波頭亮のレビュー一覧

  • プロフェッショナルコンサルティング

    Posted by ブクログ

    まずは論理的思考を取り入れる筋トレ。この積み重ねがコンサルのファンデイションをつくり、そのあとに経験が上澄みとして入っていく。経験だけでまわすことも出来るけど、それは、毎日の筋トレがベースにあるから。
    だから一つ一つにこだわり、自分の目で、他者からの評価を受けいれて成長することを繰り返しながらコンサルとしての自分の形を作っていくべき。という非常に筋の通った話で、なおかつ具体例なども出ていて参考になる。
    これからコンサルを目指そうという若い人むけの本だが、コンサルに成り立て36歳にもできるのだろうか、というかそれをキャッチアップする努力をしなくてはいけないと強く思った。
    普通の企業にも優秀な人は

    0
    2012年08月07日
  • 成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ

    Posted by ブクログ

    日本は成長フェーズが終わり、成熟フェーズに入った。だから、経済成長を求めるのではなく、「国民全員に医・食・住を保障する」という分配論を国のビジョンに設定する。そのために、産業構造の変化から官僚組織の構造改革までこの本では提言しています。

    やり方の方法論は、私自身ももっと考えたいと思いますが、著者が提唱する国のビジョンや「成長フェーズが終わり、成熟フェーズに入った」という多大なデータを元にした主張は唸るものがありました。

    そして、今この国を変えるのは、誰でもない国民一人一人の意識であるというまとめもたまらなく好きです(笑)

    もっと多くの人に読んでほしい本です。

    0
    2012年01月03日
  • 成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ

    Posted by ブクログ

    政治の本のレビューははっきり言ってかなり勇気がいる。自分より知識のある人たちが喧々諤々してる中で意見を表明すれば、たちまち袋叩きにあるリスクが常があるからだ。

    それでもこの本については一筆書きたいと感じる。それは、この本は強者による弱者の為の本だからだと思う。

    (書きかけ)

    0
    2012年01月08日
  • プロフェッショナルコンサルティング

    Posted by ブクログ

    社会情勢、経営、グローバル化、学び方に対する捉え方として著者の2人は視点が高く、そのため視野を広がる。

    0
    2016年05月04日
  • プロフェッショナル原論

    Posted by ブクログ

    プロフェッショナルとは

    公益への奉仕
    掟遵守

    高度な職能
    特定のクライアント
    インディペンデント

    ↑↑↑
    公益奉仕への強い意志



    1クライアント インタレスト ファースト
    2アウト プット オリエンテッド
    3クオリティ コンシャス
    4バリューベース
    5センス オブ オーナーシップ

    0
    2011年11月20日
  • プロフェッショナル原論

    Posted by ブクログ

    この本を読んで人生観がかわりました。
    自分にはクライアントインタレストファーストの信念が欠けていると実感。お金儲けのために専門職に就いてはいけない。
    プロフェッショナルとはどうあるべきなのか、その答えが明確に書かれています。
    己に厳しくありたいと思います。

    0
    2012年04月11日
  • プロフェッショナルコンサルティング

    Posted by ブクログ

    日本におけるトップコンサルタントの1人である波頭氏、事業再生の請負人である冨山氏による、次代のコンサルタントに求められる資質は何かをディスカッションする対談本である。

    戦略コンサルタントと言えば、クライアントが進むべき方向性をチャートを駆使してプレゼンするイメージが強く、その後の実行の部分はコミットしないイメージがあった。しかし、本書ではそのイメージを良い意味で裏切ってくれた。これからの企業は「エクゼキュージョン・ケーパビリティ」、すなわち組織の実行能力が非常に重要な経営要素になり、戦略コンサルタントもこの実行部分に関与する必要性を説いているからである。

    また、クライアントの実行を支援する

    0
    2011年11月13日
  • プロフェッショナル原論

    Posted by ブクログ

    ハウツー本でなく本質をとらえた作品。読んでいて自分の目指すところも組織に縛られないプロフェッショナルなのではと感じた。ただ今の自分には、自己を律する姿勢や意欲的な態度が全然足りていない。
    2回目の読破だが、1回目よりもすんなり頭に入ってきた。自分のキャリアについて考える機会が増えてきたのに比例して、プロフェッショナルというものへのあこがれが増大しているからであろうか。

    0
    2011年10月31日
  • プロフェッショナル原論

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【再録~以前にmixiに投稿したものです~】
    激烈なプロフェッショナルな仕事ぶり(氏の場合経営コンサルティング)を知らしめされました。

    プロフェッショナルの掟の一つとして「社会に貢献し公益に寄与する」(P18)があり、印象的でした。

    私たちサラリーマンは間接的に社会に貢献していますが、一方で社会利益(もしくはお得意先利益)と会社利益が相反することが往々にしてあります。その中で、いつも迷いながら仕事をしていることが多いです。否、それが殆どと言ってよいです。

