成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ

成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ

ビジネス・実用
836円 (税込)

4pt

日本はこれからどの方向に進んでいくのか。政治は迷走し、国民は困惑している。既に成熟フェーズに入った日本は必然的に国家ヴィジョンを差し替えなければならない。そして、経済政策や政治の仕組みを再構築しなければ、社会は一層暗く沈滞していくだけである。国民が「自分は幸せだ」と思える社会の姿と、そうした社会を目指す政策、およびその政策を実行するための戦略と新しい社会のしくみを明快に示す。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    筑摩書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ちくま新書
  • タイトル
    :
    成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ
  • タイトルID
    :
    264454
  • ページ数
    :
    269ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年06月13日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

閲覧環境

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成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本は成長フェーズが終わり、成熟フェーズに入った。だから、経済成長を求めるのではなく、「国民全員に医・食・住を保障する」という分配論を国のビジョンに設定する。そのために、産業構造の変化から官僚組織の構造改革までこの本では提言しています。

    やり方の方法論は、私自身ももっと考えたいと思いますが、著者が提唱する国のビジョンや「成長フェーズが終わり、成熟フェーズに入った」という多大なデータを元にした主張は唸るものがありました。

    そして、今この国を変えるのは、誰でもない国民一人一人の意識であるというまとめもたまらなく好きです(笑)

    もっと多くの人に読んでほしい本です。

    0
    2012年01月03日

    Posted by ブクログ

    政治の本のレビューははっきり言ってかなり勇気がいる。自分より知識のある人たちが喧々諤々してる中で意見を表明すれば、たちまち袋叩きにあるリスクが常があるからだ。

    それでもこの本については一筆書きたいと感じる。それは、この本は強者による弱者の為の本だからだと思う。

    (書きかけ)

    0
    2012年01月08日

    Posted by ブクログ

    もう成長率を望んだ国づくりの時代は終わった。次は富める者と そうでない者との間での、富の再分配がこの国を形作り鍵となる…新しい日本の形を考えるためのヒントが 淡々と示されています。

    0
    2011年06月28日

    Posted by ブクログ

    本書は、日本が成長フェーズから成熟フェーズに入ったことの証明からはじまり、経済政策の転換、官僚機構の改革へと話が及んでいる。それぞれ具体的な数字やグラフによって根拠が示されているため、説得力があるし話も分かりやすい。内容は非常に読み応えがあり、知的刺激に溢れた作品となっている。

    特に最終章の「しくみの改革」は示唆に富む内容となっている。難攻不落な官僚機構の仕組みや、それを支えるメディアの不見識などに言及し、改革の方法まで具体的に述べている。例えば民主党の例を挙げ、意欲的かつ真っ当なヴィジョンと政策も持って政権与党になったが、それを実行するための体制としくみが戦略的でなかったために、官僚の手のひらで踊らされる結果となってしまったと考察している。国民の支持率も官僚の思惑通りに動くと考えると、かなり怖い気がするので、国民一人一人が正しい情報を見る目を養わなければならないと実感した。そのためにはやはりメディアが変わることが重要なのだろうと思う。どの新聞やニュースを見ても同じような意見ばかりという状況を打破して欲しい限りである。

    タイトルは堅いものの、話の構成が上手く、各章のはじまりに前章までのまとめが掲載されているなど、読み手を意識した編集がなされており、実に読みやすく構成されている。主張は実に明快で、少なくとも僕には、妥当性がある意見だと感じられた。一読の価値は必ずあると思うので、多くの人のお勧めしたい一冊となっている。

    0
    2011年03月16日

    Posted by ブクログ

    日本の経済は労働人口・時間、貯蓄率、労働生産性どれをとっても減少している。よって経済成長は無いと一刀両断した上で社会福祉の充実を提言するも、企業には徹底した自由競争を求めます。また、社会福祉には財源の裏付けが必須ですが、消費税の増税と並んで提案されている金融資産課税はゲゼルの自由貨幣にも通じる考え方で、偏在しているお金を回すには妙案かと、禿同な思いを感じた一冊でした。

    0
    2011年02月13日

    Posted by ブクログ

    最高に面白かった。

    前半は、成熟社会となった日本のこれからのビジョン。
    後半は、それを達成する為にはどうすればいいのか。

    論理建てた説明で、最初から最後まで無駄が無く、興味が途切れなかった。

    政治への不信感は、総理大臣のリーダーシップの無さに感じていたが、この本を読んで誰が総理大臣になっても、このままの体制では変わらないことがわかった。

    どの政治家もこの本に書いてることぐらい分っているだろうから、官僚の首根っこを抑えつける強い政治家と、国民を正義の方向に導くマスメディアの登場に期待したい。

    0
    2011年05月28日

    Posted by ブクログ

    日本が、国民の誰もが医食住を保障される国にするための、するどい戦略が分析的に書かれている。

    まず、今の日本は成長から、成熟ステージに移行した事実を経済指標から明確にして、今後の戦略を説明している。

    第一歩は、従来の成長戦略と景気対策一辺倒の公共財として経済政策からの脱却からはじまる。そして、分配論を軸にした経済政策に転換して、国民全員に手厚い社会保障を公共財として提供する。その際の財源は、富めるものへの増税で30兆円規模でおこない、同時に歪められた財政構造と非合理的な政策を正す必要がある。
    経済政策は、医療介護産業の規制を緩和して伸ばすのと、外貨獲得のために、付加価値が高い産業を伸ばす必要性がある。

    話しは飛ぶが、これらを実現するには、現在の官僚体制と特別会計を抜本的に見直す必要がある。

    0
    2010年12月12日

    Posted by ブクログ

    著者、波頭亮さんには、1990年代、
    何度も取材でお話を聞きました。

    この本の波頭さんの「成熟」ぶりには、
    驚嘆しつつ、共感します。

    ぜひ、お読みください。

    0
    2010年09月11日

    Posted by ブクログ

    頭が良い人というのはこういう人のことを言うんだろう。

    ここまで明快に理路整然と現在の日本の状況とあるべき姿を論じた人を知らない。

    知識をひけらかすか、ためにする議論か、ちょっと難しいことを言って煙に巻くか、まったく全体像を捉えていない人が多い中。

    物事をわかりやすく納得感を持って伝える能力は、人を動かす上でも最も重要な能力だと思うが、この人はその能力がずば抜けている。そしてその背景には全体から部分へ、MECEといった原則を踏まえていることにある。

    0
    2010年06月17日

    Posted by ブクログ

    貧困率・・・日本は高い

    今後、外貨を稼ぐ産業→ハイテク型環境関連
    1.太陽光発電
    2.原子力発電
    3.水処理関連

    デンマーク・・・国民が幸せと感じる国
    くしくもW杯予選リーグで圧勝したが・・・

    アメリカとデンマークの共通点
    1.教育への投資が世界トップ水準
    2.労働者を解雇しやすい

    国民の負担(税)・・・参院選挙、国民の審判。

    官僚機構・・・軍隊よりも強固な組織。

    0
    2019年08月12日

成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    筑摩書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ちくま新書
  • タイトル
    :
    成熟日本への進路 ――「成長論」から「分配論」へ
  • タイトルID
    :
    264454
  • ページ数
    :
    269ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年06月13日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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