み返してみたいと思います。

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    2011年10月15日
  • プロフェッショナル原論

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    かなり面白かった。
    僕がプロフェッショナルになるかはともかくとして、プロフェッショナル意識は持っていたいものだと思った。
    行動的、意欲的、個人主義的、論理的がプロフェショナルの特色らしいが、そこそこ僕にもその傾向はありそうである。
    ただ、使命感に基づいて激務を誇り高くこなしていける自信はない。

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    2011年10月07日
  • プロフェッショナルコンサルティング

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    コンサル業界の状況を分かりやすく解説。
    「少年少女探偵団のレポート」等の表現もみごと。
    若手向け勉強法もいろいろ参考になるのでは。

    自分自身もプロフェッショナルとして生き残れるように、
    さらなる努力と実践を重ねたい。

    【2011年8月 若手用に購入】

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    2011年09月02日
  • プロフェッショナルコンサルティング

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    ネタバレ

    内藤忍氏オススメの本。未知の単語が何度となく出てきて難解な部分もあるが、東京デジタルホンvsNTTドコモのコンサル実話のくだり等は面白く、一気読み♪

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    2011年08月30日
  • プロフェッショナル原論

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    この本の数少ない短所はタイトル。
    「プロフェッショナル原論」
    これじゃ、なんの本か分からないぜ!
    …なんて思った読者も多いはず。

    「プロフェッショナル」とは高度な知識と技術によってクライアントの依頼を適えるインディペンデントな職業として紹介されている。つまり、医師、弁護士、会計士といった職業だ。
    しかし、本書では主にコンサルティング業について書かれている。
    「コンサル入門」と言われた方が食いつく読者は多そうだ。

    本書はコンサルティングの入門書として、
    大学生や若手のビジネスマンにおすすめしたい。
    と同時に、自己啓発本として機能すること請け合いである。

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    2011年08月16日