    氏ほどのプロフェッショナルでない私たちですが、社会の一員である以上、社会利益への貢献は至って普通のことです。そうすることで互いに

    0
    2011年10月20日
  • プロフェッショナル原論

    Posted by ブクログ

    この本のおかげで今の自分が存在するといっても過言ではない。プロフェッショナルマインドについて筆者の思いを述べた本。

    0
    2011年10月16日
  • プロフェッショナル原論

    Posted by ブクログ

    プロフェッショナルの掟、およびそれわ、ベースにしたルールや行動様式について書いてある。コンサルタントになったころを思い出させる本。心身が引き締まる思い。

    0
    2011年09月17日
  • プロフェッショナルコンサルティング

    Posted by ブクログ

    波頭さん・冨山さんという日本を代表する戦略コンサルタントが
    コンサルティング業界について語った対談本。

    昔、コンサルティングに興味があったからというのもあり、
    かなり面白かった。
    けど、コンサルの世界は凄まじい、その一言に尽きる。。

    3ヶ月でマスターを1つ取るくらいの気持ちで勉強!?
    それを4・5年続けて、基礎的な知的体力がつく!?
    この人たちの勉強量はどこまでやり込むのでしょうか。。
    世の中にはここまで自分を高めようと努力する人たちがいるのかと
    とっても大きな刺激を受けました。

    0
    2011年08月26日
  • プロフェッショナルコンサルティング

    Posted by ブクログ

    自分の中にあった「プロフェッショナルなコンサルタントとはどうあるべきか」という問いにストレートに答えてくれた一方で、超えるべき壁の高さも同時に痛感させられた。
    内容としては、現在の「戦略コンサルティング」が以前に比べて高度化・複雑化している中で、戦略コンサルティングの本質とは何か、及び若手のコンサルタントに求められる働き方・学び方とは何かについて、波頭、冨山両氏の長年のコンサルティング経験を踏まえて、対談形式で書かれている。

    0
    2011年08月18日
  • 成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ

    Posted by ブクログ

    もう成長率を望んだ国づくりの時代は終わった。次は富める者と そうでない者との間での、富の再分配がこの国を形作り鍵となる…新しい日本の形を考えるためのヒントが 淡々と示されています。

    0
    2011年06月28日
  • 成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ

    Posted by ブクログ

    本書は、日本が成長フェーズから成熟フェーズに入ったことの証明からはじまり、経済政策の転換、官僚機構の改革へと話が及んでいる。それぞれ具体的な数字やグラフによって根拠が示されているため、説得力があるし話も分かりやすい。内容は非常に読み応えがあり、知的刺激に溢れた作品となっている。

    特に最終章の「しくみの改革」は示唆に富む内容となっている。難攻不落な官僚機構の仕組みや、それを支えるメディアの不見識などに言及し、改革の方法まで具体的に述べている。例えば民主党の例を挙げ、意欲的かつ真っ当なヴィジョンと政策も持って政権与党になったが、それを実行するための体制としくみが戦略的でなかったために、官僚の手の

    0
    2011年03月16日
  • 成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ

    Posted by ブクログ

    日本の経済は労働人口・時間、貯蓄率、労働生産性どれをとっても減少している。よって経済成長は無いと一刀両断した上で社会福祉の充実を提言するも、企業には徹底した自由競争を求めます。また、社会福祉には財源の裏付けが必須ですが、消費税の増税と並んで提案されている金融資産課税はゲゼルの自由貨幣にも通じる考え方で、偏在しているお金を回すには妙案かと、禿同な思いを感じた一冊でした。

    0
    2011年02月13日
  • 成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ

    Posted by ブクログ

    最高に面白かった。

    前半は、成熟社会となった日本のこれからのビジョン。
    後半は、それを達成する為にはどうすればいいのか。

    論理建てた説明で、最初から最後まで無駄が無く、興味が途切れなかった。

    政治への不信感は、総理大臣のリーダーシップの無さに感じていたが、この本を読んで誰が総理大臣になっても、このままの体制では変わらないことがわかった。

    どの政治家もこの本に書いてることぐらい分っているだろうから、官僚の首根っこを抑えつける強い政治家と、国民を正義の方向に導くマスメディアの登場に期待したい。

    0
    2011年05月28日
  • 成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ

    Posted by ブクログ

    日本が、国民の誰もが医食住を保障される国にするための、するどい戦略が分析的に書かれている。

    まず、今の日本は成長から、成熟ステージに移行した事実を経済指標から明確にして、今後の戦略を説明している。

    第一歩は、従来の成長戦略と景気対策一辺倒の公共財として経済政策からの脱却からはじまる。そして、分配論を軸にした経済政策に転換して、国民全員に手厚い社会保障を公共財として提供する。その際の財源は、富めるものへの増税で30兆円規模でおこない、同時に歪められた財政構造と非合理的な政策を正す必要がある。
    経済政策は、医療介護産業の規制を緩和して伸ばすのと、外貨獲得のために、付加価値が高い産業を伸ばす必要

    0
    2010年12月12日
  • 成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ

    Posted by ブクログ

    著者、波頭亮さんには、1990年代、
    何度も取材でお話を聞きました。

    この本の波頭さんの「成熟」ぶりには、
    驚嘆しつつ、共感します。

    ぜひ、お読みください。

    0
    2010年09月11日
  • 成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ

    Posted by ブクログ

    頭が良い人というのはこういう人のことを言うんだろう。

    ここまで明快に理路整然と現在の日本の状況とあるべき姿を論じた人を知らない。

    知識をひけらかすか、ためにする議論か、ちょっと難しいことを言って煙に巻くか、まったく全体像を捉えていない人が多い中。

    物事をわかりやすく納得感を持って伝える能力は、人を動かす上でも最も重要な能力だと思うが、この人はその能力がずば抜けている。そしてその背景には全体から部分へ、MECEといった原則を踏まえていることにある。

    0
    2010年06月17日