藤井聡のレビュー一覧

  • MMTによる令和「新」経済論

    ネタバレ 購入済み

    新時代の経済学かも

    インフレ率を財政政策の基準にせよ。根拠は「貨幣とは国家の国民への負債」からすべて説明できるということが筆者の主張である。
    基本原理から分かりやすく書かれていた。

    将来mmtを一部導入して日本がよくなればいいと思う。
    しかしmmtに対する過度な期待は危険だとも思う。

    マルクス主義には致命的な欠陥があった。
    新しい経済理論は一度導入すると途中でやばいと気づいても引き返すことは難しい。ソ連の誕生~崩壊を見ればあきらかである。
    mmtの導入には十分な実験期間が必要だと思う(オンラインゲーム上の通貨などでmmtを導入してみてはどうだろうか?)

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    2020年05月08日
  • <凡庸>という悪魔

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    凡庸さに気づいて
    真面目さと凡庸を履き違えていないか。

    自分は真面目だと思っている人へ読んでほしい一冊

    なにせ私自身、自分の事を真面目だと思い込んでいたけれど、この本を読んでハッとした。
    俺は凡庸だ。

    一人称 おれが凡庸すぎる。


    自分が何か書いて読み返しても面白くない。
    もっと上手に書くにはどうしたらいいんだろう。

    この本を読んで気づいた。
    自分の問いがつまらない。

    ぼんやりとした、全体としての
    みんな や 誰か に対して書くと総じてぼんやりとしてつまらない問いかけになると気づいた。

    ただそんなの気づけるはずがなかった。
    なぜなら、つまらない、空っぽの問いやテーマが正しくて本音

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    2020年01月19日
  • 政の哲学

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    わかりやすいように書いてくださるよ。
    俺のような阿呆にも、おおっこういう見方があるのか!
    などと感動しております。
    頑張れ!藤井聡先生!

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    2019年11月21日
  • 令和日本・再生計画~前内閣官房参与の救国の提言~(小学館新書)

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    日本国民一人ひとりに読んで欲しい良書である、これからは、日本は衰退途上国となっていく。抜本的な国策が必要な転換期に来ており、国民にも本書の内容を正しく理解して欲しい。恐ろしい日本が来る前に、何とかして欲しい。

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    2019年07月08日
  • 「10%消費税」が日本経済を破壊する

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    経済があまり得意でない私でも非常に理解しやすく解説してあり、多くの発見があった。

    メディアでは"消費税が上がるとどうなるのか"という特集は見かけても"なぜ消費税を上げる必要があるのか"という議論はあまり見かけない。ただ"消費税上がるのかぁ""嫌だなぁ"という漠然とした不安が渦巻いていたが、この本は根拠とともに、素人にもわかりやすく消費増税の背景や代替案を提示してくれている。

    読み終わった後に湧き上がる疑問は、「このようなより良い対応策があるのに、なぜ政府は無理をして増税しようとするのか」ということ。
    私たち国民

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    2018年11月15日
  • 「スーパー新幹線」が日本を救う

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    藤井先生、最近陰が薄いです。
    産経はどう言うスタンスで先生に接しておるのかな。
    最近とんと見ないな
    内閣参謀関与で・・反橋下・・・どうすんだろうな
    悪いんだけどさ。小池百合子のコラム始まってわずか
    数ヶ月で店じまいしとるもんだから笑ってしもうたな。
    要するに、小池百合子も同系列なんだよね。俺的にはね。
    ツーカ大勢がイコール橋下にしか見えんし。
    小池百合子は有る意味スゴイ自爆だの。
    瞬間湯沸かし器くらい?政党として綱領?ないのか。
    船中八朔くらい出せば後世まで残る黒歴史になるのに・・。
    緑のタスキは青学だけで十分じゃよ

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    2018年04月13日
  • グローバリズムが世界を滅ぼす

