藤井聡のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
義務教育の歴史教師は自虐史観が服を着ているような人物で、知らず知らずのうちに、誤った歴史認識を植え付けられていました。
そして、ほとんどメディアなどの受け売りで、リベラルであることがスマートで正しいこと、そしてかっこいいことだと思うようになっていました。
ただ、いつからか、それは違うんじゃないか…と思うようにもなって、もやもやしていました。
本書を読んで、そのもやもやにようやく明確な回答を得たような気がします。
また、いつの間にかマルクスもケインズ退場させられていたということを知って、自分の経済感覚が世の中と合わなくなっていたのも、そういうことだったのかなと思いました。
リベラリズムが実は資本家に都合の良い原理で、グローバリズムや貧富の格差の拡大などへつながっていくことは知ることができてよかったです。
メディア、政治家、企業と中国との癒着なんて、ニュースの表層を少しほじくればいくらでも出てきます。
緩かにでも確実に蝕まれていく日本の現状に、いつの間にこんな世の中になってしまったのか…と、子を持つ親として、この子が大人になったとき、日本で幸せに生きていくことができるのかと不安にならざるを得ません。
でも、藤井さんは、本書最後の渡瀬氏との対談の中で、世界の中で日本が果たすことができる役割や、日本だからこそなし得ること、日本の可能性に目を向けています。建設的な視線に憂鬱が晴れるような気持ちでした -
Posted by ブクログ
インフラとは何か、その重要性を再認識できた。この学問を専攻してよかったと思えた。
インフラとは下部構造のこと。下部構造とは、道路や鉄道や橋梁、河川や上下水道、パイプライン等といった土木構造物だけでなく、土地であり国土も含まれる。この両者の統合体がインフラ。下部構造のうえには、支えられるべき上部構造があり、スープラという。文化・社会・政治・言語・経済・文明はインフラの上に成り立つ。
インフラとスープラは相互に影響しあい良好な循環を生むことで国を発展させてきた。インフラは、スープラを規定する。インフラのありようが、そのうえの経済、社会、文化を規定していく。インフラの影響力は大。インフラの投資が、地域および都市および国を発展に導く。
・道路
・鉄道/新幹線
・下水
・道の駅
・オフグリッド(BCP)(六本木ヒルズ)
・都市空間 車車線の削減@四条通
・河川
・砂防
・港湾
・空港 -
Posted by ブクログ
日本の法人はこの20年で利益を2倍に増やすが、給与増えず株主配当5倍
時価総額が企業の価値に 株主資本主義から公益資本主義へ
配当金全額でも給料の数%
政府の負債≠国の借金 日本国債=円建て 自国通貨を発行してお金を作れる
政府の赤字=国民の黒字 赤字国債=資金注入 過剰インフレを避けるための税金
「信用創造」 金は借りるときに生まれる、返すと無くなる
アベノミクス
「金融政策」〇
日銀の市中銀行からの国債買い入れ
マネタリーベース(日銀が供給する民間銀行のお金の総量)
2013年100兆円→2020年600兆円 =異次元の金融緩和 お金が実体経済へ
「財政政策」×
財政収支=政府の市場への支出額 - 税金で吸い上た金額 ×
2013年 物価上昇 2014年 消費税8% 2029年 10%
消費税で実質給料下落
消費税(全税額の)30% 経済格差拡大 社会保障には2割 残りは返済
法人税 '1980 30%→20%
所得税 '1980 40%→30%
プライマリーバランス(政府の収支) 黒字化すると経済は悪化する
政府は国債を発行して税収よりたくさんの活動をしていくのが当たり前
「成長戦略」×
規制緩和 新自由主義= 多国籍大企業優先主義 利益の最大化
デフレ下では過当競争になりデフレが悪化する グローバル企業に有利
デフレ脱却の策
1.プライマリーバランス規律の撤廃
2.コロナ終息までの消費税凍結
3.企業に対する粗利保障
4.危機管理投資