波頭亮のレビュー一覧

  • プロフェッショナル原論

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    プロフェッショナルの定義がすごく明快に書かれていて、その現状、目指すべきところまで書いてある、素晴らしい一書。
    今プロフェッショナルの仕事についている人にも、これからそうなっていこうとする人にも原点の一書になること間違いなし。

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    2025年05月29日
  • 論理的思考のコアスキル

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    論理的思考とは、どう言うことを指すのかを、分かりやすく端的に示してくれる。ただ、私の場合一回読んだだけでは、体に落ちきれないので、人に私が説明できるようになるまで、何度か読み返したい。
    波頭亮さんをこの本で知ったが、登壇時の話し方を含め興味をそそられた。頭の回転が速く理解力の高い人に思える。羨ましい。。。

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    2023年08月18日
  • 論理的思考のコアスキル

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    本書は、論理的思考力を実際に身につけるための一冊である。

    ■論理的思考

    ・思考とは、情報と知識を加工すること
    ・現実の問題の解決策を見つけるには ①知識、②情報か効力、③情報収集力 の3つの力を構成する
    ・論理展開の方法 ①演繹法、②帰納法

    ■3つのコアスキル

    ・第1 適切な言語化スキル ①言葉の選択、②十全な文、③文章・文脈の整理
    10種の接続詞 順接、逆説、並列、対比、列挙、換言、例示、補足、理由、結論        
    ・第2 事象を分けるスキルと、繋げるスキル
        分け方 ディメンジョン(抽象水準:菜の花、花、植物等)の統一、適切なクライテリア(分

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    2023年05月15日
  • 文学部の逆襲 ──人文知が紡ぎ出す人類の「大きな物語」

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    経済に関するトピック全体をこのような形でまとめてもらうと、大きな流れを把握するのが大変楽だと感じた.リーマン・ショックから以降に顕在化した格差の問題、企業優遇と庶民冷遇の流れがアベノミクスの成果となると、安倍晋三の評価はガタ落ちとなろうが、本書の最後に出てきたAIによる再分配政策がうまく軌道に乗れば、希望が持てるかな感じた.

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    2022年07月17日
  • 文学部の逆襲 ──人文知が紡ぎ出す人類の「大きな物語」

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    これから文学部の逆襲が始まるかもしれないAI技術が発達した現在の問題点などを踏まえた時代背景をわかりやすく書いてくれている。文学部の逆襲はこれからだ!みたいな感じで終わったので、しばらく後に続きを書いて欲しいところです。

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    2021年12月22日
  • 文学部の逆襲 ──人文知が紡ぎ出す人類の「大きな物語」

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    比較的わかりやすく、現代社会が置かれてるフェーズを理解できた。浅いという方もいらっしゃいましたが、正直自分には丁度という感じ笑 勉強しまーす

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    2021年12月12日
  • 文学部の逆襲 ──人文知が紡ぎ出す人類の「大きな物語」

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    書かれていることには、あまり感心できなかったけど、現在の社会システム(ここでは民主主義と資本主義)の限界を訴え、次を考えようとするところがいい。前にも書いたけど、こうした声の拡大を期待している。
    「AI」によって社会構造が変わるとして、変革期を皆んな幸せに通過できるわけじゃない。そこも考察してほしかったけどな。

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    2021年10月30日
  • 論理的思考のコアスキル

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    自分はこの著者の弟子だったのかもしれないと思うくらい、普段やってることが書かれてて、これでよかったんだなと安心した。適切な言葉選び等、必要なのに周囲にうまく説明できない部分も明快に書かれていて参考にしたい。論理的思考には知識と経験が必要というのがまた納得。認知心理学、行動経済学分野の引用も知っている範囲のことで読みやすい。
    足りてないのは統計、フェルミ推定、クリティカルシンキング、バイアスの意識。息をするように使いこなしたい。

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    2021年10月27日
  • 文学部の逆襲 ──人文知が紡ぎ出す人類の「大きな物語」

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    『文学部の逆襲』のタイトルだが、書店でパラパラとめくり、本書が大学関係者だけ向けに書かれたものでないことが分かった。
    資本主義が暴走し(1章)、民主主義が機能不全してる現代だが(2章)、AIがもたらすインパクトによって、労働から解放された人類が新しい物語を認知し始めるだろう(3章)。そのためには、真善美を生み出す文学部の逆襲が求められる(4章)といった起承転結。
    若干展開が強引だが、本書自体が一つの物語になっている。その意味でもタイトルは『21世紀のルネサンス』の方が相応しいと思った。

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    2021年10月16日
  • プロフェッショナルコンサルティング

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    ロジックのトレーニングを徹底的にやる

    そこで間違ったら、あなた死にまっせ。と言えるか。これで勝負しないんだったら、すいませんけど、今回僕ら手伝いませんよって、言えるかどうか。

    じぶんだったらどう考えるかというスタンスが、分析をしたり、リコメンデーションを作ったりする時の基本姿勢になっている人が伸びるんです

    例えば、19世紀、20世紀であればどう行動したか、と考えると面白くなる。

    靴をすり減らして、現場経験を積む!!

