波頭亮のレビュー一覧

  • AIとBIはいかに人間を変えるのか

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    ベーシックインカムとは、生活保護の拡大版くらいの認識でいた。
    人工知能により、仕事を奪われた人たちの生活補償なのかと。

    負担率60%、資産への課税。
    「持てる者が、なんの対策も取らずにそれだけの富の再分配を受け入れるのか?」という疑問。

    「生きるために」ではなく、「自己実現のために」働く。
    AIと張り合うのではなく、AIを活用して生産性を上げる。
    人が得意とする分野、仕事にシフトしていく。

    どこまで実現するのか疑問の残るところはあるが(とくにBI)、今後の世の中の流れを知る上では興味深い1冊。

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    2019年07月10日
  • AIとBIはいかに人間を変えるのか

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    AI技術は近年急速に進歩し、応用分野を徐々に広げてきている。
    研究・実験から実用のステージに移っており、かつて機械化の進歩がブルーカラーの肉体労働をリプレイスしてきたように、AIがホワイトカラーの知的労働を大幅に奪うのは明らかだ。
    都合よく言い換えると、人間の代わりにより早くより正確に仕事をしてくれるということ。
    つまり、生きるために人間がする仕事量が減る(究極はゼロ)のは必然。

    まだまだ実現は先の話だが、その時の収入源は何? の答えがBI(Basic Income)だ。
    現在の社会保障は年金や失業保険や生活保護などだが、これらに替わるのがBIだ。
    BIに関しては今まで真面目に考えたことがなかったが、導入の効果や問題点が分かりやすく述べられていて役に立った。
    AIについては人間と比べて圧倒的に劣る欠点も明確に述べられており、恐れることはないという安心感も与えてくれた。

    本書はBIの実現を望んでいる著者が、AI技術の進歩による社会生活の変化と絡めて近未来にどう適応していくかを推敲したもの。

    「働かざる者食うべからず」の時代から「働かなくても食って良し」の時代に向かっている。
    生きるために働くのではなく、生きるための労働以外の活動を行うために生きる社会になる。
    そんな社会が30年~50年後に来る可能性が現実的に今見えてきている。

    その時、「食うための心配をしなくて良い収入」と「日常の活動に支障がない健康状態」の人間が陥りがちな「何をすれば良いのか分からなくて不幸」が問題になる。
    現代の資本主義の存在感が大きな時代は「金を稼ぐ能力」を身につけるためにあらゆる努力をする。
    AIとBIがもたらす「働かなくてもいい時代」になると、「金を稼ぐ能力」から「やりたいことを見出す能力」が必要になる。

    と、こんな社会も頭の片隅に入れておいた方がいいよ!ということでしょうか。

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    2019年06月19日
  • プロフェッショナルコンサルティング

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    経歴も素晴らしいトップコンサルタントの、プロフェッショナル魂が垣間見える。自分が知っているコンサルタントは、少年少女探偵団的なレベルの人しかいないことがよくわかる。
    コンサルタントでなくても、学び、気づく点が多い一冊

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    2019年06月12日
  • プロフェッショナルコンサルティング

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    コンサルタントはクライアントの課題解決を求められるけど、その業界のプロがたまたまファームにいるわけもなく、決まるとその業界のことを誰よりも詳しく知っている状態を作るとのこと。

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    2019年04月16日
  • プロフェッショナル原論

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    プロフェッショナルの掟や仕事のルールから人間としてのプロフェッショナルらしさや日常行動に至るまで、プロフェッショナルの世界の実態とあるべき姿を示して、職業の本質を明らかにする。主として、医師や弁護士、経営コンサルタントなどをプロフェッショナルの代表とする。


    プロフェッショナルの定義とは、「高度な知識と技術によってクライアントの依頼事項を適えるインディペンデントな職業」である。
    3つの形態的要件と2つの意味的要件を満たすものとしている。
    1.プロフェッショナルは極めて高度な知識や技術に基づいた職能を有していなければならない。
    2.プロフェッショナルの仕事は、特定のクライアントからの特定の依頼事項を解決してあげるという形式をとる。
    3.プロフェッショナルはインディペンデント、即ち職業人として独立した身分である。
    1.公益に奉仕する。
    2.厳しい掟を遵守する。


    プロフェッショナルの掟。
    ・クライアントインタレストファースト(顧客利益第一)
    ・アウトプットオリエンティド(成果指向)
    ・バリューベース(価値主義)
    ・センスオブオーナーシップ(全権意識)

