波頭亮のレビュー一覧
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AIによる知的労働価値暴落と感情労働価値向上の時代、BIによる働かなくても食ってよしという規範が、格差や貧困という構造問題に対する解決策として、資本主義と民主主義を救う処方箋となる。
最初、ゴロ合わせ的なBIってナニ?と思いましたが、本文を読むとなるほど、AIとBIはセットであるべきだなぁと納得し...続きを読むPosted by ブクログ -
後半何度も重複して同じ内容が…BIに関しては著者も書いている通り意図的に書き落としている点があり、それがこの施策の実現可能性がいかに低いか難しいかを表していると思う。移行する段階で官僚や公務員が抵抗することは目に見えているしここまでガラッと生き方を他国に先んじて変えようとする国民性でもない気がする。...続きを読むPosted by ブクログ
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AIに関しては他の本にもよくあるような基本的な話が多かった。
一方、BIという概念はあまり知らなかったので、大変参考になった。これまではBIには反対であったが、この本を読んでから、BIもありなのではないかと考えが変わった。Posted by ブクログ -
言葉の響きだけであまりきちんと定義されていなかったり、
考えられることの少ない「プロフェッショナル」について書かれた本。
決して簡単なテーマではないが、
波頭氏のロジカルさ?表現力?のため、
一文があまり長くなく読み進めやすい印象。
顧客利益第一、成果思考、品質追求、価値主義、全権意識という五つ...続きを読むPosted by ブクログ -
現役のコンサルタント2名の対談のような形式で描かれている。
時代の流れから、ただ、戦略を立てるだけでは勝てる時代は終わっており、実行に落とすまでのスピードや、経営という真理についての話に触れている。
浅いですが、企業の戦略的取り組みの事例や、その際に生じる軋轢などが紹介されていました。
コンサ...続きを読むPosted by ブクログ -
外資系コンサル出身の著者なので、
プロフェッショナルと言っても、コンサルのプロフェッショナルという側面が色濃く出ています。
専門職、プロフェッショナルについて考えようと思って読みましたが、
医者や弁護士のようなプロフェッショナルと通じる部分もあれば、疑問に感じる部分もあります。
プロフェッショナ...続きを読むPosted by ブクログ -
日本はこれ以上は成長はしない。成長しない国に無理やり成長をしいると国民は不幸になる。やるべきことは成長ではなく「国民の誰もが医、職、住を保障される国」というビジョンを提唱しています。日本は世界でもっとも弱者に厳しい国です。弱者は自助努力が足りないから税金で救う必要がないという回答をする人の割合が世界...続きを読むPosted by ブクログ
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経営戦略の発展の歴史/今後の課題がコンパクトにまとめられていて、分かりやすい。様々な学派の違いと実務上の使い方も丁寧に整理されていると思う。Posted by ブクログ
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この本を読むまでこの二人のことは知らなかったのだが、いかにもコンサルタント的な知的会話の応酬と行った対談形式が面白い。世の中一般に第一印象で語られがちな、"所詮コンサルは・・・"といわれるコンサルタントとは一線を画す、ビジネスで変化を起こして成果を生むタイプの本来的な意味でのコンサルタントであること...続きを読むPosted by ブクログ
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戦略とは、その当事者・対象によってレベル感が異なるが、日本の国家戦略はかなりの高次のものだろう。
また、課題先進国ゆえ、ベンチマークも少なく、難易度が高い。
色々なところで、見知った内容が多いが、実現されているものは多くないと思う。
こういう提言を以下に実行するかが、本当に難しいのだと感じる。
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会計士の仕事をしているときにクライアントの方にいただいた一冊。
プロフェッショナルとはかくもこう難しいものか、
またかっこいいと思った一冊
以下レバレッジメモ
プロフェッショナルの本質とは、実はプロフェッショナルという言葉自体に隠されている。プロフェッショナル「professional」という...続きを読むPosted by ブクログ -
そこそこ厚い本ですが、サラリと読みやすさがあります。成長するとこで成り立つ社会ではなくなったとし、成熟した中で日本人がより良く暮らす提案書です。
一番ためになったのは、官僚に対する記述です。官僚の粘り強さや賢さ、どのように国民が犠牲になったのか、特別会計の不透明さは読む価値あります。
官僚がいる限り...続きを読むPosted by ブクログ -
友人に勧められて読んだ一冊。
コンサルタントとして活躍されているお二人による対談本。
必ずしもコンサルタント向けというわけではなく、ビジネスパーソンにっとて役立つ内容だと思いました。
論理的思考力は誰にでも必要なもの。出来て当然なものという印象を持ちました。その上で、感情にどう対応していくのかがKS...続きを読むPosted by ブクログ -
冨山さんの書籍はこれまで数冊読んでいたので特に目新しさは無かった。
ただ、組織としての実行力を考えたとき、何をどこまで掘り下げるべきか、これまた当たり前だが「現場」ということ。
弊社は「三現主義(現場・現場・現実)」を標榜しているが、その中にいながら、制度企画に携わる者として最近の仕事のすすめを猛省...続きを読むPosted by ブクログ -
本書では、
“プロフェッショナルとは、一言で表すならば、「高度な知識と技術によってクライアントの依頼事項を適えるインディペンデントな職業」と定義することができる。”
とあります。
プロフェッショナルはこうあるべきだ、という持論が展開されています。
第一章、第二章のみ読んでも、どうあるべきか理解するに...続きを読むPosted by ブクログ -
成長から分配へと政策のトレンドが変わっていることを明示的に指摘した新書。政策が実行できなきゃ意味がないので、仕組み・組織の改革が必要だと指摘したところは的確だが、その中身は従来どおり繰り返されてきたものである。今の日本にとって重要なのは、きちんとした実行力とそれを担保するガバナンスなのだとつくづく感...続きを読むPosted by ブクログ
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自分にとってのバイブルである「戦略策定概論/組織設計概論」の筆者である波頭亮氏の最新作。
「成長論」から「分配論」へ、というサブタイトルに惹かれ、購入。
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あまら、知られていない、プロフェッショナルの掟や、日常をしることができる。
プロフェッショナルになるには、かくも大変なのか?
プロフェッショナルと円満な家庭は両立するのかが、疑問。
しかし、20代から30代前半を将来への投資になるように、気力でハードワークしようどおもった。Posted by ブクログ