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    現在の行き過ぎた(と個人的には思っている)グローバリズム、自由主義経済については懸念を感じている。という意味では自分は保守なんだと思う。一方で、本書にも書かれている通り、本来反対すべきグローバリズムを今の保守派が進めているのは、やっぱり謎。
    言葉の響きで単純に「よいもの」と思い込んでいるわけではないだろうし、必ずしも個人(および企業)が自己の利益のためのみに利用しているだけだもなさそうな。そんな謎に対する1つの考えも述べられています。
    個人主義、民主主義の行き過ぎ、識字率、劣化(本書ではエリート・指導層の劣化とあったが、国民全体の劣化ともいえるのではないか?)といったいろんな要素を絡めて考えて

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    2016年12月14日
  • グローバリズムが世界を滅ぼす

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    経済音痴の私にとって衝撃的。確かに今の世界は何かがおかしいとはぼんやりと感じていた。本書は、現代の格差の拡大や危機の恒常化の原因がグローバリズムにあり、それが社会を破壊していることを、5人の筆者が座談を通じてわかりやすく説いている。新自由主義(ネオリベラリズム)が制約のない自由として席捲し、隣国同士の経済戦争につながっていることは、EUに見られる。われわれは真の民主主義を守るために、各国がネーションごとにまとまり、独自に規制を定め、グローバリズムから脱却することが必要。しかし世界のエリートの大半はグローバリズムを正しい方向に導く道だと信じているとのこと。…ところで情報のグローバル化は避けられな

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    2016年07月09日
  • グローバリズムが世界を滅ぼす

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    ネタバレ

    グローバリズム、新自由主義を否定的に捉えた一冊。
    普段からグローバル至上主義とも言える風潮に浸っているため非常に新鮮な内容であった。

    本書を通じて、グローバリズムの弊害を以下のように捉えた。

    ・格差拡大
    国境を越えて経済活動がされるため、資本を持つ大企業が残り中小企業は潰れる。
    さらに大企業の中でも資本家と労働者の格差が広がる。
    (さらに生産量が増え供給力が上がることでデフレに繋がる)

    また、同様に大国が富み、小国は貧しくなる。(搾取される)
    本書では、「経済戦争」というワードが使われていたのが印象的。捉えようによっては経済を武器にした帝国主義なのではないか。

    ・伝統や人間関係の崩壊

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    2016年07月04日
  • 強靭化の思想―「強い国日本」を目指して

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    公共事業 道路と自然に対する考え方 大きな課題の本だが、大阪維新との闘いぶり見ていて この著者は信頼に値する人と思う。先日も新幹線のこととで福井県小浜にも 数度目にもなり、来てくれて 私も会えました。

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    2016年01月20日
  • <凡庸>という悪魔

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    読みながら、自分も知らず知らずのうちに「官僚主義」に陥っていたときがあったことを思い出した。
    一人でも多くの人に読まれるべき著作である。
    ハンナ・アーレントの『全体主義の起源』も読んでみたいと思う。

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    2015年10月27日
  • 超インフラ論 地方が甦る「四大交流圏」構想

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    ■「沈黙の螺旋」
     ▸ インフラ論者に対する嫌がらせが繰り返されることで,インフラ論自体がますますメディア上で語られなくなっていく一方,批判する声だけが声高に喧伝されるようになっていく。そうすると今度はそうしたメディア状況それ自身がますますインフラ論者に対するバッシングを加速させていくことになる。
    ■「インフラ政策」こそが成長戦略の要
    ■中長期的な財政再建のためにも,プライマリーバランス改善に拘り過ぎるのは愚かな態度に過ぎない。
    ■「ワイズスペンディング」
     ▸ 限られた財源を「賢く」(ワイズ)「使う」(スペンディング)

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    2015年10月12日
  • <凡庸>という悪魔

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    よかった。少し過激な論調や語り口が目立ってしまうが
    述べていることは、概ね賛同します。
    ハンナ・アーレントの本はいつかよみたいと思って
    いたのですが。この本はアーレントの論述を(詳細に)
    とりあげているわけではないのですが、アーレントの
    論を取り入れて展開している感じです。
    「全体主義」とは、それこそ昔の軍国主義や戦争時の
    イメージがありますが。
    ”「兎に角、全体にしたがくべし」という考え方、および
    それに基づく社会現象”を全体主義というということで
    あれば、今の日本や世間は全体主義が蔓延している
    と思ってしまいます。
    いじめの問題。なんでもかんでも改革ということ。
    新自由主義経済。グローバリ