    ー以下、メモー
    私が求めているものは、プロフェッショナルなのかもしれない。高度な専門性・スキルによって、課題解決に貢献する、そんな存在に憧れる。
    プロフェッショナルの掟や倫理観は金銭的・経済的な衝動によって失われつつある。高度な専門性を持ち、他者の人生に強い影響を持つプロフェッショナルにとって、大金を得ることはそう難しくない。掟に基づいて行動できるかが問われる。

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    2019年02月12日
  • 経営戦略論入門 経営学の誕生から新・日本型経営まで

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    マネジメントとリーダーシップの違いをググってたら見つかった本。経営戦略の歴史を学べて良かったと思う。
    定型タスクを管理するのがマネジメント、非定型タスクをゴールへ導くのがリーダーシップかなと理解しました。

    あと気になったところ。

    ホーソン実験。
    →労働環境が悪くなっても働き続けたとか。
    サムスンでは若い社員を毎年ほぼ二〇〇人ずつ強制的に国外に派遣して 、一年間 、現地で暮らすことを義務づけている 。
    →やっぱりこれくらいやらないと身につかないよなー。生き残ったやつが使えるやつ。なまぬるいやり方では人は育たない。修羅場は必要。

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    2019年01月27日
  • AIとBIはいかに人間を変えるのか

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    ベーシックインカム制度に興味があり本書を手に取った。本書では、AI(人工知能)とBI(ベーシックインカム)についての総括的な説明がなされ、またそれらが社会にもたらす破壊的変化について述べられている。働き方改革の議論が盛んに行われている昨今、BI制度を耳にすることが多くなった。本書を読んで、簡易的にではあるがBI導入における懸念点と克服法、またBIが社会にもたらす利益について知ることができ、とても満足している。著者が大事なポイントとしてあげた「働かざる者食うべからず」の概念をいかに崩していくかとの議論は興味深く、私としては仮にAIとBIが社会の軸になった際に人間がそれに適応できるかどうかに関しては未だに一抹の不安を感じている。しかし、経済格差を減少させ、ひいては人間の尊厳を護り得るBIに将来性を見い出すことができた。これからは今にも増してBIが実現する未来を見据えた生活をしていきたい。

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    2018年12月11日
  • AIとBIはいかに人間を変えるのか

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    能力が高く社会的に成功しているエリートというものはAIやBIに対して好意的な態度を示す場合が多いような気がする。
    AIに対しては、その将来的なリスクについて検討していたが、BIに対してはその利点およびデメリットとして挙げられる点に対する反論に多くの紙面が割り振られていた。メリットの分析、デメリットの分析両方は説得力があるものが多かったが、財源の確保についてはあまり実効性のある提案にまでは踏み込んでいなかったのが少し物足りなかった。

    ただ、全体としては非常によくまとまった良著であると思う。AIに関しては、得意分野がある一方でヒューリスティックな判断や身体性を伴った行動、共感などの能力の欠如が弱点であると分かったし、BIに関しては数々の社会実験の成果がおおむね良好であった点について学べたのは大きかった。個人的には最低限度の生活が保障されても働き続ける意思があることから、BI導入によるフリーライダー問題はあまり生じないように感じる。是非ともBIが実現して欲しいと思う。

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    2018年11月06日
  • AIとBIはいかに人間を変えるのか

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    AIとBIはいかに人間を変えるのか (NewsPicks Book) 幻冬舎

    予てから注目していたBIだが、AIの普及によってその有用性が高まることを説いており、非常に腹落ちした。全体を通して論旨がわかりやすく、AI、BIに馴染みのない方にもわかりやすいと思う。
    AIの技術的な壁よりも、既得権益層の反発により、AIとBIの普及に時間がかかると思うが、方向性としは納得感がある。もしかしたら、人類史上の中でも有数の大きなパラダイムシフトの入口に今いるのかもしれない、そんなことを感じさせられてワクワクした。


    人工知能AIの進化により、遠くない未来に人は食うための労働から解放される。AIの所有者に集中する富を再配分するための仕組みとしてベーシックインカムBI(全国民への一律給付)が大変有効だ。BIは制度が単純かつ恣意性がないことが特徴だが、ここで重要なのは、「働かざる者食うべからず」から「働かざる者食ってよし」への規範の変化だ。必要な生活財が全てAIで賄えるようになった時、働くことの意義は変わり、やりたいことを通して、貢献意識、自尊の念を得るために人は働くようになる。



