藤井聡のレビュー一覧
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2022年76冊目。256ページ、累計20,867ページ。満足度★★★☆☆
第2章「そもそも消費税って何?」で消費税は「預かり金」ではなく、付加価値税であることを明言
消費税導入以降の国(財務省)のプロパガンダで、国民は間違ったイメージを植え付けられていると
「ニッポン復活論」のタイトルは内容...続きを読むPosted by ブクログ -
中国が歴史的にどのような戦略で国際間での地位を獲得して生きたのか。なぜ近年経済大国になりつつあるのか。が著者の視点で書かれていて新たな視点が学びになった。また日本が今後国際社会でどうすればいいのかがMMTの切り口も踏まえて語られていた。Posted by ブクログ
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田原総一朗と藤井聡の2人の対談形式でどうすれば日本がデフレ脱却ができるのかを説いた本。
デフレ脱却にはシンプルに市場にマネーを供給して税金を下げる。シンプルかつ明快な藤井氏の答えに納得した。Posted by ブクログ -
まずまず。
田原総一郎さんが対談している方の考えなので、信用したいが、国の借金が増えても大丈夫というのは理解できない。よく読んでみたらそんなこと言ってないでしょ、って言われそうだし。Posted by ブクログ -
著者は冒頭、日本の失われた30年はデフレ下でもインフラ投資をしなかったことに原因があると述べ、そこからインフラ領域におけるイノベーションについて事例とともに紹介している。
事例は読んでいてなるほど、こんな面白い取り組みがあるのかと為になる一方、随所で筆者の思想を正当化させたいが為なのか、主張と根拠の...続きを読むPosted by ブクログ -
藤井聡さんのYoutubeチャンネルで紹介された本。MMTの考え方に否定的だった田原総一朗さんと対談し、田原さんがMMTを理解し、御自身の考え方を変えていった話が書かれていると言われて読んだ本です。
私がこの本を読もうと思った観点は、少し前に読んだ『事実はなぜ 人の意見を変えられないのか』という本に...続きを読むPosted by ブクログ -
「国債発行に基づく政府支出がインフレ率に影響するという事実を踏まえつつ、「税収」ではなく「インフレ率」に基づいて財政支出を調整すべきだという新たな財政規律を主張する経済理論」
信用貨幣論、貨幣循環論、万年筆マネー、スペンディングファースト、貨幣国定説、貨幣のピラミッド。
自国通貨建ての国債で破綻する...続きを読むPosted by ブクログ -
MMTは、税収ではなくインフレ率に基づいて財政支出を調整すべきとする。それに基づきつつも、著者は派生したレベルで時折混濁したような議論をして分かりづらい。Posted by ブクログ
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安倍政権が構造改革・緊縮財政・プライマリーバランス黒字化に向かう理由を前内閣官房参与として内側から見た視点で描く。
さらにそれが如何に悪手なのかをエビデンスベースでしっかり論じている。Posted by ブクログ -
いつもラジオで聞いている藤井教授の警鐘本。
平成時代の失敗を繰り返してはいけない。
データや統計を表示していて、経済失政の結果がわかりやすい。これらデータに謙虚に向き合わないと。Posted by ブクログ -
政治的に難しい事を活字として出版するのはなかなか難しい事だと思う。
清くすべての面が正せればそれでよいのだがそれに追随するかしないかは読者の判断に任せるとしか言えないのだろう。
簡潔に記しておくと消費税は必要のない税だと思う。本文にも記載されていることだから触れないが多くの点で賛同はした...続きを読むPosted by ブクログ -
地方が車がないと生活できない、活性化できないという妄信されていることを否定した一冊。
著者の主張は一貫しているが、単なる交通政策にとどまらず、地域活性化や住宅政策など、様々な要因が絡み合って現在がある。
簡単にこの状況を変えるには難しい面も多い。
著者の主張は一定の理解ができる面もあるが、では現実的...続きを読むPosted by ブクログ -
内容は平易でわかりやすいがやや冗長。(ノーベル賞受賞者を用いた)権威主義的表現が多すぎて(俺の言っていることはあの受賞者も言っている、俺が昔からいってきたことはあの受賞者も同じ、など)辟易してくる。淡々とデータに基づく主張だけ書いたら多分紙面は半分(値段も半分!?)でよさそうな一冊。主張は「デフレ下...続きを読むPosted by ブクログ
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クルマの発展により郊外への大型商店の進出、ニュータウンの整備が進んだ。その結果地方都市の中心の商店街が荒廃し、人口が流出し、地域の繋がりも薄くなっていってしまったと説く。クルマの排除を行なって中心部に人が増えた事例を富山と京都のケースで説明している。さまざまなデータによる分析がしてあるが、ここまで車...続きを読むPosted by ブクログ
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クルマがないと地方では生活ができない、というイメージを覆す題名。
モータリゼーション、都市の郊外化、地方の衰退、グローバリゼーションの浸透という最悪のスパイラルとなっており、クルマ依存について警鐘を鳴らしている。
また、銀座のホコ天、京都市の車線減少、富山市のLRT事例を踏まえ、クルマ利用減少の...続きを読むPosted by ブクログ -
日本経済は自動車業界が牽引しているから、なかなかこういった発言がでてこない。しかし、これを実現するにはどれくらいの年月がいるのかな?Posted by ブクログ
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表紙の写真で分かるように、エマニュエル・トッドが表看板の本だが、彼が語る場面は、他の著者よりそう多いわけではない。
グローバリズムが経済的繁栄をもたらすという理論は、じつは根拠がなく、逆に世界に不公平と混乱をもたらす元凶であることを、座談会およびそれぞれの論文でわかりやすく説いた本。Posted by ブクログ -
「グローバル資本主義によって経済は成長する」と信じられてきましたが、実際のデータを客観的に眺めてみれば、真実はまったく逆であって、「グローバリズムは成長を鈍化させる」
グローバル資本主義を推し進める人々は、ビジネスに自由さえ与えれば富も雇用も創出され、最大限の成長があると信じてきた
アメリカにしても...続きを読むPosted by ブクログ