中野孝次のレビュー一覧

  • すらすら読める徒然草

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    有名だけどなどういう事が書かれているのか分からず興味があった。
    対比もできるし説明もとてもわかりやすい。

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    2018年09月02日
  • ブリューゲルへの旅

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    教養主義盲信や戦争体験など、自らの精神誌に引き寄せたブリューゲル論。巻末の自作解題によれば発刊当時、美術史家からは辛辣な批評を受けたようだが、大正末期生まれのインテリの思考遍歴の記録として貴重。

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    2012年06月21日
  • すらすら読める方丈記

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    方丈記、そして鴨長明が好きだ。

    自分の心の赴くままに、好きなものを好きだと楽しむ。

    人にどう見られたとしても、自分の心を大切にする生き方は、当時はもちろんだけど、今でも必要な考え方だ。

    「こうするのが当たり前」

    「みんなと同じようにしよう」

    そう思って、自分の心に嘘をついて、無理をして生きる。

    そんなことが当たり前にある現代で、鴨長明が方丈記で書いたことは、生き方を考えるきっかけになる。

    何が豊かかを決めるのは、自分の心一つ。

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    2025年04月14日
  • 本阿弥行状記

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    先日、本阿弥光悦の大宇宙展を観てきたので、読んでみた。清貧の思想で有名な中野孝次さんの作品。光悦の孫にあたる光甫が、光甫の孫であるばばに語り書かせた内容をばばが語るという物語。没落していく本阿弥一族の物語。その栄光の時代を支えた本阿弥の思想、哲学がばばの語りにより伝えられていく。本物を見極める視点、姿勢はそのまま生き方に通じていく。ではなぜ没落してしまうのか、と疑問に思いつつ、時代の流れについていけない不器用さもその生き方の一つなのでしょう。この手の流れ、日本人は比較的好きだよなぁと思う。今はしっくりこないけど、嫌いではない。なんにしても、光悦の凄さだけはびしびしと伝わってきた。

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    2024年03月29日
  • ローマの哲人 セネカの言葉

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    セネカを礼賛しているのは解るが

    代わりに現代社会とか現代人とかをディスり過ぎなのはどうかと思う。
    著者がかなり高齢なせいもあるのかもしれないが。

    特に最後のほうの、近頃の子供は我慢がきかず授業中10分も座っていられず立って歩きまわるみたいな話は、単なる一部の発達障害者とか、名前を書ければ入れるような教育困難校と呼ばれるところにいる、知的や発達など何らかの障害のあるような生徒の事を指して言ってるだけではないかと思ってしまう(実際、生徒の何割かは療育手帳が取れるような、そういう普通高校もあるので)。
    何となしそういうのが知られていなかった、非科学的な根性論の時代に引き戻そうとしているように感じて、自分は受け付けないかな(昔は自

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    2023年07月17日
  • すらすら読める方丈記

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    世の煩わしさから抜け出し周りを気にする事なく自由に暮らすさまは清々しく、全て実践はできなくても気の持ちようだけでも取り込んでみたい。

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    2022年11月09日
  • すらすら読める方丈記

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    「ゆく河の流れは絶えずして」
    古典って読むの楽しいね。
    世捨て人になった鴨長明。

    これもまた栄枯盛衰なのよ。

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    2022年02月06日
  • すらすら読める方丈記

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    ネタバレ

    方丈記、鴨長明、日本三代随筆(エッセイ)
    平安〜鎌倉

    ★好きなことをして生きると楽しいよ

    ■大災害と挫折
    ・人と住居
    ・視点と美文
    ■出家と隠居
    ・ミニマリスト
    ・山奥ニート

    ■生まれ
    ・下鴨神社、公家、禰宜(神職)の子(18歳)
    ・父:長継の死→祐兼に禰宜の争い敗北(21)

    ■5大災害(平家、新仏教)
    ・安元の大火(23)
    ・治承の辻風(26)
    ・福原遷都(26)
    ・養和の大飢饉(27)
    ・元暦の大地震(31)
    →絶望

    ・和歌所で後鳥羽上皇に歌の才認められる念願の禰宜かと思いきや祐兼に合理的に言いくるめられ跡取りは佑兼の息子へ(47)
    →後鳥羽上皇はもう1つ偉いポストをつくり別の神

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    2022年02月02日
  • すらすら読める方丈記

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    中学生のとき暗記させられた有名な冒頭文が、大人になってから気になっており、 全文読みたくなりました。
    一貫して「人と住処(すみか)」の無常観が説かれています。 リズムがいいため、お風呂で教えていたら4歳の娘が意味も分からず覚えてしまいました!

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    2021年04月18日
  • すらすら読める方丈記

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    これはわかりやすい

    訳者のくだけた文章による解説がわかりやすく、入門者用にとてもおすすめです!訳者は方丈記作者である鴨長明のファンで方丈記の愛読者自らによる解説本って感じです。

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    2022年09月29日
  • すらすら読める方丈記

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    ページの上段に原文が、下段に現代語訳が書かれている。原文には振り仮名が振ってあり、文字も大きくて読みやすい。また、段落毎の解説はユニークで面白かった。

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    2012年11月12日