    ◯AI 人工知能
    ・シンボルグラウンディング問題: 言葉と概念を結び付けられない。
    ・フレーム問題: 数ある情報から目的に関連した情報に絞り込んで考察することは難しい
    ・ディープラーニング: 膨大なデータから、学習する手法。シンボルグラウンディング問題を解消。
    ・解が一つに定まらなかったり、正解がない場合に見解を示す、ということは難しい
    ・人が気付きにくい相関関係の判断は得意だが、因果関係の判断は苦手。人によって最適解が異なる時こそ人の出番。

    ◯BI ベーシックインカム
    ・全ての国民に対して、生活を賄えるだけの一定額を無条件で給付する制度
    ・長所
    1. シンプルで理解しやすく運用コストも小さい
    2. 恣意性と裁量が入らない。生活保護は制度が複雑で対照的。
    3. 働くインセンティブが失われない
    4. 個人の尊厳を傷つけない
    5. 将来に対する不安を抱える必要が無いため、消費が活発化
    6. セーフティーネットとして機能するため、解雇しやすくなる。
    ・懸念
    1. フリーライダー問題: 働かない人を増やす。社会実験ではむしろ逆の結果が出ている。就労の動機と社会の関わり方が良き方向に変化する。
    2. 財源問題。生活保護とほぼ同じ1人8万円とすると、1.27億人で122兆円必要。年金から半分、もう半分は国民負担をフィンランドに違い60%(42.2 now)まで上げれば捻出可能。消費税を15%にして、半分の32兆円、資産税1%を企業と家計に課せば補える。
    ・障壁
    1. 官僚の抵抗、仕事を減らされる。
    2. 働かざる者食うべからずの社会通念
    ・日本で導入すべき理由
    格差が世界的に大きい。
    ジニ係数が高く、相対的貧困率の割合もOECD平均よりかなり高い。格差は富める人も不幸にする。高齢化により現役世代の負担が増加しており、社会保障制度が社会構造に合っていない。、

    ◯AI+BIの世界
    ・AIが生産活動のほとんどを担うようになると、AIの所有者に富が集中してしまう。他の人は失業。こうなると経済も回らなくなる。そこで再配分が必要なためBIが有効。人の役割は消費。
    ・16世紀の宗教革命以降、経済活動が認められるようになった。
    ・働かざる者食うべからずの規範は私有財産の尊重に裏打ちされて納得感を持って受け入れられてきた。
    ・生きるために働く必要がなくなった時、人は働かなくなるのか?否
    ・労働から解放され、やりたいことをやり楽しみや満足、自尊の念を得、学問、芸術、他者への貢献をする活動に向かう。
    ・かつてギリシャでは、奴隷が労働を行う中、市民が現代まで続く学問と芸術のルーツを生み出した。
    ・生き抜くための条件は、やりたいことを自ら持つこと。
    ・「退屈の不幸」:哲学者も悩むテーマで、何をしても良い状態は何をすれば良いか迷わせること。
    ・やりたいことを見つけるために必要なのは、経験と修練。やってみて、ある程度上達して初めてわかる。
    ・人は、身体的にも、感情的にも、肉体的にも持てる能力をフルに発揮することが快いと感じるメカニズムを持つ。
    ・新しいステージでは、やりたいことをやり、楽しみ、貢献意識、自尊の念を得ることが人生の意義になる。

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    2018年10月07日
  • プロフェッショナル原論

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    公益に尽くすプロの生き様ってかっこいい。
    けど、実際どれだけの人が本書で言うところの真のプロフェッショナルなんだろうか。

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    2018年09月22日
  • AIとBIはいかに人間を変えるのか

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    AIとBIに関する歴史と考察が構造的に書かれており、素人にもとても理解しやすい。

    未来の描写もかなり筋が良い、リアリティのあるものだと思いました。

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    2018年07月14日
  • AIとBIはいかに人間を変えるのか

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    22世紀の夢見るわたしは
    授業をさぼって 街へとくリ出す

    25世紀を逃れたあなたの
    携帯番号 こっそり教えて

    四角カクカク革命前夜の
    長いあいあい 合間のロマンス

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    2018年07月13日
  • AIとBIはいかに人間を変えるのか