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    2015年07月26日
  • 新幹線とナショナリズム

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    新幹線ネットワークに外れた金沢、和歌山、徳島、富山等の明治期の大都市が衰退しているという事実に驚いた。
     インフラの整備の重要性が改めて理解できたが、この20年ほど続いたマスコミの公共事業たたきにより国民に嫌悪感が染み付いてしまっているのでこれをどう払拭するかが問題だと思う。

    今現在の新幹線の重要性を認めない人はいないと思うが、当時の鉄道斜陽説を跳ね返し新幹線建設をやり遂げたことは非常に大変だったことが伺える。
     著者の藤井聡氏の国土強靭化計画に大いに期待するところです。氏の著作もそうだが、ネット上で見ることのできる動画を見ると氏の大変広く、深い思想、見識を垣間見ることができるのでお勧め。

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    2013年09月30日
  • 救国のレジリエンス 「列島強靱化」でGDP900兆円の日本が生まれる

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    他の国ではない、日本の救国。
    著者の藤井氏は内閣官房参与。
    著者の日本民族、日本国土、日本国に対する「愛」を感じる1冊。
    「こんな日本に住みたい」と思える本。
    こんな風になったらいいなぁ~。
    頼みますよ、政治家さん。

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    2014年11月16日
  • 日本破滅論

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    痛快!

    破滅論に秘められた、物事を達観し、本質を見抜くという思考回路。

    この国の政治、経済、社会に危機をもたらす、構造改革、デフレ下の、大増税、自由貿易至上主義、ポピュリズム・・・

    その根本にある日本の病理が透けてみせる。

    ヨーロッパの大学で学んだお二人の痛快な対談でした。

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    2013年05月08日
  • 救国のレジリエンス 「列島強靱化」でGDP900兆円の日本が生まれる

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    ネタバレ

    大学の自分の所属していた研究室の教授の著書。
    藤井先生らしく非常に刺激的な内容であるが、とても力強く、明確なビジョンがあり、すばらしかった。一般向けの書籍であるためか論に強引な部分があり、全てを鵜呑みにできるわけではないが、(各種データのサンプルの出し方や乗数効果の話しなど)参考にすべきだし、国家が方向性を持って突き進んでいくために、この本の内容は進めていってほしい。参与に入られたし一層ご活躍頂きたい。
    <その他感想>
    ・強靭化の施策の話はビジョンがありおもしろかった
    ・現在著者の言う通り需要があるところに投資を行っていることが多いイメージだが、地方投資をして、どこまでの効果があるかは疑問を感

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    2013年03月17日
  • 救国のレジリエンス 「列島強靱化」でGDP900兆円の日本が生まれる

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    「救国のレジリエンス」、この本を一言で表すのなら、正に題名通りの本である。

    公共投資にはムダも存在するが、耐震化、緊急時を想定した地方への高速道路の建設等の「必要な」公共事業も存在する。日本では平成の関東大震災や東南海地震等の災害が懸念されており、同書ではそれらの災害へ対処するための予算は10年間で約200兆円(1年間で20兆円)であると見積もっている。
    現状では、10兆円にも満たないまでに公共事業予算は減少している。マスコミから批判されている公共事業、その存在意義について考え直す必要があるのは明白である。

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    2012年06月11日
  • 救国のレジリエンス 「列島強靱化」でGDP900兆円の日本が生まれる

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     前向きな本。日本にはまだ未来はある。

     日本が現状を打破するためには、一人一人の国民がしっかり、真実を知り、そこから自分自身でしっかり考え判断する力を養っていく事なんだと思う。
     
     

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    2012年07月01日
  • 救国のレジリエンス 「列島強靱化」でGDP900兆円の日本が生まれる

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    まだ続くかもしれない大災害。しかしそれを克服することで日本の未来に希望を見いだす内容です。ポジティブな論調が良いです。

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    2012年04月16日