    現場で起きていること自体を、本当に本気で面白いと思って取り組んでいるかどうか

    小さくとも一気通貫のビジネスを経験してみる

    仮説の設定、調査の設定、質問表のスクリプト、

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    2021年09月26日
  • 論理的思考のコアスキル

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    論理とは何か、思考とは何かという大前提となる基礎から丁寧に解説し、適切なポイントでの図解も付された本書の実践的な内容からは、悩める学習者に向けた筆者の情熱をひしひしと感じた。2019年出版の比較的新しい本ではあるが、彼の経験にも裏打ちされた肉厚な本書の内容は、大変読み応えがあるものだった。

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    2021年04月27日
  • 論理的思考のコアスキル

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    適切な言語化
    分けるスキル、繋げるスキル
    定量的な判断スキル

    タテの因果、ヨコの因果
    ベン図を用いた集合関係の判断
    ピラミッドストラクチャーによる体系化
    フェルミ推定
    正反の立論

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    2021年01月09日
  • AIとBIはいかに人間を変えるのか

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    波頭亮さんを初めて拝見したのはNewsPicksだった。
    その頭の切れ味の良さもさることながら
    「物語」をテーマをされる。
    そんなところに今までの経済を語る人達との
    差を感じて一気にファンになってしまった。

    その思考を垣間見たくて
    読んだ本書もワクワクさせてくれる。

    細かい所では疑問がたくさんあるのだけれど
    後書きにある一文がまさに人間らしくて
    とても素敵でした。
    以下引用
    「この後書きの冒頭に”かねてより、BIが実現するといいなと思っていた”と書いた。……「働かざる者食うべからず」の規範を覆し、「働かなくても、食ってよし」の世の中が実現すると痛快でいいなぁという思いからである。」

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    2020年09月10日
  • 論理的思考のコアスキル

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    ガチガチの論理学に加え、脳科学や認知科学のエッセンスも含んだアップデートされた論理的思考の本。論理的思考を学びたい方はmust read。

    【メモ】
    ・思考とは「情報と知識を加工すること」
    ・情報加工のミクロのプロセス
    ①分ける:考察対象を要素に分けること
    ②比べる:分けられた考察対象の情報要素を、それに対応する知識要素と比べること
    ③くくる:考察対象の情報要素と知識要素を比べて得られた「同じ」「違う」という判別結果を統合・整理して「同じ要素」でくくること
    ・論理の成立要件
    ①形式要件:命題が2つ以上あること
    ②意味的要件:2つの命題が推論、あるいは理由づけによって意味的に繋げられ得るもので

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    2023年03月21日
  • 経営戦略論入門 経営学の誕生から新・日本型経営まで

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    コスパ良し。経営学部の学生に超おすすめ。
    新書なのに体型的。ここで興味をもった理論は個別に原著を読んでいくことが必須かと思われる。

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    2019年12月23日
  • AIとBIはいかに人間を変えるのか

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    AIの発展した未来、BIに対する疑問、それぞれで自分なりに漠然と考えていたことについて、また読みすすめるうちに湧く疑問について、ちょうど良いタイミングで答えてくれる構成だった。

    - クリエイティブ系、マネジメント系、ホスピタリティ系
    - 働かなくても良くなった社会で、人間はどう生きれば豊かな人生を送ることができるのか

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    2019年12月13日
  • プロフェッショナルコンサルティング

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    ・組織の実行力が戦略の自由度を規定する。つまり、エグゼキューションケーパビリティのレンジが経営戦略のあり方を決める。
    ・「無事これ名馬」「忠犬ハチ公」

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    2019年10月14日
  • 成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ

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    貧困率・・・日本は高い

    今後、外貨を稼ぐ産業→ハイテク型環境関連
    1.太陽光発電
    2.原子力発電
    3.水処理関連

    デンマーク・・・国民が幸せと感じる国
    くしくもW杯予選リーグで圧勝したが・・・

    アメリカとデンマークの共通点
    1.教育への投資が世界トップ水準
    2.労働者を解雇しやすい

    国民の負担(税)・・・参院選挙、国民の審判。

    官僚機構・・・軍隊よりも強固な組織。

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    2019年08月12日
  • AIとBIはいかに人間を変えるのか

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    ベーシックインカムとは、生活保護の拡大版くらいの認識でいた。
    人工知能により、仕事を奪われた人たちの生活補償なのかと。

    負担率60%、資産への課税。
    「持てる者が、なんの対策も取らずにそれだけの富の再分配を受け入れるのか?」という疑問。

    「生きるために」ではなく、「自己実現のために」働く。
    AIと張り合うのではなく、AIを活用して生産性を上げる。
    人が得意とする分野、仕事にシフトしていく。

    どこまで実現するのか疑問の残るところはあるが(とくにBI)、今後の世の中の流れを知る上では興味深い1冊。

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    2019年07月10日
  • AIとBIはいかに人間を変えるのか

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    AI技術は近年急速に進歩し、応用分野を徐々に広げてきている。
    研究・実験から実用のステージに移っており、かつて機械化の進歩がブルーカラーの肉体労働をリプレイスしてきたように、AIがホワイトカラーの知的労働を大幅に奪うのは明らかだ。
    都合よく言い換えると、人間の代わりにより早くより正確に仕事をしてくれるということ。
    つまり、生きるために人間がする仕事量が減る(究極はゼロ)のは必然。

    まだまだ実現は先の話だが、その時の収入源は何? の答えがBI(Basic Income)だ。
    現在の社会保障は年金や失業保険や生活保護などだが、これらに替わるのがBIだ。
    BIに関しては今まで真面目に考えたことがな

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    2019年06月19日