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    AIとBIによって社会がどのように変化していくのか。
    人類にとって「新しいステージ」の社会の特徴
    1.AIを活用することで実現できる圧倒的な生産性向上によって、産業革命以上のインパクトで経済的算出量が拡大する。
    2.民主主義が名実ともに完成されて社会である。
    3.AIとBIによって人間が生きるために働くことから解放されて生きるための労働以外の活動を行うために生きる社会になるということ。

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    2018年07月12日
  • AIとBIはいかに人間を変えるのか

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    AIの歴史、日常に浸透して行く様やこれからの発展、BI導入の必要性、人の生き方の変化など細かく考察してあり、筆者の論点が参考になる

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    2018年07月05日
  • AIとBIはいかに人間を変えるのか

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    AI時代到来による未来予測はいろんな場面で目にするけど、この本が一番深い考察をしていると思う。

    自分自身もそうだし、子ども達に対してもどんな準備をしていく必要があるか、しっかり考えて行動しないといけない。

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    2018年06月20日
  • AIとBIはいかに人間を変えるのか

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    AIとBI、すなわち人工知能とベーシックインカム。ダジャレなタイトルですが、こらからの近未来社会についてなかなか考えられた内容でした。人工知能とベーシックインカムについてそれぞれ知りたい人にも役立つ内容だし、それぞれについてある程度知識がある人にもその関連性について、そして、これからの社会について考える良い機会を提供てくれていると思います。未来の予測については客観的な内容というより、著者の希望的観測だとか本書を作るためのこじつけも強い気もしますが、AIを活用し、高い税金とベーシックインカムの導入された社会を生きている間に体験してみたい気がします。

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    2018年06月02日
  • AIとBIはいかに人間を変えるのか

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    BIがいかにほとんどのポジションの人にとって馴染み得る概念かがより納得できた感じ。実際の過去の事例も見る限り、やはり導入の余地はあるなと

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    2018年03月21日
  • 成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ

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    成長戦略を捨てて成熟した社会の有り様を確立すること、その具体的な中身として弱肉強食でない共生型社会を築くこと、その為には増税やむ無しと言うビジョンの方向性は賛成である。なぜこのような構想が政治家から語られないのだろうか。詰まる所、我々有権者がそういう将来ビジョンよりも目先の景気対策とか減税とかにしか興味がなく、票にならないからだ。政治家の質は有権者の質を超えられない。世の中が良くならないのは自業自得である。

    ただ各論では少々異論がある。まず安心を得るための条件として医食住を挙げているが、人はパンのみにて生きるにあらず、医『職』住が重要ではないか?死なない程度に生き永らえても幸せとは言えないだろう。そうなると解雇の自由化は本当に目指すべき社会なのか?来月の自分の居場所も定かでない派遣的な働き方で幸せな人生を送れるものだろうか?

    これに関してデンマークの例を引いているが、人口が兵庫県と同程度の小国と日本で同じ政策が成り立つとは思えない。規制緩和と高福祉という、小さな政府と大きな政府の政策を同時に推進することが日本のような大国で可能なのか?議論が粗すぎる。

    また外貨獲得産業の例として、太陽電池、原発、水処理を挙げている時点で先見性のなさを露呈してしまっている。執筆時には有望市場に見えたのだろうが、時の審判は残酷である。おまけにモジュール型製品の代表であるEVに至っては産業政策に対する見識もセンスもないことが見て取れる。

    官僚に対しても見方が一方的に過ぎ、バカっぽい陰謀論みたいで全面的に信用できない。国の政策は外交を含めて過去からの一貫性と整合性が重要である。時の政権次第でコロコロ方針が変わっては堪らない。その意味で専門性を以て長期的に政策を実行できる行政主導の方が政治主導より相当マシである。政治主導は民主政権で懲り懲りと言うのが普通の国民の実感だろう。

    と、細かなところには賛同できないが、とにかく成熟社会のビジョンを提示したことは大いに評価できる。

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    2017年09月29日
  • 経営戦略論入門 経営学の誕生から新・日本型経営まで

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    ネタバレ

    経営戦略論を初めて学ぶに際して、評価がよかったので、読んでみた。
    経営戦略論の歴史から平易に記載されており、ものすごく分かりやすかった。
    歴史のところについては、再読してみる予定。

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    2016年03月09日
  • プロフェッショナル原論

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    プロフェッショナルファームと事業会社の違いが明確に理解できた。就活生はファームを目指すか、事業会社を目指すかに関わらず読むべきだろう。たとえ事業会社で働くとしても、本書で示されるプロフェッショナルに近いスタイル・マインドを心がけたい。

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    2015